映像字幕コンペティション
Film Subtitles Competition
2022年度課題作品(2分41秒)
結果発表
最優秀賞
浦和実業学園高等学校
チーム名[たけきのこの山里]
優秀賞
日出学園中学校
チーム名[The Blue Moment]
優良賞
聖徳学園中学・高等学校
環境戦隊★Greenpeace
メッセージ
このコンペティションでは、「英語力」と「日本語力」の両方を磨いてほしいと思っています。「言葉の探究」です。英語・ドイツ語のような近い言語とは違って、日本語と英語の間には大きな距離があります。発音、文法、文字表記など、どれを取り上げて比較しても似ている部分はないですね。人気番組「プレバト俳句」でもわかる通り、助詞一つの使い方で伝わるニュアンスが変わる日本語と、意思疎通のためには配置・語順が重要な英語との互換は意外と難しいですね。俳句は英語文化圏でも評価されて久しいですが、どうしても置き換えられないことは多いし、通常の会話ですら進化した翻訳アプリでもどうにもならないことがあります。例えるならば、「永遠に結ばれることのない恋愛」みたいなもので、片思いの連続です。
そしてもう一つ、参加される皆さんに体験してほしいことは「協働」です。勉強は一人でコツコツとやるもので、孤独との闘いみたいな言説がありますが、それは受験のための昭和の価値観です。ハリーポッターや、ワンピースでも「仲間」、「協力」が大切とのメッセージを受けて取っているはずです。「学ぶことは別」ではないと思います。ぜひ、グループでのやり取りを生かして翻訳を完成してください。そして、そのやりとりのプロセスもプレゼンの評価になっています。
距離の遠い言語を学ぶ時、その「くせ」や特徴の違いを理解することで、アプローチやインストールがしやすくなると思います。正面から「英語」だけをまっすぐみるだけでなく、母語である日本語とも対峙する機会を通して、言葉に対しての視野を広げてください。
映像字幕コンペティションChief Director 唐澤博
応募特典
「シャープ Brain+」のウェッブ辞書の利用アカウントを提供
[対象] 応募したグループ全員 [期間] 申し込みから最終審査までの間
概要
[ 名 称 ] 映像字幕コンペティション(ジマコン)
Film Subtitles Competition(FSC)
[ 対 象 ] 主として高校生、中学生も参加できます。
[ 目 的 ] 異文化理解と日本語及び英語の表現力向上
[ 審査員 ]
<一次・二次審査統括>
光藤京子(FSC Technical Director)
<最終審査>
矢頭典枝(神田外語大学外国語学部教授)
山田優(立教大学異文化コミュニケーション学部教授)
吉田研作(上智大学名誉教授、審査委員長)
[応募方法]
3人で1チームとし、チーム単位で学校を通してご参加ください。
①申込フォームより、学校のご担当の先生がお申込みの上、ご入金ください。
②応募フォームより、チームごとに応募(字幕原稿の送信)してください。
*応募は1チーム1回のみです。再提出は認められません。
*正式にエントリーする前でも、「応募」ページから、日本語訳の制限字数やメモ蘭がついた「下書シート」がダウンロードできます。
[ 費 用 ] 1チーム 3,300円(税込)
[申込・応募締切] 2023年2月4日(土)23:59
[最終審査] 2023年2月23日(祝)時間は調整中 *オンラインを予定
[ 課 題 ] "The Great List of Everything - The Phone" (TOPページ上方に掲載)
[審査方法] 公開している審査基準(下方)に基づいて審査します。
一次審査:全応募チームの中から10チームを選定。
二次審査:10チームから5チームを選定。
最終審査:5チームのプレゼンを踏まえて、入賞決定。
[ 入 賞 ] 最優秀賞、優秀賞、優良賞
賞品
最優秀賞
図書券5,000円(日教販)
Brain+ 利用アカウント6年分
(大修館書店・シャープマーケティングジャパン)
スタバカード(国際教育ナビ)
*上記賞品はチーム全員に進呈。
優秀賞
図書券3,000円(日教販)
スタバカード(国際教育ナビ)
ウィズダム英和・和英辞典セット(三省堂)
*上記賞品はチーム全員に進呈。
優良賞
図書券2,000円(日教販)
スタバカード(国際教育ナビ)
新明解国語辞典(三省堂)
*上記賞品はチーム全員に進呈。
入賞を逃したチームにもFSC初回限定の参加賞を差し上げます。
TGGオリジナルキャラクター<エブリワン>のマスコット(Gakken)(外部リンク)
『ゾンビ英単語』(増進堂・受験研究社)
GEICオリジナルノベルティグッズ
審査基準
一次審査:次の1~6を評価のポイントとして、10チームを選定。
制限字数などの注意事項が守られていること
明らかな誤訳がなく、原文がきちんと理解されていること
日本語として自然、簡潔でわかりやすいこと
ストーリーとしての流れがあり、視聴者の頭に無理なく入ってくること
作品の意図や登場人物の特徴が十分に伝わってくること
リサーチや問題解決において、チームの努力や工夫が感じられること
二次審査:一次審査を通過したチームのうち、上位5チームを選定。
最終審査:
評価対象
・上位5チーム(ファイナリスト)の字幕を掲載した映像(GEICが加工)
・各チームが行うプレゼン(5分程度)
評価のポイント
視聴者の目線で「字幕のわかりやすさと日本語の表現力」「チームの熱意や努力」などを総合的に評価し、最優秀賞、優秀賞、優良賞を決定します。