当園のお茶は、耳納連山に囲まれた巨瀬川源流付近のうきは市浮羽町妹川を中心に、 耳納連山の麓にある吉井町屋部、そして、浮羽と八女市星野にまたがる合瀬耳納高原で栽培しています。生葉摘採から荒茶加工・仕上げ・袋詰めまでの一貫生産です。100%混じりっけのない自園の安全なお茶です。
茶畑のある浮羽山間部は日照時間が短く、気温が低く、霧が発生しやすいうえに昼夜の温度差が大きいのが特徴です。 そのため、新芽がゆっくりと生長し、うま味成分が長く保たれます。
霧が多いこと、周りの木々が茶園に影をつくる、さらに我が家では全園被覆することでアミノ酸が多くなり、苦み・渋みが少なく、うま味・甘みの強い緑の濃いお茶が生産されます。荒茶への加工処理能力に限度があるので、平坦地から標高600mまでの分散した茶園と品種の組み合わせで茶の摘採期の集中を防いでいます。
発がん作用抑制効果
カテキン類やビタミンCなど抗酸化作用によるものです
食中毒を防ぐ
カテキンに強い殺菌効果があるからです
美容と健康
お茶に多く含まれるビタミンCには肌に弾力性を与え水分の減少を防ぎます。
肌の色を黒くするメラニン色素の生成を抑制する効果があります。
虫歯予防
カテキンの殺菌作用により、虫歯菌の繁殖を防ぎます。
そして、緑茶に含まれるフッ素が、歯のエナメル質を守って虫歯に対する抵抗力をつける効果もあります。
ダイエット
カフェインに脂肪の燃焼を促す働きがあるからです
動脈硬化や脳卒中予防
善玉コレステロールが体内に増えるからです
血糖値をさげる
カテキンによるものです
口臭を防ぐ
フラボノイドや、殺菌作用によるものです
2月上旬
春肥1:1番茶の品質をあげるために有機質肥料をまきます
2月下旬
春肥2:葉緑素を増やす苦土肥料をまきます。光合成が活性化します。
3月上旬
春肥3:春肥①同様有機質肥料をまきます
3月中旬
春整枝:萌芽前に茶株面をならします。
4月上旬・中旬
芽出し肥:萌芽にあわせ2回にわけ硫安をまきます。
5月上旬~5月下旬
1番茶摘採:遮光資材で1週間ほど遮光したあと摘採します。
日射を制限すると新芽は色が濃くなり、うま味成分が多く、苦渋み成分が少なくなります。
6月上旬
夏肥:即効性である硫安をまきます
6月中旬~7月中旬
2番茶摘採:1番茶と同様遮光をします
8月上旬
秋肥:翌年の1番茶に向け有機質肥料をまきます
10月中旬
秋整枝:2番茶後に伸びた枝を整えて茶株面を作る
9月~2月にかけて堆肥・すすき・竹チップなどの有機物を施します