日高合同巡検
日高合同巡検
2018/07/07-08
2018/07/07-08
お久しぶりです、西川です。
北海道にも夏の気配がし始めたこの週末を利用して日高の方に巡検してきました。
メンバーはGROUNDの4名に加えて、茨城大から3名、千葉大から1名の参加がありました。
今回の巡検ではポロシリオフィオライトや日高変成帯の岩石の観察した他、寄り道して日高山脈博物館をみんなで見学したりしました。また今回の宿の裏は北大の地惑3年生が授業でルートマップ実習を行う沢でもありました。前期の授業を懐かしみつつ断層岩を探したり、転石のクローム鉄鉱・灰クロム柘榴石を拾ったりしました。
日高山脈博物館にて
日高山脈博物館にて
日高の石がいっぱい。うーん、ハビタブル。
地質学についての基本的な学習コーナーもありました。
写真は地球を触って喜ぶ第九紀代表フィールドにて
フィールドにて
入林届けを出して行ってきました
層状の橄欖岩
チロロの巨石
スケールはハイエースハイエースで渡渉
林道に川が出来てる(ドボーーンハイエースで渡渉
橄欖岩クッキー?!
橄欖岩クッキー?!
この巡検では千葉大の同志が"橄欖岩クッキー"なるものを作ってきてくれました。
橄欖岩にはうるさい我々GROUNDですが、これにはと驚嘆の声をあげざるを得ませんでした・・・。
Olivineの基質のなかにClinopyroxeneやOrthopyroxene、そしてSpinelがいて外側はきな粉色に風化が進んでいる・・・。
そうです、あの親の顔より見た幌満の橄欖岩そのもののじゃないですか!
残念ながら味は橄欖岩風味ではなく普通の美味しいクッキーでしたが、ついついいつもの癖でスケールの一円玉を取り出して写真を撮っていまうほどの一品に出会うことができました。
合同巡検楽しかったですね。
近年あまり他大の地学サークルとの交流の薄いGROUNDですが、また一緒に巡検しましょう!
お疲れ様でした。