ようこそ 富士見日本語教室へ
当教室は1996年より続く日本語教室です。
火曜・金曜・土曜の週3回開催しています。
都合の良い日に参加してください。
タイム・スケジュール
火曜クラス 午前10時から11時半
金曜クラス 午後1時半から3時
土曜クラス 午後2時から3時半
富士見市鶴馬3575-1 鶴瀬西交流センター
fujimi.nihongo.class@gmail.com
https://sites.google.com/view/fujiminihongo
富士見日本語教室会則(抜粋)
(会 員)
第1条 会員は、富士見市およびその近隣に在住し、教室の 目的に賛同するボランティアによって構成される。
2 会員は、次の場合に資格を失う。
① 本人から退会の申し出があったとき
② 会費を1年滞納したとき
③ その他総会において資格喪失を決定したとき
(会 費)
第11条 会費は年額一人1200円とする。年度途中の入会者の会費については月割り計算とする。退会者の納入済みの会費は返還しない。
2 事業実施に当たり、その都度必要に応じて臨時に会費を徴収することがある
◇ 日本語ボランティアの姿勢 ◇
日本語がうまくできない外国人に 日本語を「教える」のではなく、日本語で「話し合う」機会をつくることが、地域社会の中の日本語ボランティアに大切な姿勢です。
何を話しても、たとえでたらめな日本語でも、ちゃんと耳を傾けてくれる日本人がいることが、異国の環境で暮らす外国人にとって大きな支えになります。真剣に話を聞いてあげれば、つたない日本語でも話す気になります。そしてそこに大人同士の信頼関係ができれば、外国にいる不自由さが軽減されることになるでしょう。
そのためにボランティアにとって重要なことは、
「外国人が自由に自分の考えを日本語で表現するのを助けながら、その話に耳をかたむけ、同時に自分の考えを分かりやすい日本語ではっきり伝えられる能力」の訓練です。
従って「日本語を教える」といっても、日本語学校のように知識中心・訓練中心で日本語を押し込むのではなく、地域社会の中で日本人と共生しようとその外国人と、いろいろな話題で言葉のやりとりをしながら、その外国人が生活のために必要とする日本語の語彙や、表現の仕方(文型・文法)を手ほどきするのがボランティアの役割となります。「相手が必要としている日本語をさしだす」のであります。
ボランティア教室は訓練の場ではなく、コミュニケーションの場であり日本語のレベルは低くても、話の内容は大人のものでなければなりません。
そうすれば外国人は、仲間にしてもらったという安心感、参加意識が得られ、日本人・日本文化・日本人社会の理解を深めることができて、その時に大きな満足感を覚え、日本に親しみを感じることができると思います。
地域社会の日本語ボランティアに、プロの日本語教師の専門性は必要ではありませんが、外国人に日本語でのコミュニケーションを手ほどきするからには、日本語の運用法に対する深い関心と最低限の知識は必要です。
ボランティア自身の日本語力を高める努力は当然のことながら不可欠です。
また教授法も勉強するに越したことはありませんが、単なる「教え方」の技術に依存するよりも、コミュニケーションの能力と熱意のほうが重要であることを忘れてはなりません。
(TIJ東京日本語研修所高柳和子氏による)
◇全般的な行動指針◇
1.日本語教室は、地域に住む外国人と触れ合う最前線です。「おはようございます」「こんにちは」と明るく声をかけてください。リラックスできる雰囲気を最初に作りましよう。
2.日本語を教えるのではなく、日本語でコミュニケーションを作ることが大切です。学習者のすばらしい考えを真剣に聞いてあげてください。学習者は自分の考えを日本語で伝えられなかったり、うまく表現できないだけなのです。
3.日本語の使い方や教え方に対して関心を持ち、またある程度その知識を習得することは大切です。
しかし、相手の話を聞き取る力と相手のレベルや能力に合わせた分かりやすい日本語で相手に自分の考えや意思を伝える力がとても大切です。
4.日本語教室は、日本語学校のように知識中心・訓練中心で日本語を教え込み、押し込む場ではありません。日本語教室は、学習者が地域の生活のために必要な日本語の語彙や表現方法などを理解し、自分のものとすることを助け、導くことが大切な場です。学習者が必要とする日本語の学習の場となるよう心掛けてください。