和紅茶について
和紅茶について
茶は、「チャ」の葉から作られますが、加工方法の違いによって、緑茶、ウーロン茶、紅茶などになります。
お茶の葉を摘み取ってすぐに加熱し、発酵(酸化発酵)しないようにして作ったのが緑茶、完全に発酵(酸化発酵)させるのが紅茶、その中間に位置するのがウーロン茶などの半発酵茶です。
当園では、平成23年より紅茶の製造にとりかかりました。
苦味・渋みが少なく、まろやかな風味、素朴な香りがしてバランスのとれた優しい味わいが特徴です。
和菓子にもぴったりな和紅茶で、ミルクティーや生姜紅茶としても楽しめます。
苦味がなく、まろやかな風味、素朴な香りがして、和菓子にもぴったりな和紅茶です。
ミルクティーや生姜紅茶としても楽しめます。
萎凋
摘んだ茶葉の水分を15~20時間かけてとばします。生葉の総重量は60~65%に減少します。
揉捻
茶葉を揉むことで茶葉の細胞組織を破壊し、酸化発酵を促します。紅茶の香気・味・水色のベースをつくる重要な工程です。
玉解き・ふるい分け
茶葉の塊をほどき、ふるうことでふるい落とされた「ふるい下」とふるいに残った「ふるい上」にわかれます。ふるい下は次の工程へ。ふるい上は再び揉捻にかけます。
発酵
室温25℃~30℃、湿度90%で放置させることで、緑色だった茶葉が赤色になり紅茶の香りがし始めます。
乾燥
乾燥機にいれ、100℃前後で発酵をとめます。その後、水分3~5%になるまで乾燥させます。