2025年度は学類4年3名、修士1年6名(内部進学3名、外部1名、社会人2名)、修士2年4名、博士3名、非常勤研究員1名が在籍しています。
社会工学類創設時から続く土地利用研究室に由来します(有田研・川島研も同じルーツ)。
藤井研究室では、以下の3つの関心が交差する研究に取り組んでいます。
① 都市計画の制度・仕組みの効果的な活用策や課題の検討
② コミュニティの発意や意向を踏まえたまちづくりの推進
③ 郊外住宅地や住宅団地、中心市街地など具体的な地区・まちを対象とした地区資源の活用
それぞれの関心にもとづいてテーマを設定し、具体的な事例や対象を選定して、フィールドワークをベースにした調査・分析を行います。現場に何度も足を運び、繰り返しインタビューを行い、フィールドにどっぷりつかって調査することが多いです。地域や行政の方々との協働も多いので、礼儀正しく熱意をもって研究を取組める人を歓迎します。土地利用研究室OBとのつながりも大切にしています。
・卒論・修論の進捗状況を確認するゼミ。毎週レジュメで発表。対面が基本。
時々co-en(つくば駅前のコワーキングスペース)で行う。
・最終的には学会への論文投稿・発表を目指したい!(都市計画学会、建築学会、生活学会など)
・外部からの委託、藤井の研究プロジェクト等と連動して取り組むもの
・2023年度は、墨田区錦糸町まちづくりWS、つくば市中央公園・公共空間市民WS、
つくば市スーパーシティ関連事業補助、コミュニティスペースの見学会など
・過去:UR団地再生、高経年戸建住宅地の活性化、つくばセンター調査、市民WSファシリ等
・自主ゼミ(輪読、まちあるき)、研究室メンバーの調査を全員で協力なども
・M1を中心に国際交流ワークショップ(ドイツ・ボーフム大学との交流プログラム)への参加が基本
・合同ゼミ:6-7月(有田研・川島研合同)、10月上旬(雨宮研・牛島研合同)を実施
・夏ゼミ:(有田研・川島研と合同で実施)
・研究室メンバーで合宿・旅行(希望があれば)
・新年会:2月にOBと一緒の交流会を企画・実施
・名簿管理、毎年の報告集作成、合同ゼミ・夏ゼミ運営などを有田研・川島研と分担して実施
① 市民発意を反映した都市計画・まちづくりの推進、制度指定効果の検証
② 郊外住宅地・団地の再編と再生
③ 空き空間を活用した社会的孤立を解消・予防する「つながる場」の研究
④ 地域資源の活用
⑤ つくば(及び周辺自治体)のまちづくり
⑥ スマートシティ・スーパーシティとまちづくり
限定はしませんが、下記のテーマは藤井が取り組んでいる研究プロジェクトに関連しているので、取り組んでもらえると連携・指導しやすいテーマです。
・この数年、取り組んでおり、当面の重点テーマ
・他大学の研究室とも連携して実施している研究会にも参加しながら、ケーススタディを行う
・研究会で想定している事例候補もあるが、自分で選定することもありうる
・高齢化・空き家化の進む戸建住宅地の空き空間のシェアを通じた活性化の検討
・建築協定(全員同意型のルール)の見直し
・住宅地の多機能化(拠点形成、用途混在の許容、土地利用規制の見直し)の検討
・自治会・管理組合・外部組織の連携による住宅マネジメントのあり方を検討
・中心市街地活性化、公務員宿舎跡地活用、公園再整備
・スーパーシティ関連のプロジェクト
・開発許可の許可基準の課題