この5年間は、コロナ禍に対応した取り組みや効率化をメインに行ってきましたが、それぞれ一定の成果を上げることができたと考えています。その後、ソフトバレーボールを取り巻く状況も新たなフェーズに入ってきたようです。
その一つにソフトバレーボール愛好者自身が大会や複数チームでの練習試合を開催したりすることが多くなってきたことがあげられます。「自分たち自身で楽しむ」ところまできたことは、生涯スポーツ普及を目指してきた本連盟としては大変喜ばしいことです。プレーヤーの総人口は少子化とともに減少していますが、身近な生涯スポーツの一つとして浸透してきたことがうかがえ、各市町連盟の取り組みに感謝申し上げます。
それに伴い、県レベル以上の大会では「審判技術のレベルの差」が散見されるようになってきたことも否めません。県連盟としては、引き続きソフトバレーボール愛好者増加を目指しつ、一定レベル以上の審判技術の向上を目指して普及活動を進めていきたいと考えています。
①ソフトバレーボール愛好者の幅を広げます。
ソフトバレーボール競技を現行のプレーヤーだけにとどまらず「次期プレーヤー」「大会スタッフ」「協賛企業」「地元」など、それぞれが異なった立場で関わり、楽しむことができるような企画・運営を目指します。
②審判技術の向上を目指します。
冒頭にも記したように「審判技術のレベル差」が生じてしまわないように、審判競技規則に沿った、規則の解釈・判断基準を審判員・帯同審判員に啓発していきます。
各支部では特別な取り扱いやローカルルールの下、大会が行われていることが多いと思いますが、まずは審判競技規則に沿った内容を理解した上で、各大会の取り扱いに対応できるような審判技術を目指していきます。
以上の2点を当面の目標とし、また、これまで取り組んできたICTの活用により、県内のソフトバレーボールが長期的に維持・発展するように考えているところです。
最後になりましたが、株式会社ユアーズ様、株式会社ミカサ様、株式会社モルテン様、大塚製薬株式会社様、株式会社コダマ様ほか、ご支援いただいている多くの皆様感謝の意を表しご挨拶といたします。
広島県ソフトバレーボール連盟
会長 大石 信洋
2025年4月
2025・2026年度県連盟役員名簿
(理事・代議員)
理事
代議員
2025・2026年度県連盟役員名簿
(委員会名簿)
総務委員会
指導普及委員会
競技委員会
審判委員会