白鵬旗の由来
白は雪であり流氷である。
雪は純粋・清潔・公明正大そしてくもりなき若人の心を意味している。
流氷は静と動の魂りであり、雄大・明朗・団結協力と若人の特権を意味している。
また、この「白鵬旗」争奪高等学校剣道大会は毎年2月開催を恒例としており、そのときオホーツク海は流氷群と雪におおわれ、まさに白一色の景色である。鵬は想像上の大鳥(おおとり)で、翼の長さ三千里。九万里の距離をひと飛びするといわれている。ものごとが偉大な飛躍と成就を遂げる意味がある。
大会の経緯
この大会は、昭和51年に網走市武道振興会事務局を網走高校に置き「網走管内高等学校剣道選手権大会」を開催したことに始まる。
昭和55年度から「白鵬旗争奪高等学校剣道大会」と名称を新たにして行われた。昭和63年度からは女子の部も実施されるようになり、平成19年度第28回大会までは網走市で行われていた。参加校の増加等により平成20年度第29回大会から平成30年度第39回大会までは北見市で行われるようになった。
令和元年度第40回大会からは、より参加しやすいことを考え札幌・石狩管内に場所は変わるが、北海道の高校剣道唯一の勝ち抜き試合の大会として今後も継続していく方針である。