MINORU HOKARI










1971.7.8-2004.5.10             

ごあいさつ

弟、保苅実が32歳という若さでこの世を去ってからもう何年もの月日がたちました。亡くなる数日前に書き上げた原稿が、数か月後に『ラディカル・オーラル・ヒストリー:オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』(御茶の水書房)という一冊になって、この世に生まれました。どれだけ多くの方がこの一冊を通じて、保苅実に出会ってくださったことでしょう。

恩師であるジミーじいさんが言ったように、保苅実はカントリーに呼ばれてグリンジの人々に出会いました。弟がやりかけたことを、研究者でもない私がやり遂げられるとは思っていませんが、短い人生で彼が成し遂げたことを、一人でも多くの人たちに伝えていくことはできます。

保苅実が生きた証である花弁の爆発がこれからも続くことを祈ります。         


保苅由紀

 おしらせ

オーストラリア国立図書館のデジタルアーカイブTroveに、今年4月29日時点の状態が永久保存されることに決まりました。

https://webarchive.nla.gov.au/tep/187236

 

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2024.04.10 保苅実著作集 BOOK 1 「生命あふれる大地」(図書出版みぎわ)刊行

2022.07.08 新サイトを開設

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