北海道小動物獣医師会年次大会2023

北海道小動物獣医師会年次大会2023の開催にあたって

　平素より当会の活動にご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。新型コロナ自粛緩和からの一歩目を迎え、皆様におかれまして益々ご盛栄のこととお喜び申し上げます。

　当会は北海道の小動物獣医師相互の連携により、小動物獣医学の向上と獣医事問題の解決にあたることを目的として平成3年(1991年)1月に設立され、現在の会員数は233名、賛助会員11名となっております。年次大会におきましては、全道各地から獣医師、動物看護職、獣医科大学関係者、そして全国から協賛企業様が集まり、顔を会わせながら学術研鑽、情報交換を行なっております。

 　さて、本年は2023年11月4日（土）、5日（日）の2日間にわたりロイトン札幌において「北海道小動物獣医師会年次大会2023」を開催させていただく運びとなりました。新型コロナの影響で２年間の開催中止に引き続き、昨年は３年ぶりに１日のみのハイブリッド開催をさせていただきましたが、本年は従来通り懇親会を含めて２日間の開催を予定しております。開催にあたり、皆様に奮ってのご参加をお願いいたしたくご案内申し上げます。

　「北海道小動物獣医師会年次大会」は、私たち獣医師および小動物医療関係者の経験と知識を共有し、新たな知識を得る場であり、交流の場でもあります。今年のプログラムは、業界の最新情報や新たな治療法についての講演が盛りだくさんです。ぜひご参加いただき、共に学び、成長しましょう。

　当会は伴侶動物医療を取り巻く環境がめまぐるしく変化する中、小動物医療関係の皆様とは組織の枠を越えた「横のつながり」を大切にしなくてはいけないと考えております。獣医師、愛玩動物看護師、大学、専門学校、企業様とのつながりを強固にすることで、この業界のさらなる発展に邁進する所存でございます。「北海道小動物獣医師会年次大会」が魅力的な発展の場になるよう努めてまいりますが、皆様のご協力があればさらに心強いものとなります。つきましてはご案内の通り、皆様のご参加を広く募集いたしますので、ご協力のほど重ねてお願い申し上げます。

　全世界が変化し続けている激動の時代ですが、混乱の渦に負けず獣医師として、愛玩動物看護師として、小動物医療関係者として、情熱を燃やし続けましょう。そして、年次大会でお会いできることを楽しみにしております。 

末筆ではございますが皆様の益々のご繁栄とご健勝を心からお祈り申し上げ、案内の挨拶とさせていただきます。

北海道小動物獣医師会会長

掛端　健士