Rainbow Leaves
小公園の計画、設計(上尾市内)
計画地は約4300m2、33戸の平坦な住宅地開発である
公園は住宅地のほぼ中央に位置する160m2程の小さな公園となる
住宅地内の広場として位置づけるため、道路とイメージを一体化した空間デザインをめざした。
車道部は通常のアスファルト舗装でコンクリート側溝が縁取る形態となる。
そこで公園内の舗装も車道とのイメージの連続性を考慮しモノトーンな色合いとしてかつ側溝のイメージも公園内にも取り込むデザインとした。
これにより公園というよりも道路広場のようなイメージを演出した。
植栽は管理上の要請が常緑樹で大きくならないもの、かつ地域的制約からビャクシン類が不可という事であった。
そこで中木はビャクシン類以外で葉色を楽しめるコニファーとし、低木類も常緑のカラーリーフとした。
赤、緑、黄色、ブルー系他など多彩な色合いの葉を一年中楽しめる広場としてRainbowLeavesというコンセプトとした。
アクセントとして飾り玉を植栽地コーナー部に設置し車止めも同様のデザインのものを配置した。
公園灯はLED灯で広場のイメージに合うようなティアドロップ型のコンパクトなものとした
住宅地の沿道部もカラーリーフによる植栽、飾り玉を施し街全体のイメージ演出を図りたい。