ガラスの森
第27回日本電気硝子空間デザインコンペティション参加作品
コロナ対策は環境問題にも密接に関わっている。
コロナ対策により都市のロックダウンを行った事で世界の都市環境が 一時的ではあるが劇的に改善した。
コロナ対策が環境問題改善に寄与する可能性は十分期待できる。
今後コロナ対策により生み出された新たな生活スタイルを継続していく事が 環境問題を改善していく上で非常に重要となる。
今回はこの新しい生活スタイルを表現する屋外空間を提案したい。
ガラスは地球環境に優しいリサイクル素材である。
また、飛沫防止パネルなどのコロナ対策の象徴的なイメージ素材でもある。
さらにグラスファイバーはリモート生活を支える重要な通信素材となっている
そこでガラスという素材を活用して人と環境が共生した里山、「ガラスの森」を創造した。
庭園にガラス作品を点在させるのではなくガラスと言う素材で作り出された環境に 樹木を点在させるといったイメージである
森にはガラスの原子配列(非晶体)をモチーフにした園路を巡らせ、板ガラスのベンチを置き、 樹々の間にガラスのパネルを点在、グラスファイバーで草地、 粒状の廃ガラスで地被類(コケ、シバ等)、せせらぎ、池を表現した。
また、光ファイバーを地面に埋め込みガラスを輝かせ幻想的なナイトスケープを演出したい。
さらに、ガラス細工で生物(野鳥、昆虫、爬虫類、魚類)を表現して森に生息させ、 ガラスアート、ステンドグラスなどを配置するのも面白いかもしれない。