本庄研究室
分子「生物間相互作用学」/植物分子生態学
本庄研究室
分子「生物間相互作用学」/植物分子生態学
多様な生物からなる生態系は、様々な生物との相互作用の上に成り立っています。しかし、外来種の侵入や温暖化による生物の分布変化は相互作用のバランスを崩し、例えば抵抗性を持たない植物への病気蔓延はその典型例です。絶妙なバランスの上に成り立つ植物をとりまく生物間相互作用は、どのように調整されているのでしょうか。生態学に最新の分子生物学的手法を取り入れて、生物間相互作用の解明に取り組んでいます。
お知らせ:
2025.7.4~ シャーブルック(カナダ)で行われるカナダ生態学会に参加します。
2025.6.2 シャーブルック大学(カナダ)の Isabelle Laforest-Lapointe 助教にご講演いただきます。
2025.5.1 ソウル国立大学データイノベーション科学研究所(IDIS)とMOU(IDIS-CER)締結式がおこなわれました。
Joint Symposiumで本庄と大坪(D3)が発表を行いました。
2025.3.26-28 植物病理学会年会に参加しました。
2025.3.14〜 第72回 日本生態学会大会に本庄研から学生2名、ポスドク1名が参加しました。
2025.2.28 滋賀県植物病理懇話会でD3の大坪雅さんが発表しました。
論文を発表しました
・Honjo MN, Emura N, Kamitani M, Kudoh H (2025) Cold suppresses virus accumulation and alters the host transcriptomic response in the turnip mosaic virus ̶ Arabidopsis halleri system. Plant and Cell Physiology, pcaf010, https://doi.org/10.1093/pcp/pcaf010
2024.12.6 種生物学会シンポジウムで発表しました
2024.9.20 植物病理学会関西支部会で発表しました
論文を発表しました
・Nishio H, Cano-Ramirez DL, Muranaka T. Dantas LL de Barros, Honjo MN, Sugisaka J, Kudoh H, Dodd AN (2024) Circadian and environmental signal integration in a natural population of Arabidopsis. Proceedings of the National Academy of Sciences 121 (35), e2402697121
論文を発表しました
・Yumoto G., Nishio H., Muranaka T., Sugisaka J., Honjo MN., Kudoh H (2024) Seasonal switching of integrated leaf senescence controls in an evergreen perennial Arabidopsis. Nat Commun 15, 4719 https://doi.org/10.1038/s41467-024-48814-z
第8章 植物の記憶:誘導防御とプライミングを執筆しました
過去の情報:
書籍を執筆しました
・「植物の行動生態学: 感じて、伝えて、記憶し、応答する植物たち」が文一総合出版より出版されました。
第8章 植物の記憶:誘導防御とプライミング を執筆しました。
2024. 3.18 日本植物生理学会でシンポジウムを開催しました
Survival strategies and its molecular basis of plants through switching life histories
Organizers: Eriko Sasaki (Kyushu University) / Mie N. Honjo (Kyoto University)
2024.3.16-21 日本生態学会で発表をしました
「低温はウイルスに対するハクサンハタザオの遺伝子発現応答を変化させ、病徴を緩和する」
他、4題
2023.9.21 山口大学研究拠点群形成プロジェクト「植物ロバストネスの理解に基づく環境適応植物の創出」令和5年度シンポジウム
で講演させていただきました
「季節環境下におけるウイルスの継続感染とその維持機構 」
2023.6.5-9 第33回国際シロイヌナズナ研究会議(ICAR2023)で発表しました。
2023.3.17-21 第70回日本生態学会大会 で発表しました。
D1の大坪雅さんが最優秀ポスター賞を受賞しました!おめでとうございます!!
「カブモザイクウイルスが植物―アブラムシ相互作用に与える影響と介在遺伝子の探索」
大坪雅, 工藤洋, 本庄三恵(京都大学)
2023.3.15-17 第63回日本植物生理学会で発表をしました。
・ウイルス感染によるハクサンハタザオの成長阻害と遺伝子発現応答に対する低温の効果
○本庄 三恵1、榮村 奈緒子1,2、神谷 麻梨1,3、工藤 洋1(1. 京大・生態研セ、2. 鹿大・農、3. 京大・iPS細胞研究財団)
・カブモザイクウイルスがハクサンハタザオ―アブラムシ相互作用に与える影響とその原因遺伝子の探索
○大坪 雅1、工藤 洋1、本庄 三恵1(1. 京大・生態研セ)
2022.12.3-4 第54回種生物学シンポジウムに参加しました。
2022.11.19 2022年度(第11回)近畿植物学会講演会で講演させていただきました。
「自然生態系における植物ーウイルス相互作用をRNA-seqで紐解く」
2022.10.21 第339回生態研セミナーで高橋英樹先生(東北大学・農学研究科)と増田税先生(北海道大学・農学研究院)にご講演いただきました。
高橋英樹「病気を起こさないウイルスは植物に何をもたらすのか?」(What do nonpathogenic viruses do to plants?)
増田 税「キュウリモザイクウイルスのYサテライトRNAの生き残り戦略」(Survival strategy of Y-satellite RNA of cucumber mosaic virus)
2022.9.21-22 日本植物病理学会関西部会で発表をしました。
2022.9.15-19 日本植物学会第86回大会で発表をしました。
2022.8.22 『Plant Microbiota Research Network』(PMRN)のシンポジウムPMRN2022でD1の大坪雅さんが最優秀ポスター賞を受賞しました!
2022.3.14-18 第69回日本生態学会大会 で発表をしました。
シンポジウム 遺伝子発現制御の生態学:DNAメチル化・クロマチン修飾・RNAサイレンシング
2021.12.3-5 第53回種生物学シンポジウムで発表しました。
2021.11.14 縦横無尽の会で発表させていただきました。
2021.7.29 「シカの脅威と次世代型森林再生のロードマップ研究集会」で発表しました。
2021.6.25 生態研セミナーで吉田 健太郎さん(京大・農学研究科)と有村 源一郎さん(東京理科大・先進工学部)に ご講演いただきました
キーワード:
植物生態学、分子生態学、微生物生態学
植物ウイルス、遺伝子発現解析、RNA-seq、RAD-seq、多検体、カブモザイクウイルス、ハクサンハタザオ
コイヘルペスウイルス、シアノファージ、琵琶湖、陸水学
一緒に研究をしたいという学生さん、博士研究員を募集しています。ご希望の方は下記にご連絡ください。
連絡先:mhonjo (at) ecology.kyoto-u.ac.jp
所属:京都大学 生態学研究センター