あなたのために

「永遠の生命保険」は

用意された!!

David Blackstone(デビッド・ブラックストーン) 著

希望の虹 永遠の幸福マインド

結 論 !!

人間は【主】に造られた存在です。

最初の人間、アダムとエバの失敗により「罪」に取り憑かれ、引き継がれていますが、【主】の恵みと個人の自由意志による信仰によって救済されます。

それは、「福音の三要素」を自分のために信仰で受け入れることです。

それが、永遠の幸福の扉を開く、【主】が認めた唯一の方法です。

それこそが、あなたのための「永遠の生命保険」です。

これがあれば、究極的に「大丈夫!!」なのです。(ピリピ1:6)

有効期限

メシアであるイエス・キリスト再臨直前まで

(実際には、自由意志が行使できる間)

その理由を、聖書から簡単に述べていきます。

この文章が、あなたの「永遠の幸福マインド」を支える一助となれば幸いです。

!ご注意ください!

ニセモノの登場や詐欺被害など多発しています。

これから先に、「私は再臨のイエス・キリストだ。」と語る人が出てくるでしょう。ホンモノがこの地上に、姿を現すのは、患難期の最後に再臨する時です。

キリストを騙る者、反キリスト、偽予言者などがますます大活躍する時代です。

本当に、ご注意ください。

チャンスは、再臨の時までです。

【主】にムダな抵抗をせずに、その「愛の招き」に呼応してくださることをひたすらオススメいたします。

聖書の神概念について

創造主である唯一神 

この文章では、「【主】」と表記

ヘブル語「ヤハウエ」と発音 英語「God」

「(御)父」「いと高き方」「わたしはある」

「(御)子」「インマヌエル」「イエス・キリスト」

「メシア」「救い主」「(御)聖霊」「真理の御霊」「助け主」など、同一の存在を表している。

「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神(出エジプト3:5)」と記されている箇所もある

性質:永遠から永遠の存在、全知全能、偏在、三位一体

福音の三要素について

①キリストは、私たちの罪のために死なれたこと、

②キリストは葬られたこと、

③キリストは三日目によみがえられたこと、

この3つを受け入れると救われます。(1コリント15:3〜5)

イスラエルの表記について

【主】の召命を受けたアブラハムからイサク、ヤコブへと続く流れを【主】の選びの民「イスラエル」と定義しています。

「ヘブル(ヘブライ)」「イスラエル」「ユダヤ」などの表記があるが、「イスラエル」を意味します。

ダイジェスト版

あなたのために「永遠の生命保険」は用意された!!

聖書は66巻からなる、実に不思議な書物です。天地創造からはじまり、新天新地「天のエルサレム」まで記されています。


その内容は、人類救済の歴史です。その本質は、エデンの園でアダムとエバが堕落する所から始まり、天の都エルサレム(新天新地)で、人類の救済が完成するところで終わるのです。


聖書に記されている創造主は、唯一神であり永遠の存在です。三位一体で、「第一位格 御父、第二位格 御子 イエス・キリスト、第三位格 聖霊」その存在は一つですが、三つの位格という働きがあります。本書では、【主】と記述します。

※以下の文章は、見出しをクリックすると各項目の文章が読めます。

(1)サタン(悪魔)が天使長だった頃

サタンは、元天使長で最高位のケルビムの座にあり「暁の子」と呼ばれていました。それは、宝石で彩られた輝く星だったようです。

(2)闇に覆われた星 地球

創世記の1章2節の「混沌」とした状態になったのは、「暁の子」と呼ばれていたサタンが【主】を超えようとクーデターを試みたからです。サタンは、天使の三分の一を道連れにして、天から堕とされました。【主】には天使の救済計画はなく、その運命も火の池だと定められたのです。(エゼキエル書28章参照)

(3)天地創造の7日間

「光あれ」という言葉からはじまりました。

第一日目…「光(シャカイナグローリー)」

第二日目…「大空」

第三日目…「陸地と海(水)の分離」

第四日目…「太陽、月、星(天体)」

第五日目…「海には海の生き物、空には鳥」

第六日目…「動物が創造され、最後に人間」

第七日目…創造の完成記念「【主】の安息」

※第一日目と第四日目「光に関する創造」、第二日目と第五日目「水に関する創造」、第三日目と第六日目「地上に関する創造」で、それぞれ関連しています。

(4)エデンの園 最初の人間アダムとエバ

最初の人間、アダムとエバは、エデンの園に置かれることになりました。地上の楽園で、完璧な生活環境があり、外見が美しく、美味しい果実をつける木だけ生えていました。


エデンの園の中央には、その実をとって食べると肉体的に死ななくなる木「いのちの木(創世記3:22)」があり、また、「善悪の知識の木」もありました。


ここが、人間にとっての分岐点になった舞台です。

(5)「はじめて罪を犯す」「最初の殺人事件」

エデンの園には、たった一つの禁止令があり、時限的に人間がテストされました。それは「善悪の知識の木の実だけは食べてはいけない」というものでした。しかし、サタンの誘惑にのり、エバが食べ、アダムも食べてしまい、それにより、「罪」が侵入し、霊的死状態になり、肉体的死を意識しながら生きる事になりました。


【主】は、「女の子孫であるメシアがサタンの頭を砕く(創世記3:15)」と全人類の救済を宣告されました。


アダムとエバは、エデンの園から追放されることになりました。その実を食べてから、自分が裸であることを恥じるようになり、イチジクの葉で衣作り、誤魔化そうとしましたが、【主】は、2人のために動物の犠牲を伴った皮衣を与えて下さいました。


2人の息子、カインとアベルが誕生しますが、【主】への献げ物を受け入れられた弟アベルを兄カインが憎み、「人類史上、初の殺人事件」が起きました。


それでも、人は増え広がりました。人口増加に伴う困難が起きてきました。

(6)ノアの箱舟の顛末

その困難とは、人間の堕落と暴虐が世に満ちたこと、またネフィリム(超人)という存在でした。

【主】は、信仰者ノアに洪水から救済するための箱舟(はこぶね)を作るように命じられました。


これが、地球規模の大洪水のお話しです。ノアとその妻、セムと妻、ハムと妻、ヤペテと妻の8人と、種類に従って陸上の動物が保護されました。ノアの箱舟は、信仰者が救済されるというひな型になっています。


40日40夜の大雨は大洪水となって地上を飲み尽くし、箱舟にのらなかった人たちを滅ぼしました。ノアたちは、【主】からの許しで、一年と十日後にアララト山4000m付近(今のアルメニア)に降り立ちました。


この8人から、今日の世界人口に増え広がりました。ヤペテは白人系の祖、ハムは黒人系の祖、セムは黄色人種系の祖とされました。セムが【主】の選びの民イスラエルの本流となります。


聖書にくり返し出てくるのは、人間の失敗と、【主】によるさばきと救済です。これは、【主】による人類救済への完結へと繋がっている最重要のテーマです。

(7)【主】の選びの民のはじまり、イスラエルの父「アブラハム召命」

【主】は、カルデアのウル(現イラク)にいたアブラハムを召し出し、イスラエルの父(選びの民の祖)として、子孫や土地の約束を与えました。アブラハムは信仰で応答しました。でも、その約束が実現するまでには長い期間と、信仰による忍耐が必要でした。アブラハムが百歳の時に【主】が約束されたイサクが誕生しました。それは、人間的には不可能な領域でした。その次の世代は、ヤコブに引き継がれました。


【主】の選びの民に対する子孫の約束は、創世記3章15節で宣告された「女の子孫」、つまりメシアであるイエス・キリストに繋がるという特別な意味がありました。

(8)【主】の選びの民「イスラエルの歩み」族長時代・出エジプト時代(モーセの律法と幕屋)・カナン征服定着時代・イスラエル統一王国時代・分裂王国時代・捕囚回復時代(離散)・中間時代(属国)

【主】の選びの民「イスラエル」の歩みは、波瀾万丈でした。アブラハムの族長時代からはじまり、ヤコブの世代で食糧危機からエジプトに移住しましたが、政権が変わり奴隷状態にされてしまいます。危機に陥り絶体絶命と言う所から、【主】の助けが記されています。ヤコブは後にイスラエルと改名され、その12人の息子がイスラエル12支族を形成することになります。


この食糧危機の前に、11番目の息子「ヨセフ」が兄弟たちの嫉妬を受けて、殺されそうになりましたが、結局、奴隷商人に売られてエジプトにたどり着いていたのです。そして、エジプトのナンバー2に取り上げられた後に、その兄たちが食料の買い付けに訪れることになったのです。すべては、【主】の御手が動き、備えがあったのです。奴隷に売られたヨセフは、「受難のメシア」のひな型です。


奴隷状態だった選びの民「イスラエル」を救出するため、【主】は、モーセをリーダーに選び「出エジプト」させました。それを映画化したのが「十戒」です。映画のクライマックスシーンは、モーセが目前の海の水が分かれて、民が渡れる道をつける合図を送るところです。

しかし、最後の災い「初子の死」を回避するために【主】からイスラエル人に示された「過越の祭(出エジプト12章)」こそが、イスラエルの民のみならず、全世界の人のために、重要な意味合いがあったのです。それは、女の子孫と言われるメシアであるイエス・キリストが十字架で犠牲になることのひな型だったからです。


【主】が、「出エジプト」させ、約束の地カナンに40年かけて荒野を移動させたのは、イスラエルを真に礼拝する民として聖別するためでした。そのために、幕屋がつくられ、レビ族が祭司として、礼拝をリードする役割を与えたのです。幕屋の至聖所には、分厚い隔ての幕がありました。これを超えられるのは、大祭司のみで、一年に一度、犠牲の動物の血を携えてくぐるしか方法がありませんでした。


ヨシュアの時代に、アブラハムに約束された土地「カナン」に入り定着します。士師の時代を経て、イスラエル統一王国時代となります。サウル王、ダビデ王、ソロモン王と続いた王政ですが、その後、南北に分裂王国となり、北王国はアッシリヤ捕囚となり離散します。南ユダ王国はバビロン捕囚された後、祖国に帰還したものの属国になるという歴史をたどりました。

(9)メシアであるイエス・キリストの誕生(初臨)~十字架と復活(新約時代)…隔ての幕が上から下へ裂かれた真意  ~めぐみの時代の到来

ローマ帝国の属国だったA.D.1年に、メシアであるイエス・キリストが誕生しました。これは、メシアを待望していた信仰者には朗報となりましたが、指導者や権力者には大きな憂いの種となりました。自分の地位を脅かされると感じたヘロデ王は、イスラエル中の男児を抹殺したこともありました。


イエス・キリストは、100%神(第二位格)であり、100%人間(「罪」を取り除く子羊)であるという存在でした。もちろん系図はアブラハムからダビデを経由して養父ヨセフに至る(マタイ1章)ものと、母マリアからダビデ、アブラハムを経由してアダムに至る(ルカ3章)ものがあります。それは、メシア預言で示されていたものを裏付けるために重要でした。


また、イエス・キリストは、ご自身がメシアであることを示すために、奇跡を行われました。サタンに試みられ、律法学者には詰め寄られました。それでも、律法を守り、罪を犯しませんでした。その義人が『「罪」を除く神の子羊』として十字架に架けられて死んだ時に、全人類の「罪」の贖いが完成し神殿の聖所と至聖所の隔ての幕が上から下へ裂かれました。そして、葬られ、三日目に復活されたのです。


それは、律法の時代が完了し、隔ての幕が裂かれたことにより、「主イエス・キリストの御名」によって、【主】と人間が交流ができる新約時代の幕が開けたのです。


その当時の弟子たちまでもが、「栄光の王」を期待していましたが、十字架で贖いを完成させる「受難のメシア」として、この世に来られたのがイエス・キリストです。


いよいよ、【主】のめぐみの時代の到来です。


A.D.70年に、イスラエルはローマ帝国により崩壊させられ、離散状態になり、「【主】の選びの民」は、滅亡したかに見えたことでしょう。


しかし、ここから弟子たちによる命がけの宣教がはじまり、【主】の存在を証言し続けました。新約聖書が記されたとされるA.D.30年から90年代でも、世の終わりと書かれていますので、世情は不安定で混乱期だったのでしょうね。


離散の民になったユダヤ人は優秀な人が多く、世界中で大活躍しました。

(10)終末時代~携挙・患難期・再臨(栄光の王として再び地上に来られる)・千年王国(メシア的王国)・最終戦争・さばき・新天新地

※北の軍隊(ゴグ)がイスラエルに侵攻…その時に

20世紀になり、世界大戦が勃発し、人々は、それまでより終末時代を意識するようになり、特に、1948年のイスラエル再建国には、さぞ多くの人が驚いたことでしょう。


この文章を記しているのは、2022年4月です。今は、「めぐみの時代」です。しかし、終末時代の兆候を色濃く感じる世の中になって来ています。


その一つが、ロシアの南進です。これには、地球全体を一つの共同体と見なすグローバリズムと自国第一主義(ローカリズム)の対立や民族主義、反ユダヤ主義も関係しているようです。戦争や紛争、混乱の背後にはサタンの感化があり、【主】の計画に横やりを入れて邪魔をしようとするのです。


しかし、【主】はそれらを折り込みながら、やがて、御心を果たされるのです。


近い将来にゴグ(北の国々のリーダー)は、イスラエルに侵攻するとエゼキエル38章に預言されています。


【主】に信頼する信仰者に関連する次のイベントは「空中携挙」です。信仰者の共同体(キリストの身体なる教会)をメシアであるイエス・キリストが天に引き挙げられるのです。


程なくして地上には、イスラエルにとって苦難・困難の期間である7年の患難期が到来し、その最終局面でハルマゲドン戦争が起こり、イスラエルに他国の軍隊が攻め入ります。その背後には、世界統一政府などの三位一体に見せかけた統治機構(獣と偽預言者など)が暗躍します。患難期の最後の3日間に、イスラエルの国家的悔い改めが起きて、メシアに救いを求め、メシアであるイエス・キリストが再臨されるのです。


そして、サタンが幽閉され、悪霊は活動停止になり、獣と偽預言者は火の池に投げ込まれます。


千年王国(メシア的王国)のはじまりです。


アブラハムに約束された内容で、まだ成就していない事項が現実になります。「栄光の王」として、イエス・キリストがダビデの王座につき、平和な時を統治されるのです。


『6 狼は子羊とともに宿り、豹は子やぎとともに伏し、子牛、若獅子、肥えた家畜がともにいて、小さな子どもがこれを追って行く。7 雌牛と熊は草をはみ、その子たちはともに伏し、獅子も牛のように藁を食う。8 乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子は、まむしの巣に手を伸ばす。9 わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、滅ぼさない。【主】を知ることが、海をおおう水のように地に満ちるからである。(イザヤ11:6-9新改訳2017)』


サタンが解き放されると千年王国が終わりになります。その感化を受けて、北のリーダーのゴグがイスラエルに侵攻し、地上での最終戦争が起きます。サタンが幽閉されているか否かで、これだけの差があるのです。


人間の歴史は、サタンの誘惑により、挫折へとまっしぐらと言う局面が多くあり、そのくり返しでした。その場にいる人たちは、それに追従するか否かによって、その後が決します。


サタンは火の池(地獄)に入れられ、また人間も大いなる白き御座で最終審判を受けます。


そうして、全時代の【主】を信じる信仰者は、天の都エルサレムとも言われる新天新地での生活の幕が上がるのです。【主】によって確立された「永遠の生命保険」は、あなたをこの新天新地という輝く星に招待しているのです。

この招待は、【主】が備えた救済方法を、あなたが信仰で感謝を持って受け取るだけで完結します。


【信仰を表明する祈り】

「私は【主】(本当の神)を知りませんでした。私のためにイエス・キリストが十字架に架かり死に、葬られ、三日目に復活されたことを信じ、感謝して受け入れます。私を永遠の愛で包んで、神の子としてくださり、永遠の生命に生かされることを感謝します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アァメン」


このように、天の父である神に、聖霊の執り成しにより、イエス・キリストの御名を通して祈ると、聞き届けられ、天に大きな喜びがあります。

ここまでが、聖書の年代チャートに沿ったダイジェスト版です。

各項目をもっと知りたい方は、詳細版をお読みください。

https://graceofgod.tokyo

【主】のめぐみプロジェクト詳細近日公開予定

あとがき

筆者は、プロテスタント福音派の牧師の三男として育ちました。そこに集う【主】を信仰する皆様のおかげで成長することができたことを感謝しています。でも律法的な雰囲気と伝統に支配される組織には違和感もあり、ひたすら礼拝・日曜学校・伝道集会・祈祷会・伝道など7日間をくり返していたように思います。


私は、10歳の時に洗礼を受けましたが、その前に、聖書のある箇所が気になりました。それは、イエス・キリストが十字架に架かる前にゲッセマネの園でお祈りをする所です。


それからイエスは少し進んで行って、ひれ伏して祈られた。「わが父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしが望むようにではなく、あなたが望まれるままに、なさってください。」(マタイ26:39新改訳2017)』


それまで、私が認識していた神様は、「祈れば自分の願いを叶えて下さる」というイメージだったからです。


「このイエスは、今まで聞いていたのとは違う」と周囲に疑問を投げかけましたが、腑に落ちる応答はなかったように思います。


今から振り返ってみると、我ながら「非常に大事なポイントに気づいていたのだ」という気持ちです。


それは、人間が抱えていた「罪」をどのように救済するかという課題は、神100%であり、人100%であったイエス・キリストであっても、「自らいのちの究極の選択(葛藤)」を迫られていたのです。


御子イエス・キリストが100%の義人として、自らを犠牲として、十字架に架かり死に、贖いを完成して下さった事を信じることで、【主】の前に「無罪」とされること、墓に葬られ、三日目に復活されたことによって、信仰者が永遠の生命に入れられる事は、理屈でわかっても、不信や疑念による葛藤が続く内容です。


私は、よりシンプルな聖書理解を模索し、紆余曲折、様々な葛藤を経て、【主】にある平安の真意に気づいたのは、約40年後でした。


私の場合は、【主】に対する信仰からは離れることはありませんでしたが、信仰者間における様々な矛盾による自律神経系の身体反応により、環境を変える必要性が生じました。それが、私のマインドを良い方向へと導く結果になりました。


まるで、【主】の選びの民イスラエルが、出エジプトをしてから約束の地カナンに入るまで、荒野生活40年があったと記してあります。私の場合も、同じような荒野の40年があったのだと感慨に浸っています。


平安への誘いのもう一つ大きな転機は、ハーベストタイムミニストリーズのフルクテンバウム博士のセミナーです。聖書のヘブル的な解釈による釈義は、それまで触れてきたイスラエルからヨーロッパ経由の聖書知識とは違いがあり、正に「目からウロコが剥がされた」思いでした。


ハーベストタイムミニストリーズ主宰の中川健一師のヘブル的視点は、【主】が示されている「愛」をプロジェクションマッピングしているように感じられ、自分の中の情報を整理するために、非常に有益な学びの機会となりました。


また心理面では、TCS(トータルカウンセリングスクール)などの学びや実践を通じて、現実と信仰のバランスを探る機会を得たことは貴重な体験として有難かったです。


くり返しになりますが、人は【主】に造られ、究極的な「罪」の救済という【主】の愛に包まれている存在です。それに、どのように向き合うかで、人生は大きく変わります。それは、個人の自由意志に任されています。


信仰者でも、この世で肉体的生命に生かされている間は、不安や悩みのタネは尽きず、葛藤の連続です。


でも、誰にでも迫り来る「死」の問題を、永遠への通過点に変えることができるのなら、人生の一番大きな重荷が下ろせますから、葛藤の内容が変わります。


『…下には永遠の腕がある。…(申命記33:27新改訳2017)』


かつて、選びの民イスラエルを支え、奮い立たせた【主】の言葉です。


『…わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。…(イザヤ46:4新共同訳)』

『…見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」(マタイ28:20新改訳2017)』


紛争が絶えない世の中ですが、私は、これらをイメージしながら、永遠の幸福マインドで「今ココ」を生きるを実感しています。


地域教会のイメージが強いキリスト教ですが、本質的には、信仰者自身が「神の宮」であり、【主】との繋がり(タテの関係)が基本で一番大切だと理解しています。もちろん、地域教会が健全なコミュニティ(ヨコの関係)としての役割が果たされることを願っています。


今回、この「永遠の幸福マインドで生きられる理由」と「聖書の年代チャート」をまとめようとしたのは、一つは私の情報整理として、また終末がより身近に感じられる世の中を肌で感じ、シンプルな聖書理解に貢献したいという動機もありました。


もっと詳しく学びたいという方は、以下の参考資料などをお読みください。


究極の救いを提供してくださった【主】に、いつも寄り添い支えてくれる妻に、多くの教訓を示してくださる私の周囲の多くの方々に、感謝を申し上げます。


一回でも多く「天に喜び」がある事を【主】に祈りつつ。


2022年4月 David Blackstone(デビット・ブラックストーン)@「【主】のめぐみプロジェクト」

参考資料

「聖書(新改訳2017)」

アーノルド・フルクテンバウム博士によるセミナー(ハーベストタイムミニストリーズ主催)

「天使論、サタン論、悪霊論」「聖書が教える救いとは」「聖書は千年王国に何を教えているか」「携挙・大患難時代・そしてユダヤ人の運命」「終末論のクライマックス」「ディスペンセーショナリズムとは何か-体系的な聖書理解を求めて-」など

「イスラエル学」アーノルド・フルクテンバウム博士著、佐野剛史 翻訳、中川健一 監訳

「日本人に贈る聖書物語 族長たちの巻」中川健一著

「日本人に贈る聖書物語 契約の民の巻」中川健一著

「日本人に贈る聖書物語 メシアの巻」中川健一著

「日本人に贈る聖書物語 諸国民の巻」中川健一著

ハーベストタイムミニストリーズ メッセージステーション「創世記」「出エジプト記」「黙示録」など

https://harvesttime.tv/message-station/

「これだけは知っておきたい聖書の歴史」いのちのことば社

「Jesus Unmasked(イエスの正体)」トッド・フリエル著

著者プロフィール

David Blackstone(デビッド・ブラックストン)

1965年日本生まれ日本育ちの日本人

1975年10月洗礼を受ける

1983年より高校卒業後、製造業で機械設計などに携わる。

1996年よりキリスト教宗教法人の団体職員、伝道師として活動

2003年体調不良などで退職、以降フリーにて活動

2016年より永遠の幸福マインドで「今ココ」を生きるブログを執筆中 https://greceofgod.tokyo

2022年「【主】のめぐみ」プロジェクト始動

※傾聴家、カウンセラー、伝道師etc.として活動中

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