植栽密度および間隔


1)一般的な群植(寄植え)の場合の密度、配植

・樹木の成長、樹形等を考慮し、配植や密度を決める。

・植栽の密度としては、植栽時の樹木の大きさ、ロケーション等にもよるが、間隔は2m-3m前後を基準とし、同間隔、同列にならないように配植するとよい。 ※自然の雑木林では、高木、中木、低木それぞれが1本/m2程度の密度である。


2)苗木植栽の場合の植栽密度

・回復緑地等に適用する1本/m2-2本/m2程度の密度に植栽することが多い。

・この場合、根の傷んでいないポット苗を使用し、その土地に適した樹木を選ぶこと。また土壌条件が大切で、適宜土壌改良剤や肥料を混入する。

・苗木の規格はポット苗でH0.3-0.9m程度とし、防風対策として周囲に低木類を植栽することもある


3)その他の場合の密度および間隔

6-10m前後


5m前後


H1.2-1.5mで2-3.5本/m

H1.8-2.0mで1-2.5本/m


H3.0で1本/m


H3.0-4.0 で1本/m

H5.0-6.0 で1本/2m


0.4×0.4で6株-9株/m2


10cm 間隔 100p/m2

12.5cm 〃 64p/m2

15cm 〃 44p/m2

20cm 〃 25p/m2


1. 木で枝が横に広がる様な樹木は植栽間隔を広くする。(例 ケヤキ等)

反対に、ハナミズキやカツラのような樹種は植栽間隔を狭くする

2. 生垣は、刈り込み高さで規定する。(ひとまわり大きなものを植え、刈り込んで仕上げ高さにする)