11/18更新
運営メンバーが、月替わりでその時に伝えたいことを投稿します。
お役に立てると嬉しいです💖
急に冬がやってきました。
あちこちでクリスマスソングが流れ、街には美しいイルミネーションが輝きはじめました。
皆さんはハープのイルミネーションを見たことがありますか?毎年この時期広島では平和大通りが華やかにライトアップされますが私はここで何年か前に見たことがあります。なかなかリアルなハープでした!
ここ何年かはお見かけしないのですがもしかしたら見落としてるのかも・・・?(笑)
さて、確実にハープのイルミネーションを見ることができる場所があります。ご存じかもですが三原市のポポロです。
中庭に常設されていて、これまたかなり素敵です。
画像はポポロHPから引用させてもらったものと以前ハープだけアップで撮ったものです。
ほかにも「ここでハープのイルミネーショを見たよ!」という目撃情報があったら是非是非教えてくださいね♡
2025/11 宮内くにえ
【エオリアン・ハープ】
「エオリアン・ハープ」直訳すると「風のハープ」です。
ショパンのエチュードOp.25で有名ですが、ハープのオリジナル曲でも
ハッセルマン作曲「Harpe D'Eole Op.32 (Aeolian Harp)、
ゴドフロア作曲の「Le Harpe Eolienne」があります。
そもそも、自然に吹く風により音を鳴らす「エオリアン・ハープ」という弦楽器があり、ギリシア神話の風神アイオロスに由来するそうです。
これらの曲がどういった状況を表現した曲なのかを調べることができなかったのですが
私は風がハープを演奏するのを2度聴いたことがあります🌟
この体験をするにはハープにとって過酷な条件が整わないといけないので、とても可哀想なのです😭
1度目は2003年にNHK-BSで放送された「響き」という番組で秋吉台の草原で演奏した時です。
爽やかな風が吹き抜ける、とはいえ日差しが強い草原での待ち時間、
突風が吹いた瞬間に天上の響きと言って過言ではない美しい音色が聴こえました。
初めて聴く音色に何が鳴ってるんだろうと思ったのを覚えています。
たとえ超一流の演奏家であっても、どう頑張っても出せない音です。
天使が竪琴を弾いてる絵画がたくさんありますが、あの中で鳴ってる音はきっとこの音のはず🎶
カメラがまわってたら、音が残っていたかもしれないと今でも残念に思います。
2度目は2009年に基町POP'La通りで開催された「夕凪コンサート」でした。
雨天のため翌日に延期したにもかかわらず、当日も朝から雨で開催が危ぶまれていた中、開催されたコンサート。
当日も結構な風が吹きまる中での調弦中に突風が吹き、2度と聴けないと思ってた天上の響きが聴こえました。
過酷な状況の中、この響きが聴けて気持ちが晴れたのでした。
先にも書いた通り、吹きっ晒しの野外で、突風が吹かないと聴けない極上の音色。
ハープには本当に申し訳ないけど、2度も聴けたことは貴重な体験でした。
また聴きたいけど、あの状況での演奏は辛いので、誰か聴かせて😆
※「響き」の動画を下にUpしてます。
2025/10 松浦洋子
サラウンドアワー響き「新しい命」
秋吉台での演奏
サラウンドアワー響き「迷子の水」
景清堂での演奏
夕凪コンサートの様子
【9/23広島ハープフェスティバル】
当日は朝から雨模様でしたが、会場の搬入口が軒下になっていて、入口の高さも低いので、スムーズに搬入できました。
短い時間でのリハーサルからの本番。
出演者の奏でるハープの美しい音色に、観客の皆様、出番までに余裕があって客席で聴かれていた出演者の皆様も魅了されていました。
最後の大合奏は、ムーンリバー、コーヒールンバ、共に盛り上がりました!
講師演奏は、グランドハープ2台、アイリッシュハープ2台のアンサンブルで「花のワルツ」を演奏しました。
この曲のハープの聴かせどころは、最初のカデンツァぐらいですが、その他のオケパートもグランドとアイリッシュで演奏できるように松浦さんが編曲して下さりました。
編曲、楽譜入力とも大変な作業だったかと思いますが、一同を代表して心より感謝申し上げます。
私自身のハープの移動についても、生徒さんのご家族の皆様からのご協力で、グランドハープと椅子1つのみで済み、当初の予定よりだいぶ楽になりました。
私がハープで仕事を続けられるのも、生徒さん達がレッスンを続けられるのも、ご家族の協力があってこそなんだ、とありがたく思いました。
出演された生徒さんも、自分が演奏したり、他の教室の生徒さんの演奏や講師演奏を聴いたり、自分の教室の生徒さんや他教室の生徒さんとも交流できて楽しかった、と言っておられました。
私達の手作りの記念品もとても喜んでいらっしゃいました。
日頃は個人レッスンで、他の生徒さんとお話できる機会はほとんどありませんが、こういった機会は大切にしていきたいな、と思いました。
最後に私自身、記念品のラッピングを自分でしたことがなくて苦労しましたが、ひと手間かけることの大切さを実感しました。
いつも「手抜き」をすることばかり考えている自分に「喝!」を入れられた感じでした。
体力、気力が続く限り、他の3人のハーピストさんについて行こう、と思います。
2025/9 木岡祥子
Machikoです。今年のハープの日はいかがお過ごしだったでしょうか?毎年恒例になりました、合奏動画企画も6回目。広島県内外、さらには、海外在住の方もご参加いただき、124人、143台ハープ+チェロ・コンサーティーナ・オーボエ・ウィンドチャイムの大合奏となりました。ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
https://youtu.be/WQVKGVkz1eM?si=7uZtFIA8zrHQNCP1
今年は、東京のイベントにもお声がけいただきました。多彩なジャンルの講師・出演者の方々とご一緒させていただき、貴重な経験となりました。各地から集まったハープ愛好家の皆様ともワークショップや合奏で交流させていただき、とても前向きに取り組まれているのが印象的でした。今後のレッスンや活動に活かしていきたいと思います。
9月は、いよいよ広島ハープフェスティバル(発表会)です。生の演奏を聴いたり、一緒に演奏したりできるのは楽しみですね。広島からもハープ界を盛り上げていきましょう♪
2025.8. 大岡真知子
2019年にハー(8)プ(2)の語呂合わせから8月2日が
「ハープの日」と日本記念日協会に正式登録されました。
制定された年に早速運営メンバーとハープ愛好家の皆さんで
集まってイベントを開催し沢山の参加者でハープを楽しみました。
コロナ禍で集まれくなったときに何とかして皆さんと演奏を
楽しむことができたら・・と始まったのがオンライン大合奏です。
その後も毎年恒例にしたね!
継続していたら今や全国から参加者が集うハープの日恒例の
大合奏に♪
毎回Machiko先生がこの動画を編集してYouTubeのアップして
くださっています。
そのMachiko先生が今年のハープの日はなんと東京でのイベント
に出演されます。
演奏はもちろんレバーハープのレクチャーもされるそうですよ♪
広島からエールを送りましょう♡ 2025/7 宮内くにえ
【メンテナンスの必要性】
先日、メンテナンスの必要性について改めて考える出来事がありましたので共有させていただこうと思います。
皆さんは定期的にメンテナンスを行っていらっしゃいますでしょうか。
ハープで仕事をしている私でも1年に1度もメンテナンスは出来ていないです。
楽器も数台あると経費もばかになりませんし😅
ましてや趣味で演奏されている生徒さんはそこまで必要性を感じていらっしゃらないかもしれません。
練習する分に問題なければ特にです。
私はメンテナンスの機会がある際には生徒さんに声をかけて、ご希望の方を募るようにはしていますが、
レッスンを辞めてしまわれた方などはそのままになっていることが多いと思います。
昨年の年末に、何年も前にレッスンを辞められた生徒さんから連絡をいただき
「グランドハープを手放そうと思っている」とご相談を受けました。
メーカーさんに連絡したところ、製造番号を伝えただけで「0円です」と
そっけない対応をされたと言われていました。
30年以上経過している楽器ではあるので、ある程度は納得できますが
実物も見ないで「0円です」というのは結構ショックですね😭
「もし中古を探されている方がいれば譲りたい」とのことでしたので、実際に楽器の様子を見させていただきました。
全く弾いておられず、弦も切れたままの状態で、ペダルの動きもかなり悪かったため
「メンテナンスにかなり経費がかかると思います」とお伝えし、
多少の金額をお支払いして一旦引き取り、メーカーさんではなく個人の方にメンテナンスを依頼しました。
私自身、相当古い楽器を引き継いでオーバーホールした経験から経費はかなりかかるだろうと思っておりました。
メンテナンスといっても、ペダルの修理、弦の全交換、ハトメ全交換等々が必要なのでオーバーホールとなります。
オーバーホールも最低限演奏できるようにするのか、更に状態を良くするのかで金額も変わってくるので、
その辺も考えないといけません。
弦を全て変えるだけでもグランドハープの場合は弦代だけでも約20万円かかりますから
高額になるのは仕方ない部分もあります。
ちなみにオーバーホールをお願いした方の場合は引き取り金額は10万円以下でしたが、
「0円」ではありませんでした😀
車も同じですが、状態が良い方が売る際に高値がつきますよね。
現在習ってらっしゃる皆さんは売る時のことまで考えてないと思いますが、
例えば、アイリッシュハープからグランドハープに変える時にアイリッシュハープを手放す機会が
来るかもしれません。
日頃から丁寧に使われるのが一番ですが、練習していて雑音がするとか
同じ弦ばかり切れるとか、購入後一度もメンテナンスしたことがない方は
次の機会にメンテナンスされることをお勧めします。
そして残念ながら弾く機会がなくなったハープは放置しておくくらいなら早めに手放すことを考えてください。
今回の方も、もっと早めに手放していらっしゃったら
もっと少ない経費で欲しい方に譲ることができたと思います。
とは言っても「弾かないんだけど手放したくない!」という気持ちは痛いほどわかります。
そういった方を何人も知っていますので。
私自身、もし楽器を変える機会が来た時に、今の楽器を手放せるかというと自信がありません😓
でも楽器のためを思えば、弾かないんだったら弾いてくれる人に譲るのが一番です。
その際にはご自身の先生にご相談されるのが良いと思います。
先生に判断していただいて、場合によっては生徒さん同士で購入の相談をすることもできると思います。
辞められた方でも、以前習っていた先生に相談されると良いかと思います。
私は辞めた方にも「手放す時はご一報ください」とお伝えしてます。
それでも「不用品買取業者に引き取ってもらった」を後からお聞きしてビックリすることもありました。
二束三文です😭
大切な楽器なので、手放す時が訪れた際にはできれば大切に使ってくれる人に譲りたいですよね。
そのためにも、日頃から大切に使ってあげて、必要に応じてたまにはメンテナンスもしてあげてください✨
もし、私がオーバーホールした時の金額や、今回の見積もりなど
今後の参考に聞きたいという方がいらっしゃればメールで問い合わせてください。
2025/6 松浦 洋子