2019年度にスタートした新学術領域研究「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot」プロジェクトは2023年度に最終年度を迎えます。その間、領域全体会議は4回を数え、国際ワークショップや各種シンポジウム・研究集会などを主催・共催してきましたが、領域全体にわたる一般研究集会は未開催でした。プロジェクト期間の前期で得られた多くの研究成果に基づき、後期(2022~23年度)において班内連携・班間連携・公募課題連携を通してさらに研究を発展させる機会として、また大気・海洋分野の研究者・学生間の活発な研究交流・情報交換を促進する場を提供する目的として、本研究集会を開催します。多くの方々のご参加を希望します。
プロジェクト関連の研究者ならびに学生
口頭発表またはポスター発表(聴講のみでももちろん参加できます)
現地対面のみ、オンライン配信なし
本研究集会は口頭セッションとポスターセッションを設けており、口頭セッションは下記セッションから構成されます。班間連携やサブワーキンググループを考慮して構成されています。
黒潮大蛇行と大気海洋相互作用
冬季日本海の大気海洋諸現象
東シナ海と梅雨
台風とその他のストーム
異常気象と長期予報・将来予測
一般
(拡大総括班会議は本研究集会終了後の3月10日午後に開催されます。)
これまでの領域全体会議において実施されてきた若手発表賞を本研究集会でも設けます。学生および博士取得後5年以内の方(以前に受賞された方は除く)による特に優秀な発表を表彰します。有資格者は参加登録時に自動的にエントリーされます。
九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
1-2日目と3日目は会場が変更になります。(両会場は徒歩圏内です。)
椎木講堂は国内の大学では最大級の施設で、コンサートホールの他に半円状のガレリア、ホワイエ、ギャラリーを有し、地域の観光スポットの一つにもなっています。コンサートホールの雰囲気を堪能しながら、各講演の聴講をお楽しみください。ポスター会場は椎木講堂 2F のホワイエを予定しています。
(3月10日午後 拡大総括班会議も稲盛財団記念館稲盛ホールを予定しています。)