学生協働ワークショップin東京 2019

「学生協働ワークショップin東京」は、近年大学図書館で広がりを見せる「学生協働」について、東京近郊の大学図書館の事例を持ち寄り、より多くの学生と、学生協働に関わる教職員がお互いの活動について情報共有し、自らの取組みを更に活性化することを目指すものです。

第 6 回目の開催となる2019年は、東京学芸大学 codolabo 学生部門 stellaのみなさんにグルー プワークのデザインと運営を担当いただき、このワークショップ自体を学生と実行委員会の職員の協働で開催しました。

日時

2019年 12 月 18 日(水)13:30 - 17:30 (12:30受付開始)

※12:40-13:10に希望者を対象とした東京大学総合図書館本館見学会を行いました(事前申込制)

会場

東京大学総合図書館別館ライブラリープラザ

(東京都文京区本郷7-3-1)


<本郷キャンパスまでのアクセス>

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html

<総合図書館別館キャンパス内位置>

https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_07_j.html

プログラム

  • 12:30 - 13:30 受付 ※見学会の受付は12:40まで

(12:40 - 13:10 東京大学総合図書館本館見学会)

---------------------------------------------

  • 13:30 - 13:40 開会のあいさつ
  • 13:40 - 15:00 各団体の自己紹介 ※1

(休憩)

  • 15:15 - 17:15 グループワーク「図書館の見方が増えるワールドカフェ」※2
  • 17:15 - 17:30 閉会のあいさつ

  1. 各団体の活動を紹介する写真のミニ展示を行っていただきます。詳細は下記「参加にあたっての事前&当日準備」をご覧ください。今回のために新たにポスター等を作成する必要はありません。
  2. 東京学芸大学 codolabo 学生部門 stella運営。いわゆるワールドカフェ形式ですが、今回の実施ルール・方法の詳細は当日発表します。

参加団体一覧(大学名50音順)

  • お茶の水女子大学 : LiSA(Library Student Assistant)
  • 東京学芸大学:公認サークルcodolabo学生部門stella
  • 中央大学(職員のみ参加)
  • 東京大学:ACS(Academic Commons Supporter)
  • 東京大学:全学自由研究ゼミナール「図書館の学び・活用・提案」(こまとちゃんゼミナール)(教員のみ参加)
  • 東京女子大学:学生アシスタント
  • 日本大学経済学部:図書館サークル
  • 文教大学:ほんだな係
  • 立教大学 : ラーニングアドバイザー
  • 立正大学 : りぶたま

(1)各団体自己紹介

参加した全団体が3分間で簡単な自己紹介を行いました。団体の概要と一緒に、以下の自己紹介テーマからいくつか(1つでも複数個でも可)を選び、お話しいただきました。

〈自己紹介のテーマ:各自が話したいものを選択〉

  1. 活動をやっていてよかったと思うこと
  2. 自慢したいこと
  3. これから挑戦したいこと
  4. キャラクター&グッズ自慢
  5. 自分たちの特徴をひと言で

(2)展示ブース見学

「写真でアピール!私たちの活動」のテーマのもと、活動の様子が分かる写真(活動場所やイベントの様子等何でもOK)を印刷して持ち寄り、当日開会までの時間で写真を模造紙に貼ったりカラーペンで色とりどりに飾ったりと、自由に紹介ポスターを作成していただきました。

団体自己紹介後、展示したポスターをお互いに見学し、質疑応答や意見交換を行いました。

※展示ブースの写真は大学名の50音順で掲載

お茶の水女子大学

LiSA (Library Student Assistant)

東京大学

ACS(Academic Commons Supporter)

東京大学

全学自由研究ゼミナール「図書館の学び・活用・提案」(こまとちゃんゼミナール)

東京学芸大学

公認サークルcodolabo学生部門stella

東京女子大学

学生アシスタント

日本大学経済学部

図書館サークル

文教大学

ほんだな係

立教大学

ラーニングアドバイザー

立正大学

りぶたま

(3)グループワーク

「図書館の見方が増えるワールドカフェ」

ワールドカフェとは:「カフェ」のようなリラックスした雰囲気の中で、少人数のグループを組んで自由な対話をしていき、他のグループとメンバーをシャッフルしながら対話を続け、参加者の意見や知識を集めていく討論方式です。

今回は東京学芸大学stellaの進行のもと、5~6名のグループを参加者で作り、3つの関連するテーマについて話し合いました。

  • ラウンド1:「これまでの図書館と関わる経験を思い出してみて、やりがいを感じたことや逆に意味を感じられなかったことはどんなことがあった?」
  • ラウンド2:「図書館の活動におけるポジネガポイントは?」
    • ラウンド1の共有もふまえて、ポジティブなところとネガティブなところを出し合いましょう。
  • ラウンド3:「私たちの“たましい“のキーワードは?」
    • “たましい“とは学生協働における理念のこと。各テーブルで大切にしたいことについて話し合ってください。
学生も職員も同じテーブルで、普段感じていることを語りはじめます。
話し合いで出た意見は、模造紙に直接書いたり…
付箋に書いて貼ったりして、記録をしながら話し合いを重ねていきます。
話し合い、記録したたくさんの言葉の中から、
”たましい”のキーワードたちが、
すくい上げられました。

全3ラウンドの話し合いが終わった後は、各テーブルで”たましい”のキーワードを発表し、参加者全員でグループワークの成果を共有しました。

以下は、2019年度開催分の募集要項です。

応募条件

東京近郊の大学図書館で活動する団体であること

※本ワークショップでは、おもに学習支援を行う団体を「ピアサポート」、それ以外を「図書館サポート」と呼び分けるものとします。※学生さんの参加が6名以上になる場合は別途運営委員会にご連絡ください。

参加費

無料(交通費は各大学負担となります)

参加申し込み

参加のお申込みは、以下のURLにアクセスの上、ウェブフォームにて団体ごとにご応募ください。

※学生さんの参加が6名以上になる場合は別途運営委員会にご連絡ください。

【2019年12月4日(水)〆切】※終了しました

参加にあたっての事前&当日準備

  • 参加するすべての団体に、事前・当日にお願いする事項は次の通りです。
  • 低コスト&低労力をモットーにしていますが、それでもご負担が大きいと感じられる場合はご相談ください。

1)掲示物の持ち寄りと会場での掲示

テーマ「写真でアピール!私たちの活動」

会場内に日頃の活動を紹介するミニ展示を設営していただきます。プログラム中の「各団体の自己紹介」の中で見学や意見交換の時間を設けます。

●事前準備

活動の様子が分かるような写真を事前にご用意いただき、印刷して当日お持ちください。 活動場所の紹介やイベント時の様子など、内容は何でも構いません。

●当日作業

模造紙(A2縦サイズ1枚)、ペン、のりを会場にご用意いたしますので、お持ちいただいた写真を貼って掲示物の作成をお願いします。

  • キャプションは特に必要ありません。どうしてもつけたい場合は見出し程度にしてください。
  • 装飾用のマスキングテープやシール等は各自ご用意ください。画鋲やマグネットは使用できません。
  • 展示スペースは、1団体につき最大でA2縦サイズ1つ分です。
  • 配布物がある場合は、テーブル付き椅子を1団体につき2台までご利用いただけます。

●当日の作業時間

12:30~13:30(受付開始から開会までの間)

●その他

事前に展示の完成版データをお送りいただき、実行委員会でA2縦サイズに印刷してご用意することも可能です。ご希望の場合は、12月11日(水)までに実行委員会にご相談ください。


2)自己紹介の準備

「各団体からの自己紹介」では、各団体から3分程度の簡単な自己アピールをしていただきます。

団体の概要に加え、以下のテーマからいくつか(1つでも全部でもOK)選んでお話しください。パワーポイントなどのスライド投影は行いません。

  1. 活動をやっていてよかったと思うこと
  2. 自慢したいこと / 工夫していること
  3. 今年度新たに始めたこと / これから挑戦したいこと
  4. キャラクター&グッズ自慢
  5. 自分たちの特徴をひと言で

過去の参加者へのアンケートより

【学生】多くの大学図書館で、学生が「学びの場」を開いてゆく活動が行われることに嬉しさ を感じた/自分一人では出てこなかったようなアイデアがたくさん出てきて、とても有意義な グループワークを行うことができました。現実的な案もたくさん出てきたので、いつか自分た ちでも実践できれば楽しそうだと思いました/他校の活動を見させていただいたことで、自分 たちの活動を見返すいい機会となりました

【職員】みなさんの意欲や創意工夫に感心し、職員の立場からも大変刺激を受けました。さま ざまな取り組みの中、本学に合うこと、参考にさせていただく良い材料提供の場になったと思 います/継続すること、発展させていくことのむずかしさを実感している身としては、各大学 図書館の悩みも共通であることを感じました/学生協働というと、学生同士の交流が中心にな るのかと思っていましたが、じつは職員同士の交流が大切だと痛感しました