トップページ>よくあるご質問
「食前」・・・食事の1時間~30分前
「食後」・・・食事のあと30分以内
「食間」・・・食事と食事の間(食事の約2時間後)
一部の薬は、必ずそのタイミングで飲まないといけない薬があります。
不明な点がありましたら、薬剤師にご相談ください。
気づいた時に服用してください。次の服用時間が近い場合は、飲まずに次回からいつもどおり服用してください。決して2回分を一度に服用しないでください。
次の服用時間がどれくらいあいていればいいのか?
1日3回服用のお薬→4時間以上
1日2回服用のお薬→6時間以上
1日1回服用のお薬→8時間以上
基本的にはコップ1杯の水またはぬるま湯で服用してください。最近では、少ない水で服用しないと効果が下がる薬も出てきましたので、ご心配であれば薬剤師に確認してください。
お酒で飲むのは絶対にやめてください。薬を服用している期間は禁酒してください。飲み合わせによっては、死亡事故につながります。
薬と薬、薬とサプリメント、薬と嗜好品(食品を含む)には飲み合わせが悪いものがあります。時に命に関わる副作用が出ることがあります。それらの情報を書き留めていただき、医療機関や薬局をご利用する際は、お薬手帳を利用してください。特にこだわりがなければ無料で作成できます。
医師は診断・治療のプロであり、中にはお薬の飲み合わせに詳しい医師がいらっしゃいますが、苦手な医師がほとんどです。一方、薬剤師は治療薬のプロです。お薬の飲み合わせ、お薬の副作用のチェックなどに長けております。医師・薬剤師が持ち味を発揮することによって、より安全にお薬を使用することができます。薬局でもお薬手帳の提示をお願いいたします。
人間の心理として、「安いものは質が悪い」と、思うのは当然だと思います。でも、そうではありません。お薬には先発医薬品とジェネリック医薬品があります。先発医薬品メーカーは医薬品の有効成分から開発し、薬になるまでは何千億という開発費がかかります。その開発費を回収しなければ赤字となりますので、先発医薬品は価格が高くなっています。ジェネリック医薬品は、特許が切れたあとに、その有効成分を使って他社が開発します。有効成分を開発する必要がないためお安く提供できます。
薬は有効成分と添加物などでできています。先発医薬品とジェネリック医薬品は、有効成分が同じでも添加物が異なっていることがあります。変えたとたんに出たアレルギーであれば、添加物によるアレルギーの可能性があります。最近ではオーソライズドジェネリック (AG)といって、名称は違いますが、有効成分と添加物、製造場所が、先発医薬品と全く同じ特別なジェネリックもございます。AGであればジェネリックの値段でお安く、添加物にアレルギーがあってもご安心して使用できます。
年齢を重ねていくと病院にかかることが多くなりますよね?現在、病院や薬局でかかったお金の1~3割をご自身が負担し、残りは保険者が支払っています。この制度を医療保険制度といいます。医療費は切迫しており、今から医療費を節約していかないと、子供や孫世代が年齢を重ねていったときに、医療保険制度が崩壊している可能性もゼロではありません。ジェネリック医薬品は、医療保険制度を維持するための救世主です。積極的に使用することをお勧めいたします。