記憶喪失の羊飼い
記憶喪失の羊飼い
──ここはどこ? わたしはだれ?
【PC1:新人】
君はグラッジドッグスではまだ経験の浅い新人だ。 ある日、必要物資の補充の手伝いとして、シルベットに同行することになった。 しかし任務当日、シルベットは姿を現さなかった。【PC2:古株】
君はレインドッグ隊長時代を知るグラッジドッグスの古参だ。 ある日、同じく古参の一人であるダックス・タックスが慌てた様子で話しかけてきた。「シルベットを知らないか? 今朝から行方がわからないらしい」【PC3:捨て犬】
君はグラッジドッグス以外の組織に所属するヴィラン、あるいはフリーで活動するアウトローだ。 ある日、君は行き倒れた美女を拾う。 彼女は記憶を失っているらしい。売るも、使うも、君次第だ。 それにしてもこの女、どこかで見たことがあるような…?【エントリー1:新人】
【状況1】
君はグラッジドッグスの新人隊員だ。 明日、隊長であるシルべットに同行し、ウォッチメイカーとの武器の取引現場へと向う予定となっている。その為、いまはシルベットとの打ち合わせの最中なのだが……。 その件で、先輩隊員であるリトルリンダに絡まれている最中だ。「ずるいわさ~!! 任務より買い出しの方が楽そうだわさ~! 代わって欲しいわさ~!」「リトルリンダ、新人が困ってる。やめてやれ」「やだやだやだ~!」 リトルリンダはPC1へとしがみつくと、こんなことを尋ねてきた。「PC1だって、退屈な後方任務よりも、戦場で好き勝手ドンパチやる方が好きわさね?」「こいつめ、私の命令に不満があると見える」 戯れのような言動に反し、内容はまるで試されているような状況だ。君は何と答えよう?【状況2】
出発の時間が迫り、リトルリンダは嵐のように去っていった。「スマンな。あれはあいつなりの試験のようなものだ。お前を試したんだろうよ」「うちは昔、色々あってな。私が隊長であることに疑問を持つ者もいた。今はだいぶ落ち着いたがな」 シルベットはそう話し、君たちは本来の打ち合わせへと戻っていった。【状況3】
翌朝。所定の時刻通り、シルベットを待つPC1。 しかし、常ならば時間前に到着しているはずのシルベットは、いつまで経っても姿を現さなかった。【エンドチェック】
□シルベットが来ない【解説】
新人隊員であるPC1が、GD内の一抹の不穏を知るシーン。 PC1の設定によっては、ここで先代であるレインドッグのことや、彼が去ることになった経緯を、シルベットの口から話してしまってもいいだろう。 状況1のリトルリンダの発言は本心からのものではない。状況2のシルベットのセリフ通り、PC1の忠誠心を試そうとしている戯れである。【エントリー2:古株】
【状況1】
君はグラッジドッグスの古参の傭兵だ。 昨夜遅く、中東の小国・パルメキスタンでの重役の護衛任務を終え、獄門街へと戻ったところだ。 一晩開けて目を覚ませば、周囲が妙に騒がしい。何かあったのだろうか?【状況2】
そんな君のもとに、ともにパルメキスタンから帰国したグラッジドッグスの傭兵である、ダックス・タックスという獣人が駆けてくる。常ならば寡黙で落ち着いた言動をする男は、慌てた様子で君へと尋ねた。「なあ、シルベットを見てないか? 今朝から行方が分からないらしい」【状況3】
シルベットが居なくなった。この情報は瞬く間にグラッジドッグス内に広まり、慌ただしい気配が満ちていく。 しかし本来の任務を疎かにする訳にはいかない。グラッジドッグスはただでさえ敵の多い組織、外部に隙を見せるわけにはいかない。 任務明けで本来ならば非番であったはずのPC2とダックス・タックス、そしてシルベットと共に物資調達へと当たるはずだったPC1とで、内密に調査が進められることとなった。【エンドチェック】
□シルベットが消えた□PC1、PC2、ダックス・タックスが調査を開始した【解説】
PCたちの合流シーンであり、NPC:ダックス・タックスの登場シーン。 パルメキスタンに関してはBJR134ページ「その他の組織」に名前が登場する。 シナリオの設定上のエネミーとなる「灰色の子供たち」と合わせ、GMは確認しておくと良い。【エントリー3:捨て犬】
【状況1】
君は獄門街を拠点とする悪党の一人。どこかの組織に所属している者かもしれないし、誰ともつるまずに生きるアウトローかもしれない。 そんなある日、君は獄門街の片隅で行き倒れている女を見つける。女は美しい容姿をしていたが、頭部には犬科のものと思われる耳が生えていた。 打算か、情か、別の理由か。君はその女を拾うことにした。【状況2】
君がその女を連れて帰ると、間もなくして女は目を覚ました。女はぼんやりとした面持ちで君を見ていたが、数度瞬きをすると、君を見て緊張感の欠片もないへにゃりとした笑みを浮かべた。「おはよ?」「あなただあれ?」 女は記憶を失っており、自分の名前も、なぜ行き倒れていたのかも覚えていなかった。 そして奇妙なことに、君にとてもよく懐いた。まるで捨てられた子犬が新しい飼い主に懐くように。 それは君にとっての幸運か、不運か。いずれにせよ、君には少しひっかかることがあった。 この女、どこかで見たことがある気がする。【エンドチェック】
□女を拾った【解説】
ここで行き倒れている女はもちろんシルベットだ。PCは未だ確信には至らないが(何たってシルベットがそんな状態で倒れてるなんて、普通は想像しない)、PLには伝えてしまってもいいだろう。 記憶を失ったシルベットは、投与された薬品の効果もあり、目を覚まして初めて見たPC3にインプリングめいて懐いてしまう。どんな関係となるかは、PC3の設定に応じて自由にやろう。【チャレンジ1:行方と出所】
【状況1】
PC1とPC2は、行方不明となったシルベットの後を追う。 PC3は、拾った女の身元について調査を行った。 シルベットはどこへ行き、この女はどこからやってきたのだろうか。【状況2】
PC3は、グラッジドッグスの女隊長シルベットが、昨日から姿を消しているという情報を掴む。 今日行われるはずであったウォッチメイカーとの取引現場にも、彼女は姿を現さなかったという。グラッジドッグスの兵士たちの動きも奇妙だ。どうやら、グラッジドッグスで何かが起きているらしい。 PC1とPC2は、PC3というヴィランが、シルベットによく似た女を連れていたらしいという情報を掴む。しかしそのシルベットによく似た女は、どうも様子がおかしいらしい。 かくしてPC1とPC2はPC3の元へと向かい、彼らと接触することになる。 こうした情報を得た中で、君たちはどのような邂逅を果たすだろうか?【状況3】
PC1とPC2の姿を見た女ことシルベットは、怯えたようにPC3の後ろへと隠れる。「あなたたち、だれ? こわいひと…」「しらない、わからない」「PC3をいじめないで!」 PC1とPC2がどれだけ説得をしても、記憶を失ったシルベットはPC3のもとを離れようとしない。 一連の様子を見届けたダックス・タックスが、PC1とPC2へ告げる。「時間を改めよう。……今のシルベットはシルベットじゃない」「彼女が記憶を取り戻さない限り、彼女はグラッジドッグスには戻れない」 君たちはシルベットの記憶を戻す方法を探すため、一度離れることになる。 シルベットは引き続きPC3のもとに残るだろう。【エンドチェック】
□チャレンジを終えた□PC1とPC2がシルベットの状況を知った□シルベットはPC3についていった【解説】
PCたちが女の正体が記憶を失ったシルベットであることを知り、互いの存在を認識するシーン。 豹変したシルベットの性格は自由にしてよい。 PC3の設定によっては、PC同士は一時的に敵対するかもしれない。それならそれで、ダックス・タックスの口から「今は状況がまずい。シルベットの状態も気になる、時間を改めよう」と告げて一時撤退すると良いだろう。 逆にPC3が非常に従順な言動を見せるなら、ここでPC3とシルベットの身柄をグラッジドッグスの拠点まで連れて帰ってしまってもよい。その場合も、シルベットはPC3にべったりの姿勢を見せる。その光景は、他のグラッジドッグス隊員たちの困惑を招くには充分だろう。【クエリー1:彼女の幸せ】
【状況1】
鉱山地帯にあるグラッジドッグスの拠点へと戻った君たち。 シルベットの状態は速やかに共有され、拠点内はさまざまに不穏な空気に包まれている。 あるものは彼女の状態を心配し、あるものはPC3への憤りを見せ、あるものは次の身の振りについて考える。 そんな空間の中で、君はどんな過ごし方をしているだろうか?【状況2】
PC1のもとに、ダックス・タックスが現れる。「ちょっと、いいか」「……お前は、シルベットのあの状態を、どう思う?」 寡黙な古参兵は、まず君へそう尋ねた。どう答えよう?【状況3】
君の答えを聞き届け、ダックス・タックスはぼそぼそと、言いにくいことを話すような口ぶりでこんなことを話した。「PC3が信用できるかどうかは分からない。でも、重要なことはそこじゃない」「俺は……記憶を失ったっていうんなら、シルベットはあのまま、一人の女として、自由にさせてやった方がいいんじゃないかって思うんだ」「お前が分かってるかは知らんが、傭兵なんて、ロクな稼業じゃない。悪党から足を洗えるなら……それが一番いい」 ダックス・タックスはそんなことを話す。君は彼の意見に何と言うだろうか。【エンドチェック】
□ダックス・タックスと話をした□成長点ボーナス1点を得た【解説】
ダックス・タックスがPC1へシルベットの幸せについて尋ねるシーン。 このシーンに限らず、ダックス・タックスは全ての発言を本心から発している。薬品の影響下に置かれ、矛盾した言葉が並ぶことになるが、そのいずれもが彼にとっては本心なのだ。【クエリー2:群れの長】
【状況1】
シルベットの行方が判明した夜のこと、PC2のもとを、ダックス・タックスが訪れる。「よう」「話たいことがあるんだ。今、いいかい」 手には珍しく、酒瓶を持っていた。【状況2】
「PC1は、シルベットのことをこう言っていたよ……」 ダックス・タックスは酒を煽りながら、彼が聞いてきたと言う他の隊員の様子を、ぽつりぽつりと口にする。そうしてしばしの時が経った後、彼は君にこんなことをこぼした。「グラッジドッグスはこれからどうなると思う。また、新しい隊長が生まれると思うか」【状況3】
君の答えを聞き、酒が回ってきたのだろうか、ダックス・タックスはぽつりと尋ねた。「……レインドッグに帰ってきて欲しいと思ったことはあるか?」 どこか遠くを見るような、ぼんやりとした独り言のような語調で、彼は呟く。「パルメキスタンで、噂を聞いた。戦場を渡り歩く、凄腕の、犬の獣人傭兵の噂を」「レインドッグは生きてるんじゃないか。あの日、俺たちは奴が出ていくのを見送った。だが、それは本当に正しい選択だったのか?」「……これはチャンスなのかもしれない」 不穏な言葉だ。君は彼に何を言おうか。【エンドチェック】
□ダックス・タックスと話をした□成長点ボーナス1点を得た【解説】
消えたレインドッグに対するダックス・タックスの不穏な心理が表面化するシーン。 このシーンではあくまで、どこか不穏な雰囲気があるだけであり、決定的な出来事は起きないようにしよう。PC2が怒りを示すなら、ダックスは「すまない、弱気になっていたようだ」「馬鹿なことを言ったよ」などと言ってすんなりと引き下がる。【クエリー3:不穏な来訪者】
【状況1】
記憶を失ったシルベットは、グラッジドッグスではなく、自分を拾ったPC3を選んだ。 今、彼女は安心しきったような面持ちで、君の側で眠っている。その姿には、あれくれどもをまとめあげるグラッジドッグスの女リーダーの面影はない。 そんな夜遅くのことだ。 君の背後の暗闇から声がかけられた。「──PC3だな」「振り返らずに話を聞け」 正体を見せない来訪者は、君にこんなことを尋ねる。「お前は、拾ったその女をどうするつもりだ」【状況2】
■人道的な返事をした「……その言葉を、信用できたらよかったのに」「その女を譲ってくれないか。金なら言い値で払う」「彼女を自由にしてやりたいんだ」 声の主は君にそう申し出てくる。だがやはり、姿を見せはしない。 君は何と答えよう?【エンドチェック】
□謎の声の主と話をした□成長点ボーナス1点を得た【解説】
暗闇の声の主はもちろんダックス・タックスだ。 彼は理性的に発言しているように見えるが、すっかり薬品の洗脳下にあり、静かな狂気の中で「シルベットをグラッジドッグスから引き離すこと」と「彼女を自由にすること」に固執している。その上で、取引としてPC3に話を持ってきてはいるが、PC3がどんな返事をしても、それを本気で信じることができない状態にある。【リーサル1:記憶の行方】
【状況1】
PC3の返答を、来訪者は静かに聞き届けた。そして…。「そうか。……それじゃあ、やっぱり、あんただけは消さなきゃならないな」 次の瞬間、いつの間にか仕込まれていた爆弾が、隠れていたドローンが、君めがけて襲いかかってきた!(取引に肯定的な返事をしていた場合、引き取ってから。:「すまない、信用できたらよかったんだが。あんたを消さないと俺が安心できない」)【判定結果】
■判定1結果 シルベットの症状は、「ウェポンⅪ」という薬品を投与された際の容態によく似ている。 「ウェポンⅪ」は、「灰色の子供たち」という現人類のテロリスト集団によって開発された洗脳薬であるという。 投与された人間の人格を漂白し、その期間に与えられた情報で人格を上塗りすることにより洗脳を施す。主に内戦の多い発展途上国で用いられ、効率よく、かつ安価に兵士を量産するために使用されるという。シルベットはこの薬品を投与され、人格が漂白された状態にあるのではないかと考えられる。 72時間以内に解毒剤を投与しない限り、「ウェポンⅪ」によって漂白された人格は完全に上書きされ、修復が不可能になってしまうという。 シルベットが薬品を投与されてから、推定70時間が経過しようとしている。時間がない! しかし、この薬は日本国内では流通しておらず、速やかな解毒剤の確保は不可能だ。一縷の可能性は、シルベットに薬品を投与した犯人が、解毒剤を所持していることに賭けるのみである。【エンドチェック】
□リーサル判定を終えた【解説】
事件の原因と犯人が明らかとなるシーン。明言こそされていないが、事件の黒幕は「灰色の子供たち」。超人種の撲滅を理想として掲げる現人類のテロリストたちだ。超人種によって構成された傭兵組織・グラッジドッグスへの攻撃として、一連の事象を引き起こしていた。 ダックス・タックスの動機に関しては決戦前描写参照。【決戦:巣穴の主は誰だ】
【状況1】
PC1とPC2は、獄門トンネル崩壊の報告を受け、現地へと向かう。 何らかの手段で崩落したトンネルの中へと突入した君たちは、そこでPC3を追い詰めているダックス・タックスの姿を目にする。【状況2】
「来ちゃったか。バレちゃったんだな」 PC1とPC2と対峙しながら、ダックス・タックスは妙に落ち着いていた。「俺は多分、おかしいことをしてる。シルベットにひどいことをした」「グラッジドッグスはレインドッグの巣穴だ、だから俺の仕事は、巣穴を整えて、レインドッグに返してやらなきゃ……」 そこまで話したダックス・タックスは、しかし、不意に様子がおかしくなった。彼は困惑したように首を傾げ、虚空を見上げながらひとり続ける。「いや、違う、違う! おかしいんだ。分かってる。レインドッグが帰ってくるはずない、あいつは出てった! 分かってる! でも止まらない!」「頭の中のレインドッグが消えないんだ。あいつが帰ってくるって、おかしいのに、思えて仕方ないんだ。だからシルベットには出ていってもらわないといけない!」 支離滅裂な言動だ。明らかに、本来のダックス・タックスの様子からはかけ離れている。 PCたちは気付くだろう──彼は既に、パルメキスタンで「ウェポンⅪ」を投与され、洗脳されてしまっていたのだ。仕掛け人が「灰色の子供たち」か、そうでないかは分からない。だが、確かなことは、既に72時間以上が経過してしまっている彼は、もう元には戻せない! ダックス・タックスは矛盾した遠吠えをあげた。「解毒剤は俺が持ってる! だからお前たちをみんな殺す! だから、だから──」「──早く、俺を、止めてくれぇ!!」【戦闘情報】
【エネミー】
・“ザ・トレンチ”ダックス・タックス(後述)・タレット×1(後述)・ビット×4(後述)【エリア配置】
■PC初期配置 エリア1・エリア2■エネミー初期配置 エリア4:ダックス・タックス エリア3:タレット、ビット×4【勝敗条件】
勝利条件:ダックス・タックスの撃破敗北条件:味方の全滅【備考】
・特になし■ヘンチマン:ビット
【エナジー】ライフ:5 サニティ:なし(無効) クレジット:なし(無効)
【能力値・技能値】
【肉体】1 運動80% 射撃65%【精神】1【環境】1 科学80%【移動適正】地上・飛行
【パワー】
■エアボット属性:強化・装備 判定:なし タイミング:永続射程:なし 目標:自身 代償:なし効果:君は常に『飛行状態』として扱われる。君の『飛行状態』は解除されない。──無線式オールレンジ攻撃用兵器。墜ちるのは破壊された時だけ。■幹部:タレット
【エナジー】ライフ:30 サニティ:なし(無効) クレジット:なし(無効)
【能力値・技能値】
【肉体】1 射撃80%【精神】1【環境】1 科学80%【移動適正】タレットは自発的なエリア移動ができない。
【パワー】
■オートエイム属性:攻撃・装備 判定:なし タイミング:行動射程:3 目標:3体 代償:ターン10効果:目標は〈運動〉-20%で判定を行う。 失敗で〈PCの今いるエリア〉d6点のダメージを受ける(最低0)。──拠点を守る固定砲台からの追尾射撃。距離が近いほど威力が増す。■ボス:“ザ・トレンチ” ダックス・タックス
【エナジー】ライフ:60 サニティ:70 クレジット:60
【能力値・技能値】
【肉体】40 白兵:60% 射撃:80%【精神】20 追憶:75% 知覚:60%【環境】60 作戦:75% 科学:80%【移動適正】地上
【パワー】
■拠点設営属性:強化 判定:なし タイミング:永続射程:なし 目標:自身 代償:なし効果:君の与えるダメージに[+(ラウンド数)×2]、受けるダメージに[-(ラウンド数)×2]の修正を得る。更に、君は『加速[(ラウンド数-1)×2]』の効果を得る。これらの効果は君がエリア4にいる間のみ適応される。君がエリア4から移動した場合、累積した全ての効果は消える。──時間が経てば経つほどに、彼の『巣穴』は強くなる。【余韻】
【状況】
ダックス・タックスは倒れ、PC1とPC2は解毒剤を手に入れる。それをシルベットへと投与すれば、彼女はやがて記憶を取り戻していくだろう。記憶喪失中のことは、何一つ覚えてはいないようだ。 PC3とのやりとりや、ダックス・タックスの処遇について、シルベットとの今後などを自由に演出して構わない。【シナリオ成長点】
基本:6点クエリー:3点------------------------------=合計:9点