団体イベント情報

半道橋地禄神社 

山王公園より徒歩五分程上流の御笠川右岸にあるこんもりとした森の中に埴安神を祀る小さな神社で、一帯は御笠川緑地として整備されている。

  平成十一年にJR博多駅周辺にも甚大な被害をもたらした御笠川氾濫後の河川拡幅工事で、平成十三年には消える可能性もあったが、地元住民の保存運動により工法が変更され、鎮守の森の下に暗渠化した流れを確保することにより守られることとなったという住民の熱い思いがこもった神社である。

いつもきれいに整備され、御笠川の風が心地よい憩いの場でもある。

※半道橋とは町名で、江戸時代の官道(宰府道)の博多の出入口から丁度半里のところに小さな川にかかる橋があり、半道橋と呼ばれていたことから名づけられた。

 西日本文化協会季刊誌「西日本文化」より　2024年 

半道橋地禄神社改修工事完了の御礼 

半道橋地禄神社は、半道橋1丁目1区・2丁目町内会の文化財として長年に渡り維持管理されてきました。

この度、改修工事により令和７年７月１８日に無事完成・引き渡しが完了いたしましたことをご報告申し上げます。

これもひとえに、地域の皆様、関係者各位の温かいご支援とご協力の賜物でございます。心より感謝申し上げます。　

本工事では、社殿の建て替えをはじめ、周辺の整備を行い、より安全で快適な環境を整えることができました。

これにより文化財を保存し地域文化の継承をすることが出来ましたことを心より御礼申し上げます。 　

令和７年７月吉日　

半道橋1丁目1区・2丁目町内会　会長　金光伸男

半道橋文化財保護委員会　代表　日下部　隆 

令和７年７月２５日　夏まつり神事の様子