Lease-induced local heating for chemical synthesis

1) Laser-induced hydrothermal synthesis

基板の光吸収による水熱合成法であり、これを用いて金基板上のレーザー照射位置にZnOナノロッドアレイを水熱合成する新規なランダムレーザー作製法を提案した。

関連論文:New J. Phys. 18, 103046 (2016)

2) Plasmon-assisted hydrothermal synthesis

金ナノ構造のプラズモン共鳴吸収を利用した水熱合成法を提案した。金ナノ構造の発熱を考慮した構造設計を行うことにより、100nm以下のナノ領域に選択的に酸化亜鉛を水熱合成することに成功した。

関連論文:Nano Lett. 20, 389-394 (2019), Nano Lett. 15 (10), 7086-7090 (2015), ACS Photonics 1 (10), 1006-1012 (2014), Opt. Express 21 (11), 13502-13514 (2013), Opt. Express 19, 7726-7733 (2011).


3) Graphite synthesis on a NiFe thin film by local Laser-heating

エタノール中に浸漬したNiFe薄膜コート基板をレーザーで局所加熱すると、エタノールの熱分解により炭素が発生し、NiFe膜中に溶解・析出することによりグラファイトが合成される。レーザー照射条件の最適化(照射時間、照射パワー、照射回数)により、NiFe薄膜上に高品質なグラファイトが合成されることを確認した。