東かがわ市黒羽（くれは）（旧相生村黒羽）で生まれた笠置シヅ子（本名：亀井静子　大正3年（1914年）～昭和60年(1985年)）は、にぎやかな歌と踊りで終戦直後の暗い時代に明るい光を投げかけ、「ブギの女王」と呼ばれて全国にその名が知れ渡りました。

　そして、「東京ブギウギ」が大ヒットして以来、彼女は歌謡界や映画界を忙しく走り抜け、多くの思い出を残してくれました。

　現在も東日本大震災をはじめさまざまな自然災害や新型コロナウィルス感染症の対策など日本の方向性が問われている時代であり、戦後の状況と共通する点もあります。そして、このたび10月よりNHK朝の連続テレビ小説で笠置シヅ子をモデルとしたドラマが放映されることを機に、活躍した当時のポスターや雑誌、楽譜などを通して、笠置シヅ子が生きた時代背景や改めて彼女の魅力に触れるとともにその功績を後世に伝えるべく企画しました。

　皆様の来館をお待ちしております。

1　休館日

    毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日～1月3日)

2　会場

    東かがわ市歴史民俗資料館　常設展示コーナー

3　展示物内容　　

　　児童の鑑（笠置シヅ子が相生小学校児童に宛てた手紙）

　　ブロマイド　「舞台は踊る」

　　パンフレット　笠置シヅ子とその楽団

　　レコード　さくらブギウギ/櫻ばやし

　　レコード　懐かしの針音　笠置シヅ子　…他