大気浄化植栽について
大気浄化植栽について
大気浄化植栽を計画する場合もっとも重要なことは大気浄化能力が高い樹種を適所に選択していくことである
大気浄化能力は単葉の浄化能力と葉量(樹木形状、着葉期間等)により総合的に判断される必要がある
しかし単葉の浄化能力についてはさまざまな研究がなされているが葉量を含め樹木の総量として大気浄化能力を測定、推定しまだわずかしかなく今後に期待しなければならない
[樹木による大気浄化効果の試算]
よって一般的には単葉の浄化能力を基準に樹木の大気浄化能力を評価している。
造園の植栽計画においてはこの単葉の浄化能力をベースに樹形、配植、デザイン性を考慮して葉量を出来るかぎり多く確保し効果的な大気浄化が行えるように計画する必要がある。
大気浄化能力を大気汚染耐性
大気浄化能力が高い樹種の中には大気汚染耐性が低いものもある。
したがって住宅地、学校などは大気浄化能力が高い樹種を選択し工場、通行量の多い沿道などは大気汚染の耐性にてついても考慮する。