宇宙で生じる様々な現象は、自己重力、流体、電磁相互作用、輻射過程といった多様な基本物理の組合せにより記述され、これらに対応可能な公開コードが、粒子相互作用計算コードFDPS、適合格子細分化法(AMR)搭載磁気流体コードAthena++、一般相対論的輻射磁気流体コードUWABAMI+INAZUMA、プラズマ粒子計算コードWuming PICです。本課題では、宇宙物理を代表するこれら四種の公開コードを次世代ヘテロジニアス計算環境へ適用するとともにAI 技術を導入することで高度化し、コード間連携と相互運用性を強化することで、国際的に利用されるマルチフィジックス・マルチスケール宇宙計算基盤の確立を目指します。
なお、本課題は「富岳」成果創出加速プログラム「シミュレーションとAIの融合で解明する宇宙の構造と進化」の後継課題として位置づけられ、HAIRDESCと密接に連携して推進します。四種の公開コードはいずれも各種の賞(HPCIソフトウェア賞等)を受賞しており、その有効性と先進性は公的に評価されています。