研究内容
研究内容
重い星はその一生を超新星爆発により終えます。しかし、重力崩壊型超新星爆発が起こった際に、全てが雲散霧消となるわけではありません。親星(超新星爆発を起こした星)の中心部は、中性子星やブラックホールとして残ります。このような天体は、相対性理論の効果を無視できないため、相対論的天体と呼ばれます。中性子星は地球上とは全く異なる環境となるため、地上では観測するのが困難な物理現象を調べることができるかもしれません。例えば、中性子星内部では角砂糖1個あったりの体積が10億トンに達しているかもしれません。我々は、中性子星にまつわる物理現象の理解を目的に研究を行っています。
中性子星の構造と安定性