毎週火曜日開催

ハーベストカフェ

ハーべストカフェは毎週火曜日開催


場所:郡山市緑町9-12 コワーキングスペース「coco-ba koriyama」1F(三部会計事務所ななめ向かい)

日時:毎週火曜日、午前10時~11時半

※祝日、年末年始は休み

◇参加費 会費:月額1,000円 別途1回につき飲み物+お菓子付きでお一人200円です。
※初めての参加の方、ゲスト参加の方は1回500円です。

※事前お申込みなく、ご参加できます。

お問い合わせ:e-mail harvestkoriyama@gmail.com 

      :電話 080₋5144₋2482 (ハーベストカフェ)


「ハーベスト」には実りの時という意味があります。

「ハーベストカフェ」は、シニア世代の新しいゆるやかな交流の場。

「気兼ねなく話してみたい」「今までとは違うところに行ってみたい」「シニアが活躍できる場所を知りたい」そんな方、大歓迎。お気軽にお越しください。

場所は、郡山市緑町のコワーキングスペース「co-ba koriyama」。

起業家が集まるフリースペースで、何か面白いことがはじまるワクワク感を楽しんでください。

【ハーベストカフェの主な内容…毎月行うものから年に数回のものまであります】

1分トーク:気づいたこと、思ったこと、近況、何でもOK。1分ずつ話します。そこから会話が膨らみます。(イベント時を除く毎回)

大人の遠足:田村市へ梅の収穫体験、猪苗代町へ陶芸体験、逢瀬公園でウォーキング、片平町で歴史探訪などをしてきました。今年度は石川町に小旅行。メンバーの希望が集まると、計画します。

まちかど先生:「シニア世代はみんなが経験や知見を持つまちかど先生である」と考えています。得意なことや新たに学んだことを話してもらい、、みんなで学びます。テーマは健康や環境、芸術や映画、税金、防災、生きがいづくり、外国の文化、子どもの遊びなど様々。培ってきた知識を話してみませんか。

プロジェクトK:郡山を暮らしやすくするために私たちができることはないか、毎月1回程度話します。市会議員との懇談や市政講座の受講をしながら、具体的な提言ができるよう学んでいます。

講座:ハーベストカフェメンバーが学びたいことを企画。教えてくれる人とつなぎ、講座を開催しています。テーマは、市民活動、SDGsや年金、認知症や脳トレ、自分史づくりなど様々。毎年、アイランド薬局さんによる健康講座も開催しています。

おすすめ本の回:年に数回、ハーベストカフェでは参加者が自身のおすすめの本を持ち寄って、本の紹介をします。前回のおすすめ本の回で話題になったのは、「旅猫リポート」(有川浩・講談社文庫)。次回の「おすすめ会」ではどんな本が話題になるでしょうか。楽しみです。


トピックス

令和4年度 郡山市「まちづくりハーモニー賞」を受賞しました

郡山市で協働のまちづくり推進のため、地域づくり活動をしている団体や個人に贈られています。ハーベストカフェは、コワーキングスペースの活用、多世代交流、学びのアウトプットに取り組んでいることが評価されました。会員のみなさんはじめ、活動に協力くださったたくさんの方々のおかげです!御礼申し上げます。



郡山市安積町にシニアの交流の場が誕生しました

2023年度、毎月第2木曜日に「ありがさん家いこいカフェ」がオープン。ゆったりお話したり、軽く体操したり……静かに過ごしたい方も、コーヒーやお茶を楽しんでいただけます。

どなたでもご参加できます。参加費お一人300円

事前お申し込み不要。直接会場にお越しください。

(8月のみ休み)

場所:郡山市安積町長久保(さがみ典礼安積南向い)

古民家で遊ぼう(郡山市ひとまちづくり活動支援事業 令和4年度採択事業)

子どもたちや子育て世代などの多世代交流の機会づくりとして、安積町にある「憩いの古民家ありがさん家」で令和4年度から、地域の子ども、親、祖父母たちと遊ぶ交流イベントを行っています。広い畳の空間を活かしてだるまさんがころんだや花いちもんめなどの昔ながらの遊び、新聞紙を使った工作、お店屋さんごっこや小正月の遊びを取り入れています。

2022年 講座レポート

6月14日(火)

年金講座」

合同会社スピークライフ・株式会社ベース企画の伊藤俊司さんを講師に迎えて、令和4年4月の支給額改定や制度改正について教えてもらいました。今回の改定は支給が0.4%が下がっていて、受給者にとっては悪い点が目立ちますが、年金と賃金の合計金により年金が減らされる金額が28万円から47万円になるなど、働きたい高齢者には朗報となっているとのことなのですが・・・。物価の値上がりを販売価格に転嫁しづらい日本では、年金支給額も上がりにくいとのこと。参加したみなさんからの多角的な質問があり、より深く掘り下げることができたと思います。

7月12日(火)

「やさしい終活入門講座」

講師は、終活アドバイザー教会員で消費生活アドバイザーの遠藤みよ子さん。エンディングノートを書くことは、自分史として、また、今の時点で何を把握できているかの点検として、葬儀の希望をつたえるものとして伝えていたという証拠のためにも意味があるとのこと。最近は、デジタル遺産(通信の契約、ネットの課金サービス、有料コンテンツなどなど)についてもまとめておく必要があるようです。成年後見制度と任意後見制度の違いなども知っておく必要があるようです。

8月2日(火)

「自分史入門講座」

講師は自分史活用アドバイザーで、Yクリエイト代表の武田悦江さん。自分史の歴史から、自分史の意味、どんな作り方があるかなど、沢山の自分史関係の本やご自分で関わった作品をもちいてわかりやすく教えてくださいました。参加者の半分以上が、自分史をいつか作りたいと考えていて、この講座が自分史づくりをスタートさせるきっかけになればと願います。自分史づくりを通して子供の頃のことを思い出して書くことが楽しくなったり、人生を振り返ることで自分を肯定できるようになった方がいたという体験談のお話しが心に残りました。


9月27日(火)

「良い睡眠を取るには」

アイランド薬局さんにご協力いただいている「健康講座」。薬剤師さん、管理栄養士さんからお話しをうかがいました。60歳以上の3人に1人は睡眠問題で悩んでいるのだそうです。早寝早起き、眠りが浅いのは白髪になるように自然なことなのだそう。それでも日常生活に影響があるのが不眠症です。睡眠薬に頼る前に不眠の対処法を日常生活で改善する方法があるとのこと。また、睡眠薬についてとても丁寧な解説をいただきました。睡眠の質を高めるアプリ(機能性表示食品)や、その成分が含まれている身近な食品についても教えてもらえました。良い睡眠を心がけたいものです。

2021年 講座レポート

SDGs(持続可能な開発目標)講座。

3月15日(火)。昨年に引き続き、私たちが出来ることについて学びました。なお、今回は桜の聖母生涯学習センターの受講生数名の方がオンラインで聞いてくださるハイブリッド講座となりました。

講師は前回に引き続き、消費生活アドバイザーで、郡山市消費生活センター相談員の遠藤みよ子さん。特に日本が目標に到達できていない五つの項目について、資料や数字(ファクト)を用いてお話しいただきました。

ただでさえ先進国のなかで大きい日本のジェンダーギャップですが、福島県はさらに広がっています。改めてハーベストカフェ世代でもテーマにして話しあいたいテーマだと思います。

今、気候変動とともに世界情勢が大きく動き出しています。世界での資源の取り合いや、世界と日本とのパートナーシップ力の変化についてのお話もタイムリーでした。

会場のco-ba koriyamaを運営している、グロウイングクラウドのインターンシップで宮崎大学の学生さんも参加してくださり、参加者も広がりのある講座にりました。


「シニアのための『発達障がい』講座」

2021年10月26日(火)10時~11時30分

ZOOMによるオンライン受講で行われました。

講師:福島県発達障がい支援センター 井上宏仁様【福島県発達障がい者支援センター主任心理判定員(公認心理師)】

発達障がいについてまずは知り、私たちが何をできるかを学びました。

講師の井上宏仁先生からは、発達障がいは「脳のタイプ」であること、当事者はどのように感じ、見えているのか、どのようなことで困っているのか、どのような対応が必要になっているかをお聞きし、

第2部の郡山市民活動サポートセンターさんから、私たちが出来ること、支援法の意義、発達障がい関係者団体の活動について具体的に教えてもらいました。

これまでも定期的に講座を行っていましたが、今回はハーベストカフェメンバー以外の方に講座参加を大きく広げて、オンライン受講と2ヶ所の会場受講を組み合わせた試みでした。

メンバーの皆さんと手分けし、役割分担して運営できたことも意味が大きかったと思います。




「SDGs講座 基礎編」

11月16日(火)10時~11時30分。

消費生活アドバイザーの遠藤みよ子さんが、SDGs(持続可能な開発目標)ができた背景、17の目標と日本の達成状況、そして、消費者の暮らしの中で関わりが最も高い12番の目標「つくる責任 つかう責任」について掘り下げてお話してくださいました。

私たちの商品の選び方で自然環境の影響のスピードを弱めたり、労働者搾取を防いだりすることができるんですよね。

自然環境や公正な取引をしている商品についているマークを知り、チェックしながら購入することも私たちの消費行動に求められています。

特に自然環境のお話の中で、パーム油の生産量が伸びており、インドネシアやマレーシアの熱帯雨林の自然破壊が進行してしまった問題に関係して、日本でも植物油脂として、加工食品や外食産業で大量消費されていたという件はとても驚きました。

商品の背景を知ることも、自然環境保護への一歩ですね。


「思い出の写真自分史講座」

12月21日(火)10時~11時30分。

自分史アドバイザーの武田悦江さんを講師に迎え、写真を用いて、自身の人生を振り返る時間を過ごしました。

自分史は自分が生きてきた証を残すためでもあり、自分の人生の価値を再確認するためでもあるとのこと。

今回のハーベストカフェでは、人生の思い出の場面をお互いに発表できたことで、メンバー一人ひとりの背景や選んだ写真から大切にしているものに触れ、理解が深まったように思います。仲間の生き方を垣間見るきっかけになり、とても温かい時間を過ごすことができました。

この講座に参加するために、古いアルバムをひっくり返す作業は、一気にタイムマシンで若い自分に出会う旅でもあり、自分や家族を大切にできたか省みる時間でした。一葉の写真が記憶を導き、会話が弾む嬉しい体験ができたと思います。

素敵なコミニュケーションを体験させてくださった武田さん、ありがとうございます。

みなさんも、「思い出の写真自分史」ぜひ体験してみてください!


「栄養講座 カルシウム」2021

8月24日(火)

アイランド薬局様にご協力いただいた、栄養講座第2弾。

参加された方からは、「勉強ができてよかった、新しい知識を得られた、食生活を見直したい、調理方法をためしたい」などの感想がありました。

講義のあと、参加者と対話することで、暮らしのなかから感じている疑問や、テーマから生まれた疑問、それについて管理栄養士さんや薬剤師さんから適切な助言をいただけたことで、理解により深みが生まれたと思います。

例えば、サプリメントはあくまでも補助的につかうということ。食事から栄養をきちんと取ることが大切で、食が細いなどの場合に使用することを考えたほうが良い事,薬局で販売しているサプリメントは、安心して使用できるものを置いているとのお話も。

ご準備や講義を担当していただいた管理栄養士さんはじめ、ご指導くださった薬剤師さん、コーディネートしてくださったご担当者様本当にありがとうございました。



「認知症サポーター養成講座」

6月15日(火)

認知症を正しく知ることが、まずは第一歩ですが、特に認知症の方がどんな思いを持ち、なぜそのような事を行うのか理由があること、"自分なりに正しいと思うことを一生懸命に行なっている” ということを理解し、耳を傾ける。その人が今いる時代や時間、「その人の世界」に寄り添うことがケアに求められています。

後半のグループワークでは、立場を変えて、考えるレッスン。「そんな言われ方したくない」と感じるのは誰でも同じですよね。

参加者には受講証のオレンジリングが贈られました。

少しでもこの知識が役立てばと思います。

ご協力くださった、株式会社はなひろさんと認知症サポーターキャラバン・メイトで今回の講師のデイサービスセンターポエム、デイサービスセンターポエム郡山賀庄のお二方、ありがとうございました!


脳トレ講座

4月13日(火)

「好きなこと、楽しいことで脳は活性化する」

ハーベストカフェ、2021年度、最初の講座のテーマは「脳トレ」。シニア健康教室すぷーん上亀田代表取締役で、郡山市で「脳の健康教室」の講師をされている菊地弘人さんを迎えて、アンチエイジングではなく、「スマートエイジング」を目指した認知症予防(脳の健康維持)のポイントをお話いただきました。

私たちは難しいことを解いたり、答えの出ないことを考えているときに脳を使っていると思いがちですが、脳の働きを調べると、単純な計算や音読をしているときの方が脳全体を使っているそうです。やる気を維持するための前頭前野の働きを上げるためにも単純計算と音読の効果が大きいのは、驚きでした。

そして組み合わせて筋トレを続けて行うことがとても大切とのことで、全員揃って一回1分でできる筋トレに挑戦しました。


メディア掲載情報 ハーベストカフェの記事が掲載されました

2021年4月18日 福島民報新聞 12面「創世の現場 最前線」

2021年4月3日 ザ・ウィークリー (キラリ輝き人)

2020年 講座・イベントレポート 

新型コロナウイルスにより、イベントや講座にオンラインを導入。オンライン会議体験講座も開催しました。

感染対策を十分に行いながら、ハーベストカフェを継続しています。

「私のオススメ本」2020

12月15日(火)

今回は、皆さんがお勧めの本を持ち寄り、5分間で紹介しあう読書会。

co-ba koriyamaの会員さんも、私たちの様子を見て飛び込みで参加してくださいました。

日頃から本を読んでいる方も、この日に合わせて本を読んでくれた方も、ご自分の言葉で、内容を魅力的に語ってくださいました。

読んだ本を人に伝える。この作業を経過させることで、印象に残ったこと、作者が伝えたかったことがストンと身体に入ってくることを体感できたように思います。

《ハーバストカフェ読書会からのおすすめ本》

*『君がいない夜のごはん』穂村弘(NHK出版)

*『孤宿の人』宮部みゆき(新潮文庫)

*『葉隠―サムライたちへ』次呂久秀樹・高野耕一・藤森武(ピエブックス)

*『新老人の思想』五木寛之(幻冬舎新書)

*『さよなら、田中さん』鈴木るりか(小学館)

*『プラスチック汚染とは何か』枝廣淳子(岩波ブックレット)

*『神山進化論:人口減少を可能性に変えるまちづくり』神田誠司(学芸出版社)

*『置かれた場所で咲きなさい』渡辺和子(幻冬舎文庫)

*『灯台からの響き』宮本輝(集英社)

 

「認知症を正しく知って人生豊かに」

12月1日(火)

星総合病院の認知症認定看護師、田辺晃子さんに講義をいただきました。

講座のタイトルは、認知症の家族を介護する時のための知識だけではなく、自分が認知症になる可能性も考えて、認知症かな?と思ったとき、

認知症になったとき、暮らしの中で認知症の方と関わるときに必要な知識を得る必要があるのではないかと、ハーベストカフェのメンバーで話しあっていたなかから生まれたものでした。

本来は4月開催予定だったのですが、コロナ禍での延期を経て、ようやく開催できたのです。

田辺さんのお話の認知症になっても豊かに暮らすために周りの方の優しさが必要だというお話が印象的でした。

参加者の方からは、

・自分が認知症ではないかと思ったときの判断の仕方

・認知症予防と栄養

・認知症になって穏やかな性格でいるためには

・日頃接する認知症が進んだの方への上手な伝え方

など、シニア世代の視点からの重みのある質問が多く、田辺さんに真摯にお答えいただき、密度の濃い時間になりました。

「健康に生きるための上手な薬局活用術」

11月17日(火)


アイランド薬局さまご協力のもと、西の内店、薬剤師の佐々木様から、「健康に生きるための上手な薬局活用方法」について、お話をお聞きしました。

今回は、ハーベストカフェはじめての、講師の方とオンラインでつなぐリモート講座です。

「かかりつけ薬剤師」という制度について教えていただきました。

薬剤師さんの確かな知識をアドバイスをいただければ、自身や家族の服薬やセルフメディケーションに役立てることができますよね。

参加された方からは、薬局でジェネリック薬品をすすめられるが「安いから不安」と感じている、との質問があり、

ジェネリック薬品の意味を再確認できたり、医薬品と健康食品の違いを薬剤師さんの視点からの解説から、溢れる健康食品の情報を冷静に整理し、使用目的を間違えない正しい選択が大切だと腑に落ちました。


2020年9月1日(火)10:00~11:30  特別講座「第2回 シニアのわくわくインターネットライフ」

 講師:遠藤みよ子さん (NACS   消費生活アドバイザー  )

コロナウィルスと共存する時代、暮らしに欠かせないネット検索や「オンライン 交流会」 についてトラブルに合わないための使い方などを最新のトピックスを交えて学びました。                 

ハーベストカフェは株式会社はなひろと提携し、郡山市の介護・福祉のポータルサイト

「福ひろば」 https://www.fukuhiroba.com/

の制作協力をしています。会員が直接介護施設や福祉施設で取材。事業所紹介記事づくりに参加しています。

ハーベストカフェ は毎週火曜日開催

シニア世代の交流の場「ハーベストカフェ」

2019年4月から毎週火曜日定期開催しています。

お茶を飲みにお気軽にお立ち寄りください。

参加費はお茶+お菓子付きでお一人300円です。
(65歳未満の方は500円)


みなさんとのお話の中から生まれた企画「大人の遠足」では、少し離れた場所に出かけて、地域の自然や食を楽しんだり、

高齢者介護施設で「出張お茶会」ボランティア活動を始めたり。

やってみたいことを無理のない範囲で実現しています。

☆ハーベストカフェでは、これまでのお仕事や、趣味(書道、アート、手芸、工芸、料理、家事)など長年続けていたこと、得意なことなどの経験談をお話してくださる「まちかど先生」も募集しています。

場所:郡山市緑町9-12

co-bakoriyama(三部会計事務所ななめ向かい)

時間:10時~11時半

※祝日、年末年始はお休みとさせていただきます。

まちかど先生プロジェクト

「ハーベストカフェ」に参加するシニア世代はそれぞれに知識や経験をお持ちです。

ご自身では当たり前と思うことが、他の人たちにとっては価値のある宝なのです。

また、年齢、世代を超えて社会で活かせるスキルを持っている方もいらっしゃいます。

「ハーベストカフェ」では、これまで培われた経験や知識や技を持っている方を「まちかど先生」と名付けています。

集まった方たちでそれぞれ教えたり、教わったりすることから、お互いに新しいことにチャレンジするきっかけになるのではないでしょうか。

 長年培われた技術や経験や伝統を若い世代に伝えることが社会的にも望まれています。

「当たり前のこと」「誰でも知っているのでは」と思うことが実は知りたい大切な話だったりするものです。

講座形式だけでなく、対話形式での勉強会もできますので、お気軽にご参加ください。

機関誌「ハーベストカフェ 通信」を発行しています。

郡山市市民活動サポートセンター広報誌「あしすとぱあく」に掲載されました。

ハーベストカフェ特別プログラム 2019

2019年10月から12月開催講座

「地域に必要とされる生きがい、やりがいを生み出す」をテーマにこれまでのスキルや経験を活かしてシニアライフを楽しんでいる「人生100年時代の達人」をゲストに迎え、実りある人生の秘訣をお聞きしました。

10/29 西條丈吉さん「仕事の経験を生かして必要と思われる」

観光会社の企画立案に携わるなかで福島県内の桜番付を毎年作ったり、開成館や安積疏水など歴史遺産のボランティアガイド、尾瀬の自然保護や入山指導を行なっている西條丈吉さん。

キャリアを生かしたライフワークについてお話いただきました。

すべて自分の足で名所旧跡を訪ねて歴史や伝説を調べている西條さんのノートには、旅を豊かにするノウハウが詰まっているようでした。

ガイドまでつとめる登山は、なんと65歳から始めたのだそう。

自然保護のボランティアをされている尾瀬の魅力や見どころについてもお話いただきました。

今年は野菜作りに忙しいのだそう。

好奇心や探究心いっぱいの西條さんの信条は、「『もう』と言ったら終わり『まだ』と思うこと。」

その言葉に、

「私もまだまだなんだわね」と、若いときに楽しんだ登山に再挑戦したいと言う参加者の方も。いらっしゃいました。



11/19 佐藤久男さん「SNS活用術 スマホこそシニア世代の味方」

郡山市内3カ所の公民館で「パソコン寺子屋あさか野」塾長佐藤 久男さん。

勤務先のホームページは会社情報だけでなく、お客様に届くメディアとしていかなければと提案。独学でホームページを作り上げたそうです。

ネットやSNSを使えるか使えないかで入ってくる情報量が大きく変わってしまう時代。

シニア世代が取り残されないためにもパソコンの使い方を電源の入れ方から教えて、壁を取り除いているとのこと。

パソコン教室の中ではコミュニティも生まれ、地域交流も生み出しています。

また、パソコン教室の生徒さんに毎日パソコンに触れてもらうよう、毎朝Facebookの更新を続けているのだそうです。

Facebookの良さは、配信範囲を決められる点。そして近況報告だけでなく、

子供時代からの写真を載せることで、自分史として使えること、生きてきた証を残せることという話は、これからの終活のあり方として、興味深く伺いました。

スマホは子どもや孫世代とのコミュニティツールとしてはますます欠かせなくなる時代。

「楽しくないと続けられない。だから楽しく使いましょう」

と後押ししてくださいました。




12/10 工藤信一さん「地域公民館を活用してコミュニティを作る方法」

元地域公民館館長で、「ぼんじょいの会」会長で今も地域コミュニティを創造する活動を積極的に行っている工藤信一さん。

公民館から発信するまちづくり活動、公民館を活用したシニア世代の通い場づくりについて具体的なお話を伺いました。

地域で育った子供たちが大人になってから戻りたいと思えるような魅力あるまちにしようと、

子供たちが集う活動の場をスタート。街のことを調べるマップづくりや

カルタづくり、そのまちに眠る伝承を掘り起こし、お祭りを作ります。その取り組みは全国から注目されました。

さらに、シニア男性が家庭や地域社会で能力を発揮できる講座を設けた工藤さん。

公民館を退職された後も、シニア男性向けの料理教室や、「ぼんじょいの会」創設を通して子どもと保護者の居場所づくりや、シニア世代の健康づくりとコミュニティづくりなど、

シニア世代の活動の場づくりおいての人とのつながりのお話は特にハーベストカフェにとって参考になりました!

「コミュニティづくりのポイントは、

「人と人を繋げるキーパーソンとの出会いを大切にすること」という言葉が印象的でした。

この日はスモスタさんとFCTさんが取材に来てくださり、賑やかでした。



2019年9月「陶芸体験」(猪苗代町)

 2019年6月「大人の遠足」(田村市大越町)

ハーベストカフェ の傾聴・お話ボランティアグループ「しゃべんね会」

ハーベストカフェ の参加者同士の「やがて利用することになる介護施設を利用したい場所に」という思いから、ご利用者と話をするボランティア活動を始めました。

活動グループの名前は「しゃべんね会(しゃべんねがい)」。「おしゃべり」をレクレーションの中に入れてみませんか。

暮らしの疑問にお答えする講座&ティールーム

会場:郡山市立中央公民館 第10講義室   参加費 各500円

2019年1月28日(月)10時〜11時30分 「健康食品本当のこと。 あの食品は大丈夫?」

講師:消費生活相談員・消費生活アドバイザー 遠藤みよ子さん

健康を保つための基本は食事の摂り方。でも、ちょっときになる健康食品。本当に体にいいの? 通販や勧誘は大丈夫? 健康食品に関する疑問に答えます。

2019年2月18日(月)10時〜11時30分「保険、年金の新常識。正しく知ろう、お金のこと」

講師:FPコンサルタント 伊藤俊司さん 

年金が暮らしに大きく関わるシニア世代にとって、気になるのは正しい年金の知識。そして保険との付き合い方ではないでしょうか。年齢によってどんな備えが必要になるの? 今の生活にふさわしい保険は? そんな疑問にお答えします。

郡山観光交通タクシーさんとハーベストカフェ がコラボ!

福島県郡山市でタクシー事業や、自然の中で食の恵みを味わうツアー「Foodcamp」を展開する孫の手トラベルの郡山観光交通株式会社さんが、2019年1月21日から2月末まで、安積町で定額タクシーを展開します。

郡山観光交通タクシーの定額タクシー実証実験


その定額タクシーのコース内で、「ハーベストカフェ」 を開催しました。

日時:2月6日  (水)13:30〜15:00、    2月12日(火)13:30〜15:00 、         2月13日(水)10:00〜11:30

         2月14日(木)13:30〜15:00、         2月15日(金)10:00〜11:30 、         2月20日(水)13:30〜15:00

         2月27日(水)10:00〜11:30       

場所:ベンリー 孫の手郡山安積店

〒963-0107 福島県郡山市安積1-39-1

http://koriyamaasaka.benry.com/

参加費:各回 お一人500円 (お茶・お菓子付き)


 2018年度のハーベストカフェ(アーカイブス)

co-ba koriyama

2018年10月24日(水)

参加者の趣味のお話、30年続けてこられた書のお話をお聞きするとともに、

インターネットトラブルや、振り込め詐欺についての情報について消費生活相談員の資格を持つハーベストカフェメンバーからお話させていただきました。


郡山市立中央公民館

2018年11月5日(月)

※現在、中央公民館では開催していません

シニア世代が直面する介護について悩み、不安について話しました。

ケアマネージャーの資格を持つメンバーから、介護の悩みを相談できる窓口、地域包括支援センターの情報や、デイサービスの利用の仕方、福祉機器の選び方についてアドバイスさせていただきました。

大町キッズスペース

2018年11月20日(水)

※現在大町キッズスペースでは開催していません



郡山市富久山町から近い会場、大町キッズスペース。朝の陽ざしが差し込む明るいミーティングスペースでのひとときを持ちました。発達障害児の支援の仕事を始めるために、この春郡山市に移住してこられたRさん。使命感を持ちエネルギッシュに自転車で走り回っておられるとか。同志を募り、事業を軌道に乗せたいとのお話。東日本大震災後の郡山市の変化や介護のストレスを発散するために人々が集う意外な場所の話。世代を超えて、世界観を超えて「ここでしか聞けない話」で盛り上がりました。


co-ba koriyama

2018年11月21日(水)

シニア世代の方と深い話をうかがうことができたひととき。

「どんなに悩んでいても、眠って朝起きると、その悩みが小さいものになっている。だから、私はそのときにすぐに解決しようと思わないでいったん放っておくの」「その時その時、一生懸命生きてきたから悔いはないし、生まれ変わりたいと思わない」「その時は夢中だから、大変だったかどうかは後でわかる」・・・これまでの経験から生まれ言葉。

「若い時は自分へ投資できるけど、年齢を重ねると、趣味を深めたいとは思うけど、投資はできない」

日本画の先生でもあるHさんに、若い人に教えるときと年輩の方に教えるときの違いについて教わり、これから習い事をしたいという参加者の皆さんからは、生徒の気持ちを教わることができました。

「まちかど先生プロジェクト」へ期待の言葉もいただき、これからに向けてありがたく参考にさせていただきます。

先輩方のコミュニケーション力の高さに今回も感動です。




郡山中央公民館

2018年11月26日(月)

※現在、中央公民館では開催していません


郡山中央公民館

2018年12月10日(月)

※現在、中央公民館では開催していません


相双地区で、子どもの支援に関わるお仕事で奔走している方にお越しいただき、子供達が直面している問題についてお話をお聞きすることができました。

ハーベストカフェについてお話させているうちに、

「こういう住民の支援をしている拠点がある」

「こういう会がある」

などの情報を教えていただきました。

何かを掲げていると、色々と教えてくださる。

スモールでも思い切ってスタートさせて良かったと感じた回でした。

ハーベストカフェは今後も持続的に交流ができるような場でありたいと考えています。


この日は、会の告知を「広報こおりやま」に掲載いただいたおかげで、お問い合わせや参加者が多い会となりました。

趣味で知り合った方同士で来てくださり、お話をしているうちにお互いのパーソナリティが初めてわかったり、地域住民で集会所を作ってしまった話や、絵画をずっと続けて来ている方の挫折から立ち上がった話、80代後半のお母様が今も続けているパッチワークの話など、じっくりお聞きすることができ、豊かな時間を過ごすことができました。

お一人、お一人のお話をシェアできればどんなに素晴らしいでしょう、と思った回です。

また皆さんとお会いするために2019年はまた新たな形でハーベストカフェを開催したいと思います!!

ハーベストカフェ

代表 満井みさ子

1960年代生まれ。郡山育ち。これまで仕事を通じて、色々な方にお会いしたり、インタビューをしてきました。

お話を聞くうち、先輩世代の話をもっとお聞きしたいと思うようになりました。私の知らない時代に生きてきて、私のまだ経験していない年齢を生きている。当たり前のようですが、経験の蓄積、知恵が先輩たちの言葉に詰まっている。その宝のようなお話に触れていたいと思ったのです。

もっと出かける場所が欲しい、地域の情報が知りたいという方のために気軽に寄れる場所を作りたい、そして、シニアの介護予防の役に立ちたい、

そう考え、立ち上げたのがハーベストカフェでした。