ストレス社会と呼ばれるこの頃、どのライフステージにおいても、その人らしさと置かれた環境を理解しながらのこころのサポートが必要となっています。こころのサポートには様々な立場の協働が必要で、当研究室には、医師、公認心理師、看護師、作業療法士、言語聴覚士、理学療法士をはじめとする多職種のメンバーが出入りし、医療・教育・社会現場の皆様とご一緒に支援的活動も行っております。
学生の皆さんにも、将来的に様々な場で活躍できるよう、公認心理師に必要なカリキュラムを提供しています。学部カリキュラムは、教育学部・文学部と共通カリキュラムで、大学院は人間・環境学研究科独自のカリキュラムとなっています。ただし、公認心理師の取得のみを目的とした大学院生の募集はしておらず、人間・環境学研究科のポリシーに沿った学術活動による募集となります。大学院では450時間の実習が必要となることから、研究活動との両立について計画的に進めていく必要があります。
このようにこころの支援者の育成に努めていますが、こころの支援者は一様ではなく、また、こころの支援者のサポートや支援者同士のつながりも必要で、当研究室では、こころの支援に関わる皆様を応援しております。