第21回原爆の図展
展示期間 2025年8月16日~19日
会場:文京シビックセンター1階展示室
文京区民と原爆被害者(文友会)の協力で企画・実施してきた「原爆の図展」は今年で第21回目の開催となります。「原爆の図展」(文京区教育委員会及び文友会後援)は、これまでに延べ22,000人の来場者を迎えています。私たちは「原爆の図展」を通して原爆の被害の実態と平和の尊さ、核兵器の廃絶を訴えてきました。
「原爆の図展」に展示している「原爆の図」は、丸木位里・丸木俊夫妻の共同制作です。この「原爆の図」は、戦後30年以上の歳月をかけ全15部が製作され、描かれた「原爆の図」は日本全国を巡回し、公民館や寺院、学校の体育館などで展覧会が開催(文京区では東京教育大学《現筑波大学》で1952年6月開催)され、多くの市民から共感を得てきました。
昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。今年度の「原爆の図展」では東京の被団協の記念講演、文友会の被爆証言及び第3回「子ども平和アート・メッセージ展」(ノーベル平和賞もテーマ)を企画しました。
第21回「原爆の図展」及び第3回「子ども平和アート・メッセージ」展(協賛 学校法人東洋大学)は、未来を担う子どもたちの健全育成、主権者教育にも寄与する事業です。この募集・展示を通じて、子どもの平和教育と主権者である子どもの育成に寄与したいと考えています。
核兵器廃絶は人類共通の目標です。2021年1月に発効した核兵器禁止条約は世界の人々の希望の光です(条約の署名・批准・参加した国は94か国)。日本は核兵器禁止条約に未だに参加していませんが、被爆国である日本の同条約への参加は国際的に重要です。私達は「原爆の図」展の開催を通じて、日本政府が同条約に参加することを願っています。ご来場頂ければ幸いです。
原爆の図を見る会・文京会長 鹿倉泰祐
過去のチラシ
協賛:文京区社会福祉協議会