福岡ろう劇団博多は、平成4年(1992年)2月、演劇好きなきこえない人と手話ができるきこえる人のが集まって結成され、当時まだ字幕付きテレビ番組が少なかった時代に、「聴覚障害者にも文化や娯楽を届けたい」という願いと、「自分たちの手で舞台をつくる喜びを分かち合いたい」という思いから活動が始まりました。

現在はその原点を大切にしながら、聴こえる・聴こえないの枠を超えて誰もが参加できる「拓かれた演劇」を目指し、作品創作やワークショップを通して表現の新たな可能性を探求しています。