ようこそSIG-GISへ
このサイトは、2023年8月に発足した地理情報システム学会の分科会である地理空間情報標準調査会(SIG-GIS:The Special Interest Group on Geospatial Information Standards)のホームページです。
SIG-GISとは
地理空間情報に関連する国際標準化は1990年代から本格化し、それ以来、汎用的かつ基本的な標準、応用分野に特化した標準、そして、標準に準拠する各種の仕様などが整備されることにより、地理空間データの交換や共用が促進されてきました。
一方、例えばISO/TC211が制定した地理空間情報の国際標準だけでも、2023年10月現在95編にのぼります。このままでは、標準や仕様の関係が複雑化し、フォーマット、データ品質、そして用語定義の違いなどが原因となって、異なる応用分野で作られたデータの共用や統合を行う際に、障害が起きることが危惧されます。この問題に取り組むためには、標準や仕様同士の整合性向上が、データの共用性と存在価値の向上につながることを認識した上で、対策が立てられるべきではないでしょうか。SIG-GISはそのような問題に取り組むことを目指しています。
国際標準化機構(ISO)の専門委員会211(TC 211)による標準化は1994年に開始され、数多くの標準が発行されています。これらの標準の普及及び利用者の理解の一助となることを目的に、概要部分を翻訳した抄録集の作成を進めています。
地理情報標準の抄録集はこちらからご覧ください。