造園・緑化・エクステリア

Jardinier Kirikui

ジャルディニエ キリクイ

ジャルディニエ・キリクイのこと

2009年、Kirikuiは「里山ガーデニング」というコンセプトを掲げ、開業しました。「きりくい」とは切り株のことで、伐採と再生を繰り返す里山の雑木林をイメージしています。

里山ガーデニングとは、人と自然が相互に関わりあいながら美しい風景をつくる里山のあり方に倣う庭づくり。大切なのは、自然の摂理を認めたうえで、人が自然に働きかけ続けること。里山の風景をそっくり再現することを目指しているわけではないので、より正確に言うなら、里山“的”ガーデニング、でしょうか。特に都市化が進んだ土地に生活する人々にとって、里山的な自然との関係性はますますその重要性と価値が大きくなっているように思います。

ジャルディニエは、フランス語で「庭師、ガーデナー」のこと。日本語の“庭師”とも“ガーデナー”ともイメージの違う、人と自然を結ぶ職能を表す呼称して使っています。

開業以来、植物や庭を愛するお客様にめぐまれ、楽しく仕事をしてまいりましたが、2017年に休業。5年に及ぶ休業期間中、Kirikuiをご信頼いただいたお客様には多大なご迷惑をおかけいたしましたが、その間、これまでとは違う視点から造園や社会を眺めることができました。

2022年3月30日、Good Scenery Commonsの事業の柱として営業を再開しました。美しい風景の中で、愉快に暮らす。そのお手伝いをできればと思っております。

庭園・緑地の手入れ

植物が健康に育ちながら、人間も快適な空間をつくるための手入れ作業を承っております。


【お引き受けできる作業内容】

 〇庭木の剪定

 〇宿根草の手入れ

 〇下草刈り

 〇移植 など


【対応可能エリア】

 〇神奈川県、東京都


まずはお気軽にお問い合わせください。料金や作業の特徴など、メールにて詳細をご案内申し上げます。

庭園・エクステリアの設計と施工

庭園、エクステリア(外構)について、設計から施工、その後の管理まで承っております。

美しい庭をつくるために地球のどこかの自然が壊され人々が傷つくことのないよう、資材選びや工法を丁寧に選定した庭づくりをしております。特にエクステリアに関しては、コンクリートやアルミを多用する一般的な施工とは異なります。


【お引き受けできる作業内容】

 〇庭の設計・施工

 〇エクステリア(外構)の設計・施工

 〇植栽プランの計画・植え付け  など


【対応可能エリア】

 〇神奈川県、東京都


まずはお気軽にお問い合わせください。メールにて、庭づくり・エクステリアのご案内をお送りいたします。

【これまでに手掛けさせていただいた庭や外構の実例の一部をご紹介します】

[ 足立区・庭の改修]

防水シート工法による池。護岸は早川玉石。メダカが泳ぎ、トンボもやってくる、まさに都会のオアシスです。

植栽は既存樹を生かしながら、アオハダ、カマツカ、ガマズミなどを追加しました。

[ 横浜市・新築住宅の庭 ]

国内の溶鉱炉などで使用されていたレンガを再利用した園路。

寄せ植えの鉢を置いている花台は、セメントを使わず、酸化マグネシウム系固化剤でレンガを積み上げたものです。

[ 藤沢市・庭の改修 ]

地面のレベルに近い高さに仕上げたテラス。

木材は国産の杉。特殊な保存処理法で、屋外で20~25年の耐久年数があるとされています。薬剤の溶出がなく、燃やしても有害物質を発生しない、環境にも配慮した木材です。

[ 町田市・庭の改修]

日照不足で芝生が育たなかった場所をウッドチップ敷きに。柔らかく、子どもの遊び場としても安心。

国産のスギとサワラの混合チップ。

[ 目黒区バルコニーガーデン ]

バルコニーにウッドフェンスと花壇を設置。床にも木材を敷きました。

視線を遮り、夏の暑さでバルコニーの温度が上がるのも防ぐ。ネコちゃんにも快適な場所になりました。

[ 町田市・新築住宅の庭と外構 ]

木曽石の土留め。セメントを使わず、崩れ積みという技法で積んでいます。

樹木は、アオダモ、シロモジほか。

[ 鎌倉市・新築住宅の庭]

池、ウッドフェンス、ウッドデッキ。池を掘った土を盛り上げて築山をつくり、庭の土を捨てない工事としました。

植栽は、ヤマボウシ、ウメモドキ、クロモジ、ツリバナ、カマツカなど。

[ 横浜市・ステップ ]

ウッドデッキと庭をつなぐ枕木の階段が朽ちたので、新しくつくりなおしました。踏面のレンガは既存のものを再利用しています。

[ 横浜市・ウッドフェンス ]

2枚のウッドフェンスをずらして設置、樹木と組み合わせて、自然な雰囲気で敷地外からの視線を遮るようにしています。

[ 足立区石とレンガの舗装]

目地が赤いのは、廃棄された瓦を砕きリサイクルした砂の色。

川砂・海砂はコンクリートの骨材としての需要が高く、採取地の環境破壊という問題が起きています。

[ 町田市・ウッドデッキ ]

斜面に張り出すかたちで制作したデッキ。桜がそばに植わっていて、春は満開の桜の下でお花見を楽しめます。

[ 横浜市庭のリフォーム ]

庭の舗装のリフォーム。もともと庭にあったもの、Kirikuiの在庫資材などを組み合わせ、飾らない雰囲気だけど変化に富んだ景色になりました。

(※デッキは施工していません)

[ 横浜市・新築住宅ウッドデッキ]

国産杉のエコアコールウッドは無塗装でも耐久性に影響ありません。ここでは、環境にやさしいオスモカラーで塗装をしました。

[ 足立区・コンポストボックス ]

剪定した枝葉や抜いた草などを、このコンポストボックスに入れておくと、半年から1年で堆肥に変わります。

コンパクトなお庭であれば、ほとんど枝葉をゴミとして処分する必要がなくなります。

[ 大磯町・プランター ]

コンクリート舗装の場所にも木を植えたい。木材で大きなプランターを設置しました。構造は屋上緑化と同じものになっています。

[ 渋谷区・新築住宅の外構]

オリジナルの木製門袖壁。ポスト・表札・インターホンを設置しました。

[横浜市園路改修 ]

ウッドチップを敷き詰めた園路と花壇を区切るのは、使われていなかった植木鉢。もちろん、その植木鉢の中で植物を育てられます。

[ 横浜市・新築住宅の庭 ]

やや盛り上げた植栽スペースには、イロハモミジ、ジューンベリー、シモツケなどを植えました。

[ 大和市金閣寺垣

低い垣根として代表的な金閣寺垣です。

長く使えるものをつくることも大事ですが、自然の素材を使い、朽ちたら作り変えるというあり方も見直したいものです。

[ 大和市竹穂垣 ]

玄関脇などの目隠しとしてつくられる袖垣。もともとは蓑垣風のものでしたが、竹穂垣でつくらせていただきました。

[ 大磯町・四ツ目垣 ]

竹垣でもっともよく見かけるのが、この四ツ目垣でしょうか。飾らない雰囲気で空間を仕切ることができます。