海洋環境エネルギー工学研究室では、海上風、潮汐、海流、波浪などの海洋再生可能エネルギーを利用する技術の開発、及びこれらの技術の海洋環境への影響評価に関する研究を行っています。現在、以下の研究テーマを取り組んでいます。
洋上再生可能エネルギー複合利用のための低コスト・高機能浮体構造物の開発
新型高効率潮流・海流発電システムの研究開発
浮体式送電塔による洋上空中送電システム構想の研究
次世代CFDシミュレーション手法の開発と洋上風力発電浮体の安全性評価及び潮流発電ファームの発電装置最適配置への応用
浮体式多目的洋上エネルギーファーム
着底式潮流発電装置
浮体式送電塔
海洋工学では多相流問題や流体・構造連成解析問題の複雑なCFDシミュレーションが必要です。実務への利用が可能な計算負荷で超高解像度計算を実現し、それらの問題に対して商用ソフトよりも高精度な解析の実現を目指しています。今後の計算機ハードウェアの発展方向性を見越して、超高並列性能を有する次世代CFDソルバーの開発に関する研究を行っています。現在、以下の研究テーマを取り組んでいます。
高精度Flux Reconstruction (FR) 法に基づく多相流ソルバーの開発
CFDシミュレーションへの機械学習の発展可能性の研究
粒子法や格子ボルツマン法による複雑流体現象の超高解像度計算に関する研究
有限体積法によるスロッシングタンク解析
格子ボルツマン法による波浪衝撃計算
高精度FR法による多相流計算(界面と速度場)
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