進路に悩む1.2年生必見!~社会人インタビュー~

*進路に悩む1,2年生必見社会人インタビュー*

進路や就職に関して不安を持っている1.2年生はいませんか?1,2年生の時間がある今だかこそ、動けることがこちらのインタビューを読んで見つけられるのではないでしょうか?参考にしていただけると幸いです

インタビューにお答えいただいたのは、普段私たち学生の進路についてサポートしてくださる金城学院大学キャリア支援センターの皆様です。私たちの初めての試みを快く引き受けて下さりました!お忙しいところご協力いただき誠にありがとうございました。

今回インタビューにご協力いただいた 5名 のプロフィールです。①性別 ②年齢 ③職歴 ④小さい頃の夢 ⑤大学生の頃の夢

Fさん

①男性

②20代

③3年

④なし

⑤なし


Hさん

①男性

②30代

③前職3年(地方銀行)現職5年

④社会の先生

⑤英語を使って仕事すること

Kさん

①男性

②30代

③15年

④教師

⑤教師

Mさん

①女性

②30代

③7年

④CA

⑤グランドスタッフ

Sさん

①女性

②30代

③前職9年現職2年

④なし

⑤なし

Q,学生時代にやっておいたほうがよかったことは何ですか?

Fさん

「英語の勉強と講義の内容を深く理解することです。英語が出来れば様々な可能性が広がると思うからです。また講義の内容を詳しく理解すれば会社や実生活で活きるノウハウがたくさんあったことに卒業後気づきました」


Hさん

「色んな社会人と出会い、仕事のやりがいや大変さを聞くことで、やっぱり現場の社員しか知らない魅力や、大変さ、福利厚生の実態がわかると思うからです。また、自分自身もいろいろなOBに訪問しておけば価値観も広がったかなと思いますし、感覚が近い若い年代の方の意見や感じ方も大事だと思いました。」


Kさん

「バイト、サークル、ボランティアなどで年齢や性別、価値観の違うメンバーと共に1つのことに取り組んだことだと思います。」


Mさん

「学生の時間のある時にしか経験できないことをしてほしいです。例えば、留学、習い事、サークル活動、アルバイト、自分の趣味を思いっきり楽しむなど、何でもいいと思います。やりたいことが見つからない人は少しでも興味のあることに挑戦してほしいです。主体的に行動し色んな経験をしてください。また様々な年代の方と接してください。」

Q,取得してよかった資格、取得しておくべきだった資格は何ですか?

Fさん

「教職課程です。自分は教員志望ではありませんでしたが興味があったので履修しました。資格そのものより講義で学んだ内容が仕事やプライベートで活きていると実感することが多いからです。」


Hさん

「TOEICの点数です。就活では実際点数がないと受けられない求人もありますし、学校生活では交換留学を申請する際に有利になるからです。」

Kさん

「語学を介したコミュニケーションが制限されてしまうため、外国語を習得すればよかったと後悔しています。」


Mさん

「取得しておけばよかったと思う資格は、PC関係の資格、英語の資格です。PC関係の資格は、知識があれば仕事も効率化できます。また英語もできるとよかったと思う場面もあったので、英語の資格です。特に少しでも海外との取引がある会社に就職を希望している方は、TOEICは点数が高ければ高い方が武器になりますし、就活の選択肢が広がると思います。ただしもし点数や級が低い場合でも諦めず、資格以外の自分の強みを伸ばしてほしいと思います。」

Q,その道に進んで良かったこと・後悔したこと・大変だと思ったことは何ですか?

Kさん

「よかったことは希望していた教育関係に携わることができていることです。

後悔したことは第一希望であった教員になることはできなかったことです。

大変だと思ったことは『人に何かを伝えること(特にダメ)』の難しさを日々、痛感していることです。」

Hさん

「人を支える仕事でやりがいがあると感じられる点がよかった点です。つい最近性格検査をやったときに人をサポートしたり、チームワークの中で力が発揮されると結果が出ていました。今の仕事はその性格とまさにあっているなと感じています。この仕事は2社目で、1社目は銀行でしたが、両方とも後悔したことはありません。

 ただ1社目は自分の性格や特性を考えたときに、「自分の能力が発揮できる業界があるかも」と転職を決断しました。転職したことも成功だと思っていますし、銀行時代の経験も社会人の基礎を学ぶ上で欠かせないものだったと感じています。今の仕事の大変だと思うことは、学生さんの就職を支援する身として、「人の将来を左右する」という責任感を日々感じることです。」


Fさん

「学生の皆さんと関わる中でやりがいをとても実感しやすいです。少しでも皆さんの進路選択の手助けが出来た時には大きなやりがいを感じます。大変なことは他人への物事の伝え方です。相手との距離感や関係性によって使い分ける必要があるので皆さんも少しでも多くの方とかかわりを持つとよいと思います!」


Mさん

「大変だったことは部署異動した時です。ですが異動しても同じ組織で働いていることには変わりないので、就活の軸をしっかり持っていれば、乗り越えられると思います。」

Q,仕事でやりがいを感じるときはどんな時ですか?

Fさん

「皆さんが納得して進路を決めることが出来た時にやりがいを感じます。最初の希望と違ったとしても最終的に皆さんが『選択した進路で頑張ろう!』と思えるよう全力で就職活動を支援できること、またその成果が出た時は大きなやりがいを実感できます。」

Hさん

「相手から感謝される時です。私たちだと、就職支援をした学生が無事希望の進路に決まった時。『○○さんのおかげです。』『キャリア支援センターの支援のおかげです。』と言われた時はとても嬉しいです。お客様から感謝されにくい業界もあると思いますが、特にキャリア支援センターは目に見えてお礼の言葉をいただくこともあるので、働いていてやりがいを感じます。」

Kさん

「教員、学生、保護者等、職務上関わる人たちから「ありがとう」と言われる瞬間です。」


Mさん

「自分の業務の目標を達成できた時です。大学の職員は表に立つような目立つ仕事ではなく、縁の下の力持ちのような立場で大学運営に関わり、学生さんの学生生活を支えています。各自が仕事を全うすることで大学が問題なく運営でき、学生さんが滞りなく通学できます。そんな見えないところで仕事に取り組む方々の姿を見ると自分も頑張ろうと思います。また目立たない立場ですが、周りの方や先生方、学生の方に、些細なことでも感謝の言葉をいただいた時、頼っていただけた時は嬉しく、やりがいを感じます。」

Q,学生時代に学んだことが活かされていると思ったことは何ですか?

Fさん

「『まずやってみる』という精神です。時間が作りやすい学生時代だからこそアルバイト、災害復興のボランティア、ゼミ活動など様々なことに取り組んできました。これらの活動から得たことは数え切れませんし、実際に仕事をする中でも生かされていると思います。」


Hさん

「一つ目は、経済の授業です。銀行で勤めていたとき、とても役立ちました。キャリア支援センターの業務でも企業を見る力になっていので役立っていると感じます。

  二つ目は、英語の授業です。これからの時代を生きていく中で必要になってくると思い、もう一度学習しなおしています。基礎を大学で学んでいたため、英語力を伸ばす土台になっていると感じます。」

Kさん

「学生時代に様々な経験を重ねましたが活かされている、活かされていないは本人の捉え方次第だと思います。学生時代の経験が直接的に仕事に繋がっていることは少ないかもしれませんが、間接的に活かされているな、また就職して数年経った後に活かされているな、と感じることもたくさん有りました。経験したことは決して無駄になりません。何かしらの場面で皆さんの力になります。短期的な損得勘定だけで『やる・やらない』を判断しないよう、様々なことに挑戦してください。」


Mさん

「学生時代に専門的な分野を学んでいたわけではないので、直接学びが活かされていることは正直ないと思います。ですが、学生時代の留学経験を通し、さまざまな価値観に触れて受け入れること、色んなことに興味を持つこと、学びを楽しむことは、仕事をする上でも活きていると思います。」

Q,何を基準に進路選択、就職先を決めましたか?

Fさん

「自分の思い描くキャリアプランを実現できるか、業務上でのやりがいを実感できるか、様々なことに挑戦できるかを基準に選択をしました。」

Hさん

「大学の先輩の活躍情報を活用しました。価値観の近い部活動の先輩がどんな風に就活をし、実際に社会で活躍しているのかをもとに「自分もできるかも」と思うことができる業界を狙っていました。親の意見も聞いたりもしましたが、やはり時代が違うこともあり情報を見極めるのは難しかったです。就職先の業界に親も勤めていればかなり有効なアドバイスを聞くことができると思います。」


Kさん

「元々教員志望。採用試験に合格するレベルまで自分を追い込むことができず夢を諦めました。ただ何かしら教育に携わりたい、この気持ちから教育機関で働く方法は無いかを探し始め大学職員を志しました。『科目を教えることだけが教育ではない』この気持ちで就職する業界を決めました。」

Mさん

「私は将来社会とどのように関わり、社会に貢献していくかを考える前に、語学を活かす仕事がしたいなど、絞って就職先を考えてしまい、就職活動に苦戦しました。まずは自分の就職活動の軸、就職する際に譲れない点、社会とどう関わり、貢献したいかをしっかり考え、その軸からブレないよう広く企業を見て、就職先を考えることが大切だと思います。」

Q,もう一度大学生になった際に現在と同じ道を選びますか?

Fさん

「今の仕事に不満はありませんがやり直すチャンスがあるのならば全く違う新しいことにチャレンジしてみたいです。」

Hさん

「同じ大学職員の道を選ぶと思います。人のためになる仕事だと本当に感じられる仕事だと思うからです。将来こどもの数は減っていくと予想されていますが、その逆境の中でも工夫次第でどの大学も生き残っていく道はあると考えています。」


Kさん

「一般企業への就職を考えたこともなかったので、大学生に戻れるのならば教育関係以外の業界も見てみたいと思います。」


Mさん

「もう一度大学生になったら、就職すること、働くことについてしっかりと考える時間、自分と向き合う時間を確保し、就職活動に前向きに取り組みたいと思います。結果同じ道に進んでいるかもしれませんが、前向きに楽しんで行動することで、今よりももっと自分の人生の選択肢が広がっていると思います。」

(こちらは女性のみに回答いただきました)
Q,女性として社会で生きていくうえで心がけていることがあれば教えて下さい

Mさん

「女性だからという理由で何かを諦めることや、できないということはないと思っていますし、あえて女性だからという意識は持っていません。男女関係なく、どんな業務でも自分自身で考えて取り組むことを心掛けています。ただ将来結婚し出産を経験する場合、一時的に職場を離れるということは避けられないので、今後のライフイベントを想定しながら、働き方を考えることは大切だと思います。」

Sさん

「『女性として』意識したことはほとんどないように思います。どちらかというと、『社会人として』『職員として』など現時点での自分の立ち位置(状況)に合わせて柔軟に考え、行動するようにしています。」

私たちの疑問に思う質問に丁寧に答えて下さり本当にありがとうございます。職員の皆様が熱意をもって就職活動のサポートしてくださることで就活生は安心して就職活動に取り組めていると感じました。 この記事を通して、今回のインタビューテーマである「就職活動に不安を持つ学生」の力になると思いました。貴重なお話をありがとうございました。

金城学院大学 キャリア支援センター さん

学生本人の希望や適性を最優先に考え、就職活動をサポートしています。ガイダンスなどの就職支援プログラムはもちろん、エントリーシートの添削、面接練習、就職相談ができる個人面談や、学内合同企業セミナー、キャリア・アップ講座も実施しています。一人ひとりの就職活動にまつわる不安や悩みに親身に向き合ってくれる、金城生の強い味方です!