第6回の受賞作品を公開しました🎉
作品名:FlowText
制作者:水野 晴斗 (和歌山大学 / 3年)
作品概要
FlowTextは、文章の流れをフローチャートで視覚化するアプリです。入力した文章を解析することで、構造をフローチャートとして生成します。フローチャートはパズルのように自由に編集し、再び文章に変換可能です。フローチャートと文章を行き来しながら構造を磨くことで、論理的な文章を作ることができます。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
フローチャートの編集機能では、誰でも直感的に操作できるようにする点に苦労しました。機能を増やすほど画面が複雑になるため、機能性と使いやすさの両立に工夫を重ねました。試行錯誤の末に完成した直感的でシンプルな操作感や、フローチャート・文章変換機能など、様々な箇所に工夫が詰まっています。
今後の目標
FlowTextをさらに良いアプリにするため、今後も改良を重ねていきたいと考えています。現在は要素を4種類に限定していますが、新しい要素の追加や表現の幅を広げ、多様な文章構成に対応できるようにする予定です。また、デザイン面や操作性の改善にも力を入れ、完成度の高いアプリを目指しています。
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作品名:これなんだAi
制作者:石黒 有那 、鈴木 優里(名古屋文理大学 / 1年)、平井 登惟(2年)
作品概要
ランダムに出題される単語の意味を説明することで、理解力や説明力を高める学習支援ツールです。ユーザーはAIに対して、お題の単語をどのような説明で伝わるかを考え、説明文を入力します。お題の単語はAIが生成するため、幅広い語彙に触れながら、伝わる説明を考えられます。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
作品制作で生成AIを利用するのは初めてで、アイデア通りの動きを実装するために、どんなプログラムで実装するか苦労しました。デザインでは、学力向上アプリというテーマから、学習意欲へ繋げる色や形を意識しました。
今後の目標
本受賞からアイデア通りのデザインやプログラムを行うだけでなく、積極的に挑戦していく気持ちを大切に、自分たちらしい制作を行えるようにしていきます。
作品名:まなとも
制作者:河原 樹 ( N高等学校 / 2年)
作品概要
まなともは、小中高生が教科ごとのキャラクターと会話しながら学習できるチャット型学習支援アプリです。国語・数学・理科・社会・英語それぞれに個性的なキャラクターがおり、友達と話す感覚で問題を解いたり解説を受けたりできます。AIがクイズを生成し、英語のリスニング問題にも対応しています
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
『どんな説明で正確に伝えられるのか』を学べるという点を見ていただきたいです。
今後の目標
クラウド保存機能を導入して複数端末で学習履歴を共有できるようにしたいです。また、スピーキング評価機能を追加して発音フィードバックができるようにし、より実践的な英語学習をサポートしたいと考えています。さらに多くの生徒が楽しく学べるアプリに成長させていきます。
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情報科目の部
作品名:IROIRO
制作者:五味田士龍エンヒ、髙瀬 和希、山﨑 煌矢、河合 隼平 (トライデントコンピュータ専門学校 / 2年)
作品概要
本アプリは、暮らしの中にある色をもとに、楽しく学べる色彩学習アプリです。写真から色を抽出し、その色に応じた補色や類似色を学習できます。これにより、色を単独で理解するのみならず、色全体における位置付けや対応関係を理解でき、感性教育として活用できます。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
色の理論をアプリでどう分かりやすく表現するかに苦労しました。特に、抽出した色を正確に補色や類似色へ変換し、色相環上で直感的に理解できるようにする部分に時間をかけました。
ある色を、色相環と呼ばれる色の輪に落とし込むのと、その補色を正確に求めるのに苦労しました。一般の方には、ありふれた日常の写真から色を取り出し、「身の回りにこんなに多くの色があるんだ」と気づいていただきたいです。
今後の目標
今回の受賞を自分たちの自信とし、これからの就職活動でも前向きにがんばっていきたいです。
特別支援学校向けアプリの部
作品名:かきかたさん
制作者:稗田 花林、西田 詩音 (愛知工業大学 / 2年)
作品概要
かきかたさんは、文章を書くのがもっと楽しく、上手になるためのお手伝いをするアプリケーションです。手書きの写真や、打ち込んだ文章をAIが丁寧にチェックし、改善のためのアドバイスや修正案を提案します。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
原稿用紙を再現するUIとサイトのデプロイの際にユーザー登録に苦労しました。
シンプルで誰が見ても分かりやすいデザイン、UIを見てもらいたいです。使い方動画もアップしたのでぜひ見ていただきたいです!
今後の目標
サーバーやネットワークの勉強をして、子供達も安全に使えるセキュリティの強いサイトやアプリを作れるよう勉強したいです。
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作品名:Electron Chase
制作者:今井 凛 (多摩美術大学 / 2年)
作品概要
エレクトロンチェイスとは、元素記号と周期表を学べるアクションゲームです。電子の授受で希ガスを目指し、暗記量が有利につながるゲーム性で、単純暗記を主体的学習へ変化させます。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
学習ゲームを考えると、どうしてもドリルの延長線上のようなアイディアがたくさん出てきてしまいました。ただ、目的としたのは「気づいたら学びになっている」というアプリだったので、ゲーム性をどう出すのかといった点が難しかったです。エフェクトや強さのバランス調整などを工夫したので、そこをみていただきたいです!
今後の目標
各原子ごとの特性を活かしたルールを追加し、より長く遊べるゲームにしたいです。また将来はゲームのデザイナーになりたいと考えているので、このアプリにとどまることなく、今後は説明がなくても楽しめるような自然なユーザーインターフェースを目標に制作していきたいです。