ようこそ！第12回学術大会のホームページへ！

私は、大会長に就任いたしました黒澤淳二と申します。重度障害の「当時者」作業療法士です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

　今大会のテーマは「いまをいきる 当時者探究」です。私たち作業療法士は、出会った子どもや人たちが「何処から来て、何処へ行くのか」という発達を想像しながら、共に当たるその時・その刹那（＝いま）を創造しています。日々の支援やセラピィの「いま」を探究したい…そんな思いを込めて「当時者」と称しています。

　開催にあたっては、コロナ禍で失われた対面ライブでのディスカッションを実現したい！手に入れたオンラインの利点も活かしたい！米持実行委員長を中心に次代を担うメンバーと実行委員会を組織して「いまをいきる」新しいカタチの学術大会を企画いたしました。

　核となる一般演題は、配信視聴で練られた質疑応答をライブで行います。会場でのさらなる深掘りを期待しています。

　そして、3つの指定演題から特別講演、オーラスのシンポジウムへとつなげることで、皆さまと探究した「いま」を連綿と紡ぎ出し、未来を見出していきたいと考えております。

　会場での二日間は、個人情報と熱いディスカッションを保護するためにライブ配信は行わず、概要を事後配信いたします。

　また、本ホームページ上でプレ配信企画もご案内しております。第36回静岡県作業療法学会様のご厚意で特別講演「実現への挑戦−重い障害のある子どもや人たちと家族・支援者の本人主体のリハビリテーション−」を9月から毎月1話、公開させていただいております（全6話）。

　各セッションの最新情報は、日々更新しております本ホームページでご確認ください。新たな追加のコンテンツがあるかもしれません⁉

　事前配信・会場対面ライブ・事後配信を通して、皆さまの日々の支援やセラピィの「いま」への気づきや未来への希望に少しでもお役に立てればと願っております。

それでは大阪で、オンライン配信で、お待ちしております！

この度、第12回発達系作業療法学会学術大会の実行委員長を拝命した大阪発達総合療育センターの米持と申します。

今回は関西で活動している発達分野の仲間と3年ぶりに対面の学会を企画しています。

  黒澤大会長からのテーマは「いまをいきる　当時者探究」です。児童デイサービスや保育所等訪問支援事業など充実した福祉制度が広がってきたことで見えてきたことがある反面、細分化された役割ゆえに、見えなくなってしまったものも数多くあるのではないでしょうか。そこで乳幼児期、学童期、成人期、それぞれの時期をより深く掘り下げる中で、当事者にとって必要な支援について探求したいと考えています。コロナでなかなか人に会えず、相談できず、１人で奮闘されていた方も多いと思います。この学術大会は、単なる情報の受け渡しでなく、仲間との交流を通して、コロナで無くしてしまったこと、あるいは、コロナで得られたことを、改めて感じることができる機会になると思います。皆さんと共に、素晴らしい時間を過ごせることを楽しみにしています。大阪でお待ちしております。

【 大会名 】

日本発達系作業療法学会第12回学術大会　

【 テーマ 】

いまをいきる 当時者探究

【 会期 】

 対面 ; 2024年3月9日(土)12時〜10日(日)15時

オンデマンド配信 ; 対面の前後1ヶ月ほどを予定

【 会場 】

森ノ宮医療大学　コスモホール（大阪市） 

【 開催形式 】

「対面」と「オンデマンド配信」による

ハイブリッド開催

●オンデマンド配信については、一部プログラムでは配信を致しません。詳細は「学会参加申し込み」のページでご確認ください。

【 大会長 】

黒澤淳二（ハートフリーやすらぎ）

【 実行委員長 】 

米持喬(大阪発達総合療育センター )

【 大会事務局 】

日本発達系作業療法学会第12回学術大会事務局

hattatukei.3910＠gmail.com