厳冬期の赤城山

 

日時 2025年1月29日(水)

参加者 11名

 

行動記録 

1月28日 武蔵浦和22:00→関越自動車道経由 沼田インター→道の駅川場田園プラザ12:10到着→12:40就寝

1月29日 5:30起床→7:20道の駅出発→7:45川場スキー場→9:20赤城山おのこ駐車場→9:55赤城神社→10:20黒檜山登山口→11:50赤城山山頂→12:45赤城駒ケ岳→13:30赤城山駒ケ岳登山口→14:40見晴らしの湯→15:40見晴らしの湯発→18:20武蔵浦和駅

 

山行記録

28日予定どおりに武蔵浦和駅を出発しスムーズに道の駅川場田園プラザに到着。川場田園プラザは新しく綺麗でとても広い道の駅でした。その奥に駐車し仮眠する。氷点下の気温でとても冷え込みましたが、見上げると満天の星空。明日の天気に期待をしながら就寝しました。

 

29日起床後テントごとにお湯を沸かし朝食をゆっくりとり、川場スキー場駐車場へ移動。途中の道は綺麗に除雪してあり平日にもかかわらず何台もの車がスキー場に向かっていきました。

登山準備を終えスキー場フロントまで移動したところで飛び込んできた「本日登山不可」の文字。悪天候のためという理由ですが、目に映る景色は晴天としか思えず、ただただ呆然となりました。山頂付近は暴風という事らしくちゃんと情報を調べなかったのが悔やまれました。代表が転進先を思案し始めたところでソロの男性の登山者の方が「谷川岳は暴風のためリフトが動いていないため武尊山に切り替えたが…」との情報をくださり、では赤城山へと転進。1時間後くらいには赤城山ふもとの大沼を見渡せる駐車場へと到着しました。

再び登山準備をして黒檜山登山口へ向かう途中、凍った大沼の湖面では何人ものワカサギ釣りを楽しむ方々が。興味津々と話題にしていたところ古澤代表よりまだ一月中なので赤城神社で参拝しようとの提案があり、赤の映える美しい神社をお参りする事が出来ました。

黒檜山登山口でアイゼンを装着して登山開始。山道は地面も見え隠れする程度の雪で雪道というより凍った石岩をガリガリと噛みながら進んでいる感じでした。この積雪具合で樹氷は果たして見られるのだろうか。その気持ちは胸の奥に追いやり、遠くに富士山も微かに見え谷川などの雪化粧の美しい山々を楽しみながら歩みを進めました。

登山口から赤城山山頂までは標高差500m弱で、わりと最初から急登を上るのであっという間に山頂へ到着。山頂でも天気が良く展望も良いのですが、本日予定していた武尊山方面を見ると上空は重たそうな灰色の雲に覆われていました。その雲がこちらにやって来ない事を願いながら駒ケ岳へ出発。ここまではさほど風もなかったのですが、ここからは「赤城おろし」の強風が吹くとのMさんからのアドバイスを頂きしっかりアウターを着込みました。その通りの冷たい風にあおられながら35分程で駒ケ岳山頂へ到着。ここに来るまでに残念ながら樹氷は目にすることは出来ませんでした。

ここからは樹林帯となりやはり積雪も薄く、最後の方の鉄階段もむき出し状態でアイゼンが当たる音を響かせながら下り、赤城駒ケ岳登山口へ下山となりました。

アイゼンを外し、それまで一番最後を歩いていらした筈の代表を皆で何となく待っていたところ、代表はとっくに車に戻り下山後の支度をしているのに気が付き急ぎ追いかける事に。なんと素早いことか。

その後「見晴らしの湯」で温まり、武蔵浦和に夕方のうちに到着いたしました。

行く前でなく、到着してからの急遽の違う山への転進になったにも関わらず、スムーズに行き先を決めていただき進行していただきまして代表、ありがとうございました。

リーダー、本日ご一緒の皆様も有難うございました。お疲れ様でした。

 

記録R.N