花きではキク属遺伝資源、高知県で栽培される品目を対象として研究を進めています。
キク(栽培ギク)は、日本では誰もが知る園芸植物ですが、その成り立ちには東アジア地域に自生する様々なキク属野生種間が関わっていると考えられています。キク属野生種は日本から中国にかけての東アジア地域で広く分布しており、研究室では日本国内の野生種を中心に遺伝資源の保存とそれらを用いた研究を行っています。
広島大学を中心として進められているプロジェクトに分担機関として参加しています。高知大学は広島大学で収集したキク属及びその近縁種の遺伝資源を安定的に保管するためのバックアップ機関として活動しています。
キク属野生種が持つ特性を遺伝学的に理解するために分子生物学・分子遺伝学的実験手法を用いて研究を行っています。主な研究課題はキクタニギクに見つかった自家和合性変異のメカニズム解明ですが、野生ギクに見られる生態的特性の違いや栽培ギクの重要形質などに関して遺伝子レベルでの理解を進めて行きたいと考えています。
オキシペタラム(Oxypetalum, Tweedia caerulea, ブルースター)は星形で青色の花をつけるかわいい品目で、芸西村を中心として高知県で広く栽培されています。オキシペタラムは大量増殖技術に課題があるということで新たに研究を始めました。