一日一石運動
香川県丸亀市のシンボルである飯野山(通称:讃岐富士)では、登山道を守るためのユニークな市民参加型ボランティア活動「一日一石運動」が行われています。
香川県丸亀市のシンボルである飯野山(通称:讃岐富士)では、登山道を守るためのユニークな市民参加型ボランティア活動「一日一石運動」が行われています。
「一日一石運動」は、登山口に用意された土や石を登山者が一つ運び、登山道の荒れている部分を自らの手で補修する活動です。特別な技術や道具は必要なく、誰もがいつでも気軽に参加できるのが特徴です。
この運動は、行政(丸亀市、坂出市、香川森林管理事務所)と登山者が協力して、荒廃が進む飯野山の登山道を修復するために、2017年4月22日に始まりました。
飯野山は年間約4万7千人が訪れる人気の山です。
山に谷が少ない地形のため、大雨が降ると雨水が登山道に集中します。
土砂が流出して道が深くえぐれてしまうことが長年の課題でした。
この運動は、登山者自身の力で持続的に登山道を整備し、美しい里山環境を未来に残すことを目的としています。
飯野山の登山道を維持していくために、登山者の皆さまのご協力をお願いします。
登山口付近に用意された土や石を、一人一つで構いませんので、登山しながら登山道の荒れた部分に置いてください。
作業中は、周囲に十分注意し、他の登山者の妨げにならないようにしてください。無理のない範囲でご協力をお願いします。
ご協力いただくことで、飯野山の豊かな自然環境が守られ、次の世代にも美しい登山道を引き継ぐことができます。