KPとPLで技能の考え方の差を埋めたい
しかしこれらはKPの裁量に任せられているものであり、それまで遊び方や身内だからなど
考え方はいくらでも存在する
故にこれはあくまでも灰猫こと猫卓上で採用する考え方である
探索系技能判定に失敗した時もう一度挑戦したい
又は失敗したので違うアプローチをかけたいと言う
会話をしたことがある人はいるのではないだろうか?
これは技能とは一体何かの捉え方の差によって生まれると考えている
技能とは一体何か
これはPL視点ではなくPC視点で考える必要があると考えている
例えば<目星>、これはある部屋の中に目的の物がないか、又は何かしらの目に留まる物の有無を確かめる技能である。
これに失敗した時は大抵何も見つからない、PL視点では失敗したことが分かるのでもう一度挑戦したいと思うのだが、PC視点で考えてみると、部屋の棚から机の裏、ベッドの下まで見て回ったが何も見つけれなかったと言う気分になっているのだ
その状態でもう一度探そうと思うだろうか?君はこの部屋の隅々まで見て回ったのだ、その上でここには何もないと判断した。
となれば、なにかあるのは他の部屋か、他の場所であると思うのが当然だと私は思う
これが技能に対する私の考えである
KPとしてもPLとしても失敗したことはわかっているのでどうにかしてその情報を回収したい(させたい)と思う
その為の方法として、時間を置いて挑戦するというのがある
他の場所を探索するなど時間を置くことで本当にあの部屋には何もなかったのかな?と言う疑問が湧いてくると言う経験をしたことがある人は少なくないと思う。
人は時間を置くことで冷静に(もしくは不安に)なることができる
この方法の利点としては、その場の失敗に縛られる事無く外の情報へ探しに行かせることができることであると、私は考える
また別の方法として、失敗しても手に入ると言う方法がある
探索技能を成功すれば5分、失敗すると15分時間を消費して目的の情報や物を見つけることができるという様に、失敗の代償を時間の浪費に当てる方法である
これは時間制限付きのシナリオで有用であると考える
失敗しても情報は手に入ると言うことで制限時間でのハラハラ感を味わいながら、連続失敗による情報不足に陥らせない利点がある
ただし、これはシナリオ開始時には必ず説明しておく必要がある
そうしないと「成功したらもっといい情報が手に入るのでは?」という勘違いや「なんでそんなに時間が進んでいるんだ!」なんて口論になったりする可能性がなきにしもあらず
TRPGを遊ぶ時は始める前にKPとPLの考え方のすり合わせをしっかりとしておこうね!