第 2回 HiSOR-II に向けたミニワークショップ
~軟X線の活用の新展開~
2025 年 12 月 12 日 (金)
広島大学 学士会館 2F レセプションホール
世話人:高橋 修, 服部あゆみ
広島大学放射光科学研究所 HiSOR では、これまで主に真空紫外線域の低エネルギー光源を活用し、
固体物質の電子(スピン)構造の精密測定
生体分子の構造解析
といった分野を中心に研究を展開してまいりました。現在、次期放射光リング計画として HiSOR II の構想を進めております。リングの設計思想としては、エミッタンスを回折限界まで低減し、現行の加速エネルギー 700 MeV から 600 MeV へと一段階低いエネルギーでの運転を想定しております。ただし、今後取り組む研究テーマや手法の多様化に伴い、必要となるビームラインやリング構成にも柔軟に対応していく必要があると考えております。そこで、HiSOR II 計画の具体化に向けて、定期的にワークショップを開催することにいたしました。
第 2 回本ワークショップでは、軟X線を用いた物性研究および先端計測の分野でご活躍されている研究者にご参加いただき、発表・討論を通じて、HiSOR II 計画に対する多角的なご意見を伺うことを目的としております。皆様の貴重なご知見を、今後の HiSOR II の構想・設計に反映させる機会としたく、ぜひご参加を賜りますようお願い申し上げます。
熊木 文俊 (KEK)
中島 伸夫 (広島大)
大東 琢治 (KEK)
徳島 高 (MAX IV)
朝倉 大輔 (産総研)
仁王頭 明伸 (広島大)
薮田 ひかる (広島大)
今までのミニワークショップ
高橋 修 (広島大)
E-mail: shu -at- hiroshima-u.ac.jp