発表申込

大会で発表するためには、第一発表者が日本人間行動進化学会の正会員・学生会員のいずれかである必要があります。

また、発表申込の前に、参加申込を済ませてください。

入会案内はこちら

HBES-J 2023では、ポスター発表(今年度はフラッシュトークを含む)と口頭発表を募集します。

対面/オンライン参加に関わらず、いずれの発表形態もお選びいただけます。

なお、ポスターは1日目、2日目の間、ずっとポスター会場に展示していただけます。


ポスター発表


フラッシュトーク


ポスターの種別


対面で参加しポスター発表される場合


オンラインで参加しポスター発表される場合


注)形式について

画像ファイルの場合

PDFファイルの場合



口頭発表


発表形式


発表申込スケジュール



研究計画ポスター

HBES-J 2021から導入された新しい形式として、データ収集前の研究計画を報告する「研究計画ポスター」というカテゴリを設定します。こうした形式は「プレレジポスター」としても知られており、研究デザインや方法、分析方針についてのフィードバックを得られ易いメリットが報告されています(Brouwers et al., 2020)。データ収集前に計画に磨きをかけることで、投稿後の査読でcriticalな問題が見つかり涙する悲劇を防げたら...と期待しています。

正会員ならびに学生会員は、第一著者として、口頭あるいはいずれかの形式のポスターを一つのみ発表できます1本のポスター内で結果の報告と計画の報告を混在させることはしないで下さい。これは、研究計画ポスターの区分を明確にするための措置です。

新しい形式のため幾つか注意していただきたい点を説明します。

何を報告すれば良いの?

研究計画の事前登録(Pre-registration)と同様、背景、仮説、研究デザイン、方法、分析方針といった、具体的な研究計画を報告して下さい。例えばマテリアルやサンプリングプランなども含まれます。未定の部分はそのように報告して構いませんが、具体的な計画のほうが、より具体的なフィードバックが期待できると思われます。以下の文献が参考になると思います。

報告した通りに研究をしなければならないの?

研究計画ポスターは、事前登録とは異なり、ポスターで発表した通りの形で研究を実施すると宣言するものではありません。事前登録の準備として用いるものです。プレレジポスターという用語は紛らわしいので、本大会では「研究計画ポスター」と呼びます。

アイディアが盗まれることはないの?

研究計画ポスターとして学会発表し、さらに何処か(e.g., Open Sciene Framework)にタイムスタンプ付きで登録しておくことで、むしろアイディアの優先権を主張できるとも考えられます。もちろん、心配な方に研究計画ポスターを強要するものではありません。

タイムスタンプ付きでの登録(事前登録)の方法については、上記文献(長谷川ほか, 2021Bosnjak et al. 2021)に詳しいので、ご参照下さい。

なお、聴衆側が研究計画ポスターを参照・参考にした研究を実施する際には、研究計画ポスターを適切な形で引用しなければならないのは、言うまでも有りません。

質疑応答はどのように行えば良いの?

聴衆側は、データ収集前の研究計画であることを念頭に、より良い計画となるための生産的なフィードバックを心がけて下さい。その他の点は、通常のポスター発表と同様です。学会会場でアドバイスをしただけで共著者となる権利が得られるわけでは有りませんし、他方で、共同研究へと発展することもあるかも知れません。互いへの敬意を持ち、建設的な意見交換を行って下さい。

発表申し込みはどうすれば良いの?

発表申し込みフォームで、ポスター発表(研究計画)を選択してください。

なお、研究計画ポスターの発表タイトルには、末尾に必ず (研究計画) と付して下さい。発表者が付け忘れた場合は大会プログラム委員会側で付した上で、それを正式の発表タイトルとします。

 例: 研究計画ポスターの導入がHBES-J2021の盛り上がりに与える効果(研究計画)

ご質問などありましたら、問い合わせアドレスまでご連絡下さい。

参考文献