お迎え頂いた方、これからお迎えを検討されている方に向けてGen'sなりの心構えやベースとなる飼育方法を少しでもお伝え出来ればと思っております。
また少し飼育に慣れてきた頃に、生体の丈夫さに甘え基礎の形からかけ離れてしまい調子を崩してしまうという事も多々お見かけします。
まずざっくりと下の画像の通りとなります。
お迎え頂いた方、これからお迎えを検討されている方に向けてGen'sなりの心構えやベースとなる飼育方法を少しでもお伝え出来ればと思っております。
また少し飼育に慣れてきた頃に、生体の丈夫さに甘え基礎の形からかけ離れてしまい調子を崩してしまうという事も多々お見かけします。
まずざっくりと下の画像の通りとなります。
これはあくまで世間一般的な適正の基礎の環境となります。
ですが例えば部屋の中でのケージの配置によって変わる湿度の保たれ方、餌や水を与える時刻や頻度、明るさなどその場にある生体に影響するであろう全ての「環境」に合わせて変更を加える必要があります。
理想はあれど同じように飼っても上手くいく状況には各家庭で違いがあります。
これが良い方向に向かう一方ではなく、少し慣れてきた頃の不調へと繋がることもあります。
飼育を初めて間もない方からよく頂くご質問の中からよくある間違いをいくつかご紹介致します。
①湿度を保ち過ぎている
②ベビー〜ヤングに餌を毎日与え過ぎている
③脱皮不全時湿度調整に力を入れ過ぎる
どれも間違っていないように見えますが遠からず正解ではないことが多いのです。
まず①について、人の感覚で考えてみてください。暑いからとエアコンをかけても雨が降った日には湿度で空気が重くしんどく感じたことはありませんか?
このような空間で人は除湿や換気など自分の意思で快適に向けて調節できますが生体はどうでしょうか。
お風呂に長く浸かったとき手の皮がふやけてシワシワになった経験もほとんどの方はあると思います。
このような状態と脱皮時期が重なったとき本来表皮1枚剥がれるはずが、過剰にふやけてしまい剥がしたい皮が取れないor深く何層も剥がれてしまい怪我の原因となる。
そのキズが過剰な湿度により細菌感染を引き起こす。など2次的なトラブルも起こす原因となりやすいです。
脱皮は空間環境ではなく、体内の水分量の方がとても大切です。
環境を濡らさず脱水は起こさない水の与え方、考えてみてください。
もちろん適度に1日に1〜2回空間に霧吹きで保湿してあげることも大切です。その水滴を飲み水とできるのが理想ですが常に湿度が必要ではなくメリハリが大切ということを念頭に置いて飼育してあげてください。
①と関連し③もご紹介してきましたが
次に②の餌やりについてです。
栄養を沢山与えてあげよう、餌抜きが可哀想という愛情からくる失敗はとても多い質問です。
餌の与えすぎによって起こるのは消化不良です。
沢山与えた分、沢山栄養を吸収し丈夫に育つのではなく、与えた餌の豊富な栄養価をしっかり吸収出来て初めて成長に繋がります。
与えすぎてしまって消化も出来ず、食べては出てを繰り返すのみで栄養失調を起こしてしまったり、臓器を圧迫してしまったり死亡へと繋がるトラブルがとても多いです。
かといってベビーの場合、体内に溜めている栄養も少ないので与えなさ過ぎることもトラブルとなりやすいです。
このさじ加減こそがキーとなります。
例えば2日1回一口ほど与える。消化するのに無理のない量を高濃度で与える。など状況に応じて方法を変えてあげる必要があります。
インターネットの飼育法を鵜呑みし起こってしまう様々なトラブルはなぜ起こるのかこういったネガティブな情報から考えるきっかけとなればと思います。
何が正解か精査出来ないときには頼ってください。DMでも Gmailからでも可能な範囲でお答えさせて頂きます。
ただし他店舗販売の生体に関してのお問い合わせにつきましては環境や餌の違い等で生体にさらなる負担を強いてしまう可能性を考慮し、更にトラブル防止の為当店ではお応えしかねますので購入店へご相談頂ければと思います。
モルフの組み合わせや繁殖に関しては当店でご購入された方に限定させて頂きます。ご了承ください。
自身で環境について調べたいときにGen'sで気をつけていることは人伝いでわかった気にならないことです。
例えば現地に行かれた動画を見て気候や通気の良さ、空間の光の入り方、確認できることを沢山探し、年間の平均温度や、雨の頻度、海との近さ、こう言った目に入る情報の方がよっぽど頼りになります。
ただあくまでそれが適正かという話とは少し別の問題であることも考えてみてください。
CBの個体の方が長く生きるのは何故なのか、そんな毎日の向き合いを通して楽しい飼育ライフがあることを願っています。