主宰・指導者 辻 裕久 TSUJI Hirohisa
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修了。英国王立音楽院大学院演奏家養成コースを、名誉ディプロマを得て修了。1994年ダイアナ妃後援による『メサイア』公演のソリストとしてロンドン・ロイヤル・フェスティバルホールにデビュー、オペラ、オラトリオ、古楽のソリストとして国内外で活躍するほか、現代音楽の分野でも数々の世界初演、日本初演を手がけ、特に英語歌唱のエキスパートとして貴重な存在となっている。イギリス20世紀歌曲とヘンデル作品の歌唱に対し、グレートエルム声楽賞(英)受賞。第32回フランシスコ・ヴィニャス国際声楽コンクール第3位並びに最優秀オラトリオ・リート歌手特別賞(西)受賞。現在、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。ヘンデル・フェスティバル・ジャパン実行委員。
オルガン 勝山 雅世 KATSUYAMA Masayo
大阪府出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。アカンサス音楽賞受賞。バーゼル・スコラ・カントルムに留学。2003年オランダのアルクマール・シュニットガー国際オルガンコンクール第3位入賞。07年からヘンデル・フェスティバル・ジャパンで通奏低音を担当。08年から21年まで、サントリーホール主催「それいけ!オルガン探検隊」で演奏、企画に携わる。N響第九Special Concertの前公演に多数出演。22年、彩の国さいたま芸術劇場の「キミとの遭遇~地上の音楽と踊りをめぐる旅~」で、演奏と音楽制作を担当。近年、特に子供のためのコンサートに力を注ぎ、小学館の図鑑NEOシリーズの音楽版で、録画演奏を行っている。また趣味の「観る将」(将棋を観て楽しむ)を通じて、将棋とコラボレーションした演奏会を企画し好評を得る。日本オルガニスト協会会員。
練習ピアニスト 樋口 舞 HIGUCHI Mai
桐朋学園大学音楽学部卒業、研究科修了。その後渡独し、Felix Mendelssohn Bartholdy音楽大学ライプツィヒ修士課程を首席卒業。ドイツPIANALE国際ピアノコンクール第3位。特別賞及びローム奨学金受賞。副賞としてFulda(独)にて2夜連続ソロリサイタル。大学の推薦を受け、ライプツィヒを始め、ドイツ各地にて演奏活動を行う。また、オーストリア、ドイツ、イタリアなどヨーロッパ各地のセミナーにてディプロマ取得。2017年9月日本に拠点を移し、帰国記念リサイタルを開催。地元紙に掲載される。現在、演奏活動、後進の指導と共に、フェリス女学院大学音楽学部にて副手を務める。これまでに、江崎光世、松元みなえ、上原興隆、Gerald Fauth, Jacques Ammon 各氏に師事。また室内楽を、藤井和興、干野宜大、川村文雄の各氏に師事。
練習ピアニスト 猪口 真理 INOGUCHI Mari
フェリス女学院大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。桐朋学園大学院大学音楽研究科演奏研究専攻修了。クールシュベール夏期音楽講習会、ウクライナ春期音楽セミナー、ザルツブルク夏期国際音楽セミナー、草津夏期国際音楽講習会等国内外のセミナーに参加。これまでに、ピアノを下田幸二、橘高昌男、上田晴子、若林顕、故 野島稔、岡田博美の各氏に、室内楽を故 名倉淑子、井上雅代、中井恒仁、銅銀久弥、藤原浜雄、上田晴子の各氏に師事。フェリス女学院大学音楽学部非常勤副手を経て、合唱、声楽伴奏、管弦楽器等、主にアンサンブルピアニストとして活動をしている。ユリミュージックキャンパス、昭和音楽大学附属音楽教室ピアノ講師。