(潜在自然植生による植栽計画)
運輸会社の倉庫兼事務所廻の植栽計画である。
既存の建物がドーム型でかなり特徴的なシンボリックな建築物であった。
それは地球をイメージさせた。
そこで地球をエコロジーのシンボルとみたて、エコロジーをテーマに潜在植生をベースにした
「ふるさとの森」を提案した。
この地域の本来の植生はシラカシ、スダジイなどを主体としたものなのでこれらの樹木の苗木を密植し、
将来的には自然淘汰により地域に根差した森を目指した。
苗木植栽は大木植栽に比較してイニシャルコストを抑えることができ
また初期の管理を適切に行えば将来の管理費用も抑制することが期待できる。