エネルギーの大きさを表す指標です。
「人の一生」にたとえて、12種類の時代で表現しています。
「性格を表す部分」とも言われます。
人の一生にたとえて、時代を模した名前がついています。
胎(たい)=胎児の時代
養(よう)=赤ちゃんの時代
長生(ちょうせい)=子どもの時代
沐浴(もくよく)=少年少女の時代
冠帯(かんたい)=成人式の時代
建禄(けんろく)=ちゃんとした大人の時代
帝旺(ていおう)=ピークの時代
衰(すい)=長老の時代
病(びょう)=病人の時代
死(し)=死者の時代
墓(ぼ)=墓の中の時代
絶(ぜつ)=魂の時代
十二運の順番は、人の一生にたとえられており、各時代の星が巡ってきます。
胎 → 養 → 長生 → 沐浴 → 冠帯 → 建禄 → 帝旺 → 衰 → 病 → 死 → 墓 → 絶 → (そして再び)胎→・・・
人が、成長し、手に入れ、そして、少しずつ手放していき、再生する、という物語があります。
それぞれの時代の「学び」があり、流れが続いていく、そんなイメージです。
「前の時代から何を学び、次の時代に何をつなぐか」のフローとも言えます。
このStep①では、十二運を「性格を読むヒント」としてとらえます。
それぞれの星は、まるで「その年代の感覚をもったキャラクター」のような個性があります。
それでは、それぞれの十二運について説明します。
「前の星から何を学んだか?」をヒントに、イメージしてみましょう。
絶からの学び
「生まれる喜び」
細胞分裂/変化/多芸多才
まだ形になる前、わくわくして計画している。 現実化したいという意思が生まれます。
胎からの学び
「周りに人がいる世界」
愛される/可愛い/受け身
周囲に守られ、支えられて生きる。人のなかで愛されて生きる力を持ちます。
養からの学び
「可愛いだけじゃダメ」
素直/学ぶ/お手伝い
自分も動いてみたくなる。「やってみたい!」という学びの気持ちが芽生えます。
長生からの学び
「今いる場所の外側へ」
迷い/解放/環境
まだ不安定だけれど、新しい世界を知りたくなる。 今いる環境以外に目が向きます。
沐浴からの学び
「共同体の中で生きる」
フレッシュ/スマート/前進力
社会に出て、責任や役割を持ち始める。「ちゃんとやる」世界へ。
冠帯からの学び
「経験値を積む」
確実/組織/仕組み
安定して力を発揮できるように。 経験を重ねて成長します。
建禄からの学び
「自分の世界を率いる」
自信/動じない/世界観
自分の世界を持ち、影響を与える存在。 トップとして生きます。
帝旺からの学び
「非当事者の立場の知恵」
謙虚/達観/悟り
一線を退き、他者を見守る立場に。 周囲との関わり方が変化します。
衰からの学び
「体から解放と頭は無制限 」
想像/感受性/先見の明
体は弱っても、思考は深まる。 内面への集中が始まります。
病からの学び
「真理・本質だけに向かう」
本質/哲学/無限
物質から離れ、たったひとつの真理や本質だけを見る。 余分なものを手放します。
死からの学び
「本質とかどうでもいい 」
情報/探求/察する
静けさの中で分解される段階。地球に戻り、「大事なことはすべて残る」状態に。
墓からの学び
「この世の理の外 」
感覚/瞬間/波
この世の理からいったん離れた状態。 「まっさらな無」から「加速度的なはじまり」を待ちます。