ホワイト・コモン
ブライトシーズン上大久保のランドスケープ(富山市内)
計画地は約6000m2、20戸の平坦な住宅地開発である
公園は角地にある宅地1戸分程というコンパクトな敷地のため
立ち寄った人、通りかかった人たちが気軽に声を掛け合える距離感を大切にしたいと考えた。
そこで児童公園というよりは住民みんなが集う街角のコモン(住民広場)として親しまれる空間づくりを目指した。
道路沿いはフェンス等を設置しないオープンなデザインとし、かつ地盤を道路より少しだけ高く設定する事で
街との一体感と道路と隔てた領域性を両立させたデザインとした。
またテーマカラーをホワイトとし外周花壇は白レンガで、植栽は白花やシルバー系の葉色のものを選定した。
この街角コモンがコミュニティの核となる生活空間になればと願っている。