院長挨拶

■『ひかり歯科医院』の概要や患者様についてお聞かせください。

療科としては「一般歯科」と「小児歯科」の看板を掲げていますが、多くの患者様がご利用される街の歯科医院ですので、基本的には何でも診させていただいています。ただ、それとは一見矛盾するように聞こえるかもしれませんが、決して万能な人間ではありませんので、私ひとりで何でも解決できるとは思っていません。そこで定期的に、矯正歯科や口腔外科の専門の先生に来てもらい、患者様の症状によっては、そちらの先生たちに診ていただくようにしています。

患者様は近隣の方を中心に、あとは周囲に小学校・幼稚園・保育園が多いこともあって、小さなお子さんも大勢来院されます。始めはお子さんの診察・治療でいらして、その後、ご家族の方も当院の患者様になっていただくというパターンも多いですね。またなかには、遠方へ引っ越したあとも、実家がこちらにあるということで、帰省するたびに通院してくださる患者様などもいらして、とてもありがたく思っています。


■仕事をする上で、心がけていることなどはありますか?とにかく説明を徹底することです。時々「先生の専門は何ですか?」と聞かれることがあるのですが、その際には「一番得意なのはトークです」と答えるようにしています。前職は何と言っても商社の営業マンですから(笑)。それは半分冗談だとしても、患者様からはよく「こんなに丁寧に説明をしてくれる歯医者さんは先生が初めて」とおっしゃっていただけます。

かつては歯科医師が上から目線で診察・治療をする時代もあったかもしれませんが、今はそういう時代ではありません。やはり一番大事なのは患者様本人の意志、そしてきちんと納得した上で治療に臨まれることですから、私自身も「こうすると良いですよ」ということは言いますが、「こうしなさい」とは絶対に言いません。

その他には「自分の家族がされて嫌なことは患者様にもしない」というのも心がけていることのひとつ。特に小さなお子さんの治療に際しては歯医者さんイコール怖いところという印象を与えないように、接し方はもちろん何気ない会話にも気を配っています。