星のお巡りさん
「銀河鉄道」がひそかに開通した現代では、
星を巡る列車『星巡(せいじゅん)列車』が空を走っています。
中でも白い蒸気機関車"スターパトレイン号"は
「観光列車」と「交番列車」二つの顔を持つ珍しい乗り物です。
汽車を動かすのは日本の小さな町で暮らす家族。
車掌は父、食堂車には母。
主人公・プラス(13)は鉄道の安全を守る少年警官。
兄弟、友人、恋人も乗車して車内はいつも優しい雰囲気。
プラスたちは乗客や沿線住民に寄り添い、
悩みがあれば力になってくれます。
観光していれば旅の思い出をくれます。
彼らは人々の"心の安全"も守っているのです。