初秋の大朝日岳


【期日】 2025年9月23日(火)〜24(水)

【参加者】 4名

【行動記録】

 

9月22日(月)

 武蔵浦和駅23:00出発東北高速経由3:00寒河江SA

 

9月23日(火)

寒河江SA5:00月山インター7:00古寺鉱泉駐車場7:05古寺鉱泉登山口7:1010:25古寺山10:3511:15小朝日岳11:2513:20朝日岳避難小屋15:0015:10大朝日岳15:2015:30朝日岳避難小屋

 

 9月24日(水)

朝日岳避難小屋5:107:00古寺山7:209:25古寺鉱泉登山口9:30古寺鉱泉駐車場10:05大井沢温泉湯ったり館11:00月山インター武蔵浦和駅18:00解散

 

【山行記録】

古寺鉱泉登山口から古寺山中腹までは樹林帯が続き、色々なキノコが見られた。最初の水場の一服清水はハナヌキ峰の中腹からの湧水とのこと。水場付近は広場のようになっており、休憩にちょうどよい場所になっていた。

古寺山へはずっと登りが続き、古寺山の肩に上がるまでは樹林帯で展望が少なかった。

古寺山へ急登まじりに登って行くと、2番目の水場、三沢清水に着いた。ここの水場は、古寺山の三の沢上部の水源からホースで引いている水場とのこと。ここの水場も広場のようになっており、ちょうどよい休憩場所になっていた。

古寺山山頂へ到着すると、小朝日岳山の眺めを楽しむことができたが、大朝日岳はガスでほとんど見えなかった。

小朝日岳へ登頂。山頂からは大朝日岳はじめ朝日連峰を一望できるが、ガスで上半分は隠れてしまっていた。それでもたまにガスが切れると広大な山脈を見ることができた。

小朝日岳を大朝日方向に下り、最低鞍部の熊越えを抜けると周囲の木々は潅木となり、ガスが多かったが見晴らしのよい稜線歩きとなった。

銀玉水の水場で食事用の水を汲んだ。10mほど降りたところにあり、冷たく澄みすっきりとした名水と言われている。

ここからは木製の枠に石を積んだ石段が少し続き、大朝日岳への最後の長い登りになった。

朝日嶽神社奥の院を過ぎ、いよいよ小屋へ到着。小屋の前には遭難対策で設置した鐘があり、鳴らすと大きな音が響いた。

小屋で寝場所を確保し、15時までフリータイム。小屋の周りで山の景色の写真を撮っていると、ソロ登山者の方がオコジョがいたと教えてくれた。教えてもらった小屋の裏の場所でしばらく探しながら待っていると岩の間からオコジョが顔を出した!動きが早くて場所を瞬時に変えながら顔を出したが、可愛い姿を何度も見れて、初めて写真撮影もできて感激。

 小屋に戻り少し休んでから山頂へ。山頂までは10分ほどの登りだった。残念ながらガスで展望は少ししか見れなかったが、登頂できた達成感を味わった。

小屋に戻り、懇親会と続けて夕食。夕食後にすぐに寝てしまったが、夕焼けが綺麗だと周りの宿泊者に起こしてもらい、小屋の外へ。夕焼けがとても美しくて感動した。

 

翌朝は小屋の前の朝日と雲海が美しくて感動。下山の稜線歩きではガスもなく、昨日は少ししか見れなかった雄大な山並みを堪能することができた。朝日に照らされた山々が大変美しかった。

さらに見事な雲海が広がってくるとともに滝雲まで見れて最高の山行になった。

下山後の温泉は肌がつるつるになる良い湯だった。

予定よりかなり早く帰れる見込みだったが、武蔵浦和駅まであと40分ほどの所で事故渋滞で1時間半のタイムロス。それでも18時に武蔵浦和駅に到着した。

 

朝日に照らされた素晴らしい景色を眺めながらの大朝日岳の稜線歩きは感動的でした。遠方まで運転して連れて行ってくださった代表、メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

 

記録 : O.E